ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

パンプキンヘッド 復讐の謝肉祭

2008年12月23日 | 映画(は行)
(原題:PUMPKINHEAD:ASHES TO ASHES)
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


1988年「パンプキンヘッド」(原題:PUMPKINHEAD)。
1993年「パンプキンヘッド2」(原題:PUMPKINHEAD II:BLOOD WINGS)。
新たに蘇った伝説の怪物パンプキンヘッドの恐怖を描くモンスターホラーのシリーズ第3弾。

町医者のドク(ダグ・ブラッドレイ)は、火葬場を経営するダリア(リサ・マキャリスター)&バント(ダグラス・ロバーツ)姉弟たちを利用し、焼却する遺体を臓器売買や皮膚移植の材料として使っていた。死んだ娘も同じ目にあっていたことを知ったモリー・スー(テス・パンツァー)は仲間と"森の老婆"の元を訪れ、恨みを晴らしてくれる伝説の怪物パンプキンヘッドを呼び出してほしいと懇願する。モリーら4人の血を受けて復活したパンプキンヘッドは、復讐を果たすために、犯人たちを次々と血祭りにあげていく…。



ひえ~。
ともやの大好きなランス・ヘンリクセンが主演した「パンプキンヘッド」の続編が、最近になってまた作られていたとは~!
「2」は観ていないんですが、これは「1」から20年後の正当派の続編!



「1」で少年だったバントが、再び登場します。
しかも「1」で死んでしまったエド・ハーレイ(ランス・ヘンリクセン)が、バントに警告を与える幽霊役で登場♪
ま、普通のモンスター・ホラーなんですが、ランス・ヘンリクセンが出ているだけで好感度アップ♪

あらら、これって2007年に4作目「パンプキンヘッド 禁断の血婚」(原題:PUMPKINHEAD:BLOOD FEUD)も作られているのね。
意外と人気なのかしらん?

監督はジェイク・ウエスト。


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チェンジリング

2008年12月23日 | 映画(た行)
(原題:CHANGELING)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


1928年にロサンゼルスで実際に起こったコリンズ事件。
権力と暴力を振りかざす腐敗した警察と戦ったひとりの女性の姿を描いたヒューマンドラマ。

1928年ロサンゼルス。市長の専制的な政治基盤に牛耳られており、腐敗した警官たちが機関銃を手に問答無用の殺戮を繰り返していた時代。電話会社に勤めながら、9歳になるひとり息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)を育てるシングルマザーのクリスティーン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)。ある日、クリスティーンは休日を返上して仕事に向かうが、帰ってくるとウォルターの姿が家から消えていた。すぐさま警察に連絡するが、『捜索は24時間経ってからでないと行えない』と無下に断られる。その後もクリスティーンは各地の失踪者センターへ頻繁に連絡を取り、独自に息子を捜し出そうとしていた。それから5ケ月後。青少年課のJ・J・ジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)から『ウォルターが見つかった』という連絡があり、喜ぶクリスティーン。多くの報道陣に囲まれて対面の場に向かうが、そこに現れたのはウォルターとはまったく違う別の少年(デヴォン・コンティ)だった。クリスティーンはジョーンズ警部に別人であることを告げるが、警察の功績をマスコミにアピールすることしか頭にないジョーンズ警部は非を認めようとはせず、『あなたはショックで混乱しているだけ。子供の容姿は5ケ月もあれば大きく変わる』と主張し、強行的に少年をクリスティーンに押し付けてしまう。その後クリスティーンは何度もジョーンズ警部の元を訪れ、少年がウォルターより身長が低いこと、性器が割礼されていることを挙げ、本当の息子の捜索を依頼するが、もう事件は解決したこと…と話を取り合おうとしない。孤立無援になってしまったクリスティーンを助けようと立ち上がったのが、ラジオで警察の腐敗を市民に訴え続けるグスタヴ・ブリーグレグ牧師(ジョン・マルコヴィッチ)だった。そんな彼女を疎ましく思うジョーンズ警部は、有無を言わさずクリスティーンを精神病院に放り込んでしまう…。



タイトルのチェンジリングとは、"取り替えられた子供"という意味。
この作品は、「バビロン5」などで知られる脚本家のマイケル・ストラジンスキーが、ロサンゼルス市役所に埋もれていた記録からコリンズ事件の資料を見つけ出し、作り上げていったモノ。
腐敗した警察。
小さな町の保安官事務所…というならまだ分かるんだけど、当時のロサンゼルス市警がそこまで酷かったという事実には驚愕の一言。



この物語とは別にもうひとつの物語も語られていきます。
ジョーンズ警部の部下であるレスター・ヤバラ刑事(マイケル・ケリー)。
ヤバラ刑事は不法入国した少年サンフォード・クラーク(エディ・オルダーソン)を保護するためにロサンゼルス郊外にある農場に向かうが、それが発端で農場主のゴードン・ノーススコット(ジェイソン・バトラー・ハーナー)が過去に少年20人を惨殺していた事実を知る。
サンフォードはその被害者の中にウォルターがいたと証言し、2つの物語が絡み合っていく。

こういう腐った組織の中にも、ちゃんと正義を貫こうとする人々がいるのは嬉しいです。
普段はアクション女優と見られがちですが、「ジーア/悲劇のスーパーモデル」や「17歳のカルテ」、「マイティ・ハート/愛と絆」でさまざまな賞を獲得する演技派でもあるんですよね。
この作品でも息子を捜すため、権力に立ち向かう強い母親を演じています。

監督・製作・音楽はクリント・イーストウッド。
全米興行成績:初登場20位→4位→4位→5位→6位

追伸。
上映時間は2時間22分。
面白かったんだけど、長かった~。
最近の映画って本当に長くて、後半トイレに行きたいのをずっと我慢しながら鑑賞。
『そんなシーンいらないでしょ!』『もっと完結にポンポンって編集できるでしょ!』…など、モジモジしながら悶えておりました。
我慢しきれずにトイレに向かう人もいましたしね。
観る前は行きたくなくてもトイレには行っておきましょう(笑)。

2009年2月20日公開
公式HP:チェンジリング


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Clint Eastwood,Lennie Niehaus,Hollywood Studio Symphony
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サントラ
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