ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

わたしを離さないで

2010年10月20日 | 映画(わ行)
(原題:NEVER LET ME GO)
【2010年・イギリス/アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)


第23回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。
イギリスで活躍するベストセラー作家カズオ・イシグロの同名原作を映画化。
臓器移植用に人間のクローンが認められている、こことは違う世界。
選択できない未来を与えられた3人の男女が、普通の人間のように悩み成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。

田園地帯にひっそりと佇む寄宿学校ヘイルシャム。まだ幼いキャッシー・H(イジー・メイクル=スモール)、ルース(エラ・パーネル)、トミー(チャーリー・ロウ)は、ここで絵画や詩の創作に励んでいた。この施設は外界から完全に隔絶されており、生徒たちの身体の外と内の健康を特に気を使っていた。校長であるエミリー(シャーロット・ランプリング)は、生徒たちに常々『あなたたちは特別な存在である』と諭していた。そんな中、キャッシーはいじめられっ子のトミーに恋をする。しかしそんな想いを知ってか知らずか、親友だったルースにトミーを取られてしまう…。
やがて18歳に成長したキャッシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)はヘイルシャムを卒業し、コテージと呼ばれる施設で共同生活を送るようになる。ここで3人は他の寄宿学校からやってきたロドニー(ドムナル・グリーソン)とシャーリーズ(アンドレア・ライズボロー)と知り合う。ある日、ロドニーとシャーリーズから『町でルースのオリジナルを見かけた』という情報を聞いた3人。ロドニーの運転する車で5人は町へ向かうが…。




ロビン・ウィリアムズ主演のサイコ・サスペンス「ストーカー」(原題:ONE HOUR PHOTO)を手掛けたマーク・ロマネク監督。
そしてゾンビ映画「28日後...」(原題:28 DAYS LATER...)やSF映画「サンシャイン2057」(原題:SUNSHINE)の脚本を手掛けたアレックス・ガーランド。
この2人からこんな透明感のあるステキな物語が生まれるなんて…。

フィリップ・K・ディック原作のSF映画「クローン」(原題:IMPOSTOR)、ユアン・マクレガー主演の「アイランド」(原題:THE ISLAND)、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「シックス・デイ」(原題:THE 6TH DAY)などなど、クローン人間を題材にした作品は、SF映画では定番といってもいいだろう。
ただこの作品は、そういったシステムを打破するために、主人公がどうこうするというような作品ではない。
そういう世界に身を置き、人に臓器を提供するためだけに生まれてきた人間にも感情があり、恋もするし悩んだりもする…という、青春を描いた物語なのです。



もう、ひたすら号泣です。
ただこの涙は感動の涙ではなく、憤りの無い哀しみを伴った悔し涙。

物語は28歳になり介護人となったキャッシー・Hの独白から始まり、過去を回想していく形でストーリーは進められていく。
ヘイルシャムでの出来事=8歳。
コテージでの出来事=18歳。
そして離ればなれになった3人が再会する出来事=28歳。

彼らは3度の移植で身体が耐えられなくなり「終了」してしまう。
そんな彼らはコテージで聞いたある噂に希望を見出そうとするが…。

キャッシーを演じるのは、2009年「17歳の肖像」(原題:AN EDUCATION)で英国アカデミー賞・主演女優賞を受賞したキャリー・マリガン。
つい先日シャイア・ラブーフとの破局(?)報道があったばかりですね。
ルースを演じるのは、2005年「プライドと偏見」(原題:PRIDE & PREJUDICE)や2007年「つぐない」(原題:ATONEMENT)で高い評価を受けるキーラ・ナイトレイ。
現代劇に出演する彼女って、何だか久しぶりのような気がする。
そしてトミーを演じるのは、2009年「Dr.パルナサスの鏡」(原題:THE IMAGINARIUM OF DR.PARNASSUS)で曲芸師アントンを演じたアンドリュー・ガーフィールド。
彼は「スパイダーマン4」でトビー・マグワイヤの代わって、主役に抜擢されており、これからの活躍が期待されますね~。

イギリスのロンドンとノーフォークで撮影された美しい風景。
そして映画を彩るレイチェル・ポートマンの音楽が、たまらなく素晴らしいのだな。
ともやの個人的偏見かもしれないけど、イギリス映画のサントラにハズれはないです♪

監督はマーク・ロマネク。
脚本はアレックス・ガーランド。

全米興行成績(2010年9月公開):初登場ランクインならず

2011年春公開
公式HP:わたしを離さないで


Never Let Me Go(「わたしを離さないで」輸入盤サントラ)

Varese Sarabande

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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
カズオ・イシグロ
早川書房

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■マーク・ロマネク監督作品はこちら

ストーカー (特別編) (ベストヒット・セレクション) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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One Hour Photo(「ストーカー」輸入盤サントラ)
Johnny Klimek,Reinhold Heil
Trauma

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DIRECTORS LABEL マーク・ロマネック BEST SELECTION [DVD]

角川エンタテインメント

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大正製薬/リポビタンDハーフ

2010年10月20日 | 懸賞
本日届いたのは、大正製薬「努力・友情・勝利 ファイトイッパーツ! キャンペーン」で当選したリポビタンDハーフの10本セット(Wチャンス賞)。



おかしいなぁ?
このキャンペーンではデジタルハイビジョン液晶テレビが当たる予定だったんだけどなぁ…。
裏付けの無い自信がたっぷりだったんだけど、やはり競争率がハンパなかったんだろうなぁ。
地デジ化する2011年7月までに、何とかしてテレビ当てとかないとね♪

ま、とりあえず、これでしばらくは肉体疲労時の栄養回復に困らない…ぞと!


リポビタンハーフ 100ml*50本

大正製薬

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大正製薬 リポビタンD 100mlx10
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10月19日(火)のつぶやき

2010年10月20日 | etc.
05:47 from ついっぷる/twipple
ついっぷるくじのボタンを今日7403番目に押したなう。本日の賞品は「【音波振動ハブラシ ポケットドルツ EW-DS11】5名様」! http://z.twipple.jp/kuji/ #twipple_kuji
05:54 from ついっぷる/twipple
純米酒カレー「梵」を食べてみた。ほのかに漂う日本酒の香り。ぱくり。うむ! 何か純粋に「カレーに純米酒入れました」って味。調和が取れてない感じ。全部食べたけど、これ、あんまり好きじゃないかも~?
12:22 from ついっぷる/twipple
10/30公開「ストーン」ブログうpうp♪→http://bit.ly/cyJc1p ロバート・デ・ニーロ×エドワード・ノートン×ミラ・ジョヴォヴィッチの豪華共演♪
by tomoyaharada on Twitter


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