【2008年・日本】東京国際映画祭で鑑賞(★★★☆☆)
第21回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門 公式出品作品。
押井守が総監督を務め、4人の映画監督がソードアクションを題材に描くオムニバスムービー。
『キリコ』
妹キリコ(森田彩華)を人質に取られた女殺し屋キリナ(水野美紀)は、ボスのクモタニ(山口祥行)のもとに単身乗り込むが、キリコは銃で頭を撃ち抜かれ、キリナは日本刀で串刺しにされてしまう。半年後、キリコの身体に脳移植され蘇ったキリナは、日本刀を手に復讐を開始する…。
監督・脚本は辻本貴則。
『こども侍』
現代の城下町。のどかな城下町。小学6年生の机龍太郎(溝口琢也)は、父から長男の自覚と文武を厳しく躾けられていた。しかし父の死をきっかけに、妹の小枝(大野百花)と共に母の故郷に引っ越すことになる。龍太郎は早速マドンナの百合乃(今野真菜)や塩冶(神林秀太)と仲良くなるが、クラスのリーダー格・師直(木村耕二)による陰湿なイジメを目撃し、イジメを剣で解決してはいけないと葛藤する…。
監督は深作健太。
『妖刀射程』
いにしえの時代より二対の妖刀は、数多の手に渡り生き血を吸い続けた。明治時代末期。その内の一本の怪刀は、日本軍兵士の岩倉(辻本一樹)が持つ銃との融合を果たし、"鋼の魔物"と化す。そして現代。訓練中の警視庁特殊部隊SATチーム15名が岩倉によって惨殺される。ただ一人生き残った久住(石垣佑磨)は、"何か"に引き寄せられるかのように現場に戻り、岩倉と死闘を繰り広げる…。
監督・脚本は田原実。
『ASSAULT GIRL 2』
激しい雨が降り注ぐ荒野。丈高く生い茂った藪の中に、美しい女(藤田陽子)が気配を殺し鋭い眼差しを湛え伏せている。その手には、無数の呪文が刻まれた長剣。やがて接近してきた者(菊地凛子)の気配を察すると、長剣を抜いて一気に躍り出る。その刃を担う者とその刃に落とされる者との、宿命を背負った同士の激しい闘いが始まる…。
監督・脚本は押井守。
とにかくソードアクションにこだわりまくったオムニバス映画。
ひたすらアクションを追求した『キリコ』(写真・左上)
子供が主人公ながら、エグい描写の『こども侍』(写真・右上)
意外な銃=刀の設定で楽しませてくれた『妖刀射程』(写真・左下)
とにかく幻想的で格好良い『ASSAULT GIRL 2』(写真・右下)
意外にも楽しんでしまったのが、深作健太監督の『こども侍』。
登場人物の台詞は、活動弁士の山崎バニラが代弁。
昔風のサイレント映画っぽく、めっちゃ遊んでるなぁ~という姿勢が好感触。
深作さんには「スケバン刑事」の続編を早く撮ってほしいなぁ。
『キリコ』は冒頭で大好きな水野美紀が出てきて喜んだのもつかの間、すぐにいなくなってしまいます(涙)。
大沢在昌の「天使の牙」パターンです。
森田彩華は頑張ってるとは思うけど、動きのキレが…。
『妖刀射程』は銃と刀が融合し、衝撃波を銃のように発射する刀…という面白いアクションを見させていただきました。
あっ、主人公の人って、ちょっと前に酔っぱらって警官をぶん殴って逮捕された人なのね。
『ASSAULT GIRL 2』は一応続編なのかしら?
「真・女立喰師列伝」の「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」を観てないから、何とも言えない~。
でも食とは関係ないしな~。
オープニングとこの作品の音楽を手掛けているのは、川井憲次なんですよね。
音楽格好良ス!
2008年12月6日公開
公式HP:斬 -KILL-
■押井守監督の「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」が収録されている作品はこちら。
(やばい、まだこれ観てない!)
