(原題:THE OMEN)
【1976年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★★)
悪魔の子供ダミアンの恐怖を描いた3部作。
この作品はそのシリーズ第1作目となるオカルト・サスペンス映画。
6月6日午前6時。イタリアの病院でアメリカ外交官ロバート・ソーン(グレゴリー・ペック)は悲しみに暮れていた。妻キャサリーン(リー・レミック)が産んだ子供は、直後に死亡してしまったのだ。同じ時刻、この病院でもう一人の男の子が生まれる。母親は不幸にも出産と同時に息を引き取る。ロバートは他に身寄りがない男の子をダミアンと名付け、我が子として育てることにする。そしてダミアン(ハーベイ・ステファンス)は5歳の誕生日を迎えるが、誕生パーティの席で乳母が首吊り自殺を図って死んでしまう。困惑するロバート。新しい乳母のベイロック夫人(ビリー・ホワイトロー)がソーン家に雇われ、再び平穏な日々が戻ってきたかに見えた。そんなある日、ロバートの元にバチカンのブレナン神父(パトリック・トラウトン)が現れる。ブレナン神父はサミアンが悪魔の子であることを警告するが、ロバートはそれを取り合わない。動物園でダミアンを恐れる動物たちを見て、キャサリンはダミアンに疑いの目を向け始める。やがてブレナン神父が怪死をとげる。ダミアンの周りで起こる事件に興味を持ったカメラマンのジェニングス(デビッド・ワーナー)は、自分にも現れた前兆(オーメン)に恐怖しながら、ロバートと一緒にダミアンの出生の秘密を探り始める…。
何十年か振りに何回目かの鑑賞。
当時は監督は誰…とか気にしてなかったけど、リチャード・ドナーだよ!
リメイクを観た時に、記憶にあるオリジナルのシーンとまったく同じだったので完全リメイクというような書き方をしましたが、ちょっと違いました。
全編ほとんど同じのコピー作品です。
(だからストーリー紹介もコピー&ペーストです・笑)
しかもオリジナルをまったく越えようとしていないからタチが悪い。
やはり記憶通り、オリジナルの演出が素晴らしいです。
ジョリー・ゴールドスミスの声楽付きのテーマ曲(さまざまなアレンジあり)が流れると、その場面で悪しき力が働き始めていることを連想させる演出。
目のアップを多用して、俳優の目だけで演技をさせる手法。
キャサリーンが2階から落ちるシーンで、リメイクでは活かされていなかった怖い場面。
部屋の中で三輪車を漕ぎながらグルグルと回るダミアン。
それをただ見つめている乳母のベイロック。
ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲が流れ始める。
部屋のドアをそっと開けるベイロック。
勢いをつけて三輪車で廊下に飛び出していくダミアン。
もうこれだけで怖い良い演出です。
ホントにハリウッドはリメイクばかりですけど、リメイクから新しいモノを創り出そうとする良い作品もいっぱいあります。
「キング・コング」
「ポセイドン」
「蝋人形の館」
「悪魔の棲む家」
「テキサス・チェーンソー」
などなど。
コピーするだけで新しいモノを創ろうとしないなら、「エクソシスト」みたいにデジタル・リミックスして、当時は時代的にカットしてしまったシーンを追加したディレクターズ・カット版とか公開した方が良かったんじゃない。
それくらい、今観てもオリジナルの方が断然面白いです。
監督はリチャード・ドナー。
■第1作目のリメイク作品はこちら
■オリジナル作品のシリーズ続編はこちら
【1976年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★★)
悪魔の子供ダミアンの恐怖を描いた3部作。
この作品はそのシリーズ第1作目となるオカルト・サスペンス映画。
6月6日午前6時。イタリアの病院でアメリカ外交官ロバート・ソーン(グレゴリー・ペック)は悲しみに暮れていた。妻キャサリーン(リー・レミック)が産んだ子供は、直後に死亡してしまったのだ。同じ時刻、この病院でもう一人の男の子が生まれる。母親は不幸にも出産と同時に息を引き取る。ロバートは他に身寄りがない男の子をダミアンと名付け、我が子として育てることにする。そしてダミアン(ハーベイ・ステファンス)は5歳の誕生日を迎えるが、誕生パーティの席で乳母が首吊り自殺を図って死んでしまう。困惑するロバート。新しい乳母のベイロック夫人(ビリー・ホワイトロー)がソーン家に雇われ、再び平穏な日々が戻ってきたかに見えた。そんなある日、ロバートの元にバチカンのブレナン神父(パトリック・トラウトン)が現れる。ブレナン神父はサミアンが悪魔の子であることを警告するが、ロバートはそれを取り合わない。動物園でダミアンを恐れる動物たちを見て、キャサリンはダミアンに疑いの目を向け始める。やがてブレナン神父が怪死をとげる。ダミアンの周りで起こる事件に興味を持ったカメラマンのジェニングス(デビッド・ワーナー)は、自分にも現れた前兆(オーメン)に恐怖しながら、ロバートと一緒にダミアンの出生の秘密を探り始める…。
何十年か振りに何回目かの鑑賞。
当時は監督は誰…とか気にしてなかったけど、リチャード・ドナーだよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d7/89779c423c261650ce5b9ab1fe861040.jpg)
リメイクを観た時に、記憶にあるオリジナルのシーンとまったく同じだったので完全リメイクというような書き方をしましたが、ちょっと違いました。
全編ほとんど同じのコピー作品です。
(だからストーリー紹介もコピー&ペーストです・笑)
しかもオリジナルをまったく越えようとしていないからタチが悪い。
やはり記憶通り、オリジナルの演出が素晴らしいです。
ジョリー・ゴールドスミスの声楽付きのテーマ曲(さまざまなアレンジあり)が流れると、その場面で悪しき力が働き始めていることを連想させる演出。
目のアップを多用して、俳優の目だけで演技をさせる手法。
キャサリーンが2階から落ちるシーンで、リメイクでは活かされていなかった怖い場面。
部屋の中で三輪車を漕ぎながらグルグルと回るダミアン。
それをただ見つめている乳母のベイロック。
ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲が流れ始める。
部屋のドアをそっと開けるベイロック。
勢いをつけて三輪車で廊下に飛び出していくダミアン。
もうこれだけで怖い良い演出です。
ホントにハリウッドはリメイクばかりですけど、リメイクから新しいモノを創り出そうとする良い作品もいっぱいあります。
「キング・コング」
「ポセイドン」
「蝋人形の館」
「悪魔の棲む家」
「テキサス・チェーンソー」
などなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c8/65262242357119e7bf7215483a7ee535.jpg)
コピーするだけで新しいモノを創ろうとしないなら、「エクソシスト」みたいにデジタル・リミックスして、当時は時代的にカットしてしまったシーンを追加したディレクターズ・カット版とか公開した方が良かったんじゃない。
それくらい、今観てもオリジナルの方が断然面白いです。
監督はリチャード・ドナー。
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