ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ハッピー フィート

2008年03月22日 | 映画(は行)
(原題:HAPPY FEET)
【2006年・オーストラリア/アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


南極で暮らす皇帝ペンギンたちの世界を、歌と踊りで綴ったファンタジー・ミュージカル・アニメーション。

南極にある皇帝ペンギンの国。ここで大事なのは、自分だけの"心の歌"を見つけること。"心の歌"を見つけられないペンギンは、仲間として認めてもