ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

デッドマンズ・プリズン

2007年06月06日 | 映画(た行)
(原題:DEAD MEN WALKING)
【2005年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


閉鎖された刑務所内で繰り広げられる人類とウイルスに汚染された歩く死体たちとの死闘を描いたゾンビ映画。

南アフリカの製薬会社に勤めるトラビス・ディー(ブランドン・スレイシー)は、散弾銃で4人の男女を殺害し、ハーウッド重警備刑務所に投獄されることになる。しかし、身体の不調を訴えたディーは医務室に連れて行かれることになる。ディーは、ゴーリング医師(スコット・カーソン)に実験的な生物毒素に感染していることを告白し、大量の吐血を繰り返す。ディーの吐血を顔で受けたゴーリング医師は、ディーを独房に放り込むよう指示を出す。ディーは警務所員に連れられて行くが、途中で何人もの囚人たちに吐血を浴びせ続ける。そんなハーウッド重警備刑務所に疫病管理センター=CDCのサマンサ・ベケット(ベイ・ブルーナー)がやってくる。ベケットはマーラー所長(ロバート・ジェームズ)にディーの供述で不審な点があるので、面会を申し出る。やがて、ディーと一緒に護送された脱獄の常習犯ジョニー(ブリック・ファイアストーン)から、ディーに関する衝撃の事実が告げられる。一方、ディーの血を浴びた人間たちが次々とゾンビ化し始め、刑務所内はパニックに陥ることに。マーニー署長は刑務所を緊急閉鎖。ベケットは逃げる途中で出会ったジョニーと共に刑務所からの脱出を試みるが…。



TVドラマの「プリズン・ブレイク」がヒットしているので、それに便乗した映画かと思いきや、意外と普通のゾンビ映画でした。
でもこの【意外と】っていうのがネックなのかもしれません。



ここで登場するゾンビはウイルスに感染した人間で、感染後数分で死亡。
死んだ後は凄い速さで動き回り生きている人間の肉を求めるようになる。

ひとつだけ目新しいのは、ゾンビに噛まれなくても、その血を浴びただけでも感染してしまうという点。
だから銃でゾンビを撃って返り血なんかを浴びてはいけないのである。
(でもあんまり劇中でその設定は活かされてないけどね・苦笑)



ゾンビを撃ちまくる爽快感があるかといえば、そうでもなく…。
閉鎖された刑務所から脱出する緊張感があるかといえば、そうでもなく…。
いや、とにかく普通なんです。
ゾンビに対する特殊効果も頑張っていると思いますし…。

もうゾンビ映画で目新しいコトってできないんですかねぇ?

これを観ながら天の邪鬼のともやはいろんなことを考えてしまいました。
ゾンビは飢餓感を覚えて生きている人間の肉を貪ろうとする。
では、その飢餓感を覚えないゾンビというのはいないのだろうか?
ゾンビになっても人間を襲わないゾンビ。
人間の味方になるゾンビ。
まぁ、ゾンビが味方になっても、特殊能力持ってないしね…笑。



ちなみにこれが日本版のパッケージ。
主人公と思われるベケットは、こんなに勇ましくもないですけど(笑)。

監督はピーター・マーヴィス。


デッドマンズ・プリズン [DVD]

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゾンビ! (@KOBA)
2007-06-07 23:33:01
こんばんは!

確かに日本版のDVDのパッケージって
ヒロインが、決めすぎ!
こういう本編と違う印象のパッケージも好きですけど。
返信する
パッケージ (ともや)
2007-06-08 02:43:21
こんばんは、@KOBAさま♪
>こういう本編と違う印象のパッケージも好きですけど。
分かってて楽しめる分はいいんですけど、中には全然別物じゃん!…なんてのもありますからねぇ(笑)。
返信する

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