第21回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門 公式出品作品。
押井守が総監督を務め、4人の映画監督がソードアクションを題材に描くオムニバスムービー。
『キリコ』
妹キリコ(森田彩華)を人質に取られた女殺し屋キリナ(水野美紀)は、ボスのクモタニ(山口祥行)のもとに単身乗り込むが、キリコは銃で頭を撃ち抜かれ、キリナは日本刀で串刺しにされてしまう。半年後、キリコの身体に脳移植され蘇ったキリナは、日本刀を手に復讐を開始する…。
監督・脚本は辻本貴則。
『こども侍』
現代の城下町。のどかな城下町。小学6年生の机龍太郎(溝口琢也)は、父から長男の自覚と文武を厳しく躾けられていた。しかし父の死をきっかけに、妹の小枝(大野百花)と共に母の故郷に引っ越すことになる。龍太郎は早速マドンナの百合乃(今野真菜)や塩冶(神林秀太)と仲良くなるが、クラスのリーダー格・師直(木村耕二)による陰湿なイジメを目撃し、イジメを剣で解決してはいけないと葛藤する…。
監督は深作健太。
『妖刀射程』
いにしえの時代より二対の妖刀は、数多の手に渡り生き血を吸い続けた。明治時代末期。その内の一本の怪刀は、日本軍兵士の岩倉(辻本一樹)が持つ銃との融合を果たし、"鋼の魔物"と化す。そして現代。訓練中の警視庁特殊部隊SATチーム15名が岩倉によって惨殺される。ただ一人生き残った久住(石垣佑磨)は、"何か"に引き寄せられるかのように現場に戻り、岩倉と死闘を繰り広げる…。
監督・脚本は田原実。
『ASSAULT GIRL 2』
激しい雨が降り注ぐ荒野。丈高く生い茂った藪の中に、美しい女(藤田陽子)が気配を殺し鋭い眼差しを湛え伏せている。その手には、無数の呪文が刻まれた長剣。やがて接近してきた者(菊地凛子)の気配を察すると、長剣を抜いて一気に躍り出る。その刃を担う者とその刃に落とされる者との、宿命を背負った同士の激しい闘いが始まる…。
監督・脚本は押井守。
とにかくソードアクションにこだわりまくったオムニバス映画。
ひたすらアクションを追求した『キリコ』(写真・左上)
子供が主人公ながら、エグい描写の『こども侍』(写真・右上)
意外な銃=刀の設定で楽しませてくれた『妖刀射程』(写真・左下)
とにかく幻想的で格好良い『ASSAULT GIRL 2』(写真・右下)
意外にも楽しんでしまったのが、深作健太監督の『こども侍』。
登場人物の台詞は、活動弁士の山崎バニラが代弁。
昔風のサイレント映画っぽく、めっちゃ遊んでるなぁ~という姿勢が好感触。
深作さんには「スケバン刑事」の続編を早く撮ってほしいなぁ。
『キリコ』は冒頭で大好きな水野美紀が出てきて喜んだのもつかの間、すぐにいなくなってしまいます(涙)。
大沢在昌の「天使の牙」パターンです。
森田彩華は頑張ってるとは思うけど、動きのキレが…。
『妖刀射程』は銃と刀が融合し、衝撃波を銃のように発射する刀…という面白いアクションを見させていただきました。
あっ、主人公の人って、ちょっと前に酔っぱらって警官をぶん殴って逮捕された人なのね。
『ASSAULT GIRL 2』は一応続編なのかしら?
「真・女立喰師列伝」の「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」を観てないから、何とも言えない~。
でも食とは関係ないしな~。
オープニングとこの作品の音楽を手掛けているのは、川井憲次なんですよね。
音楽格好良ス!
2008年12月6日公開
公式HP:斬 -KILL-
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■押井守監督の「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」が収録されている作品はこちら。
(やばい、まだこれ観てない!)
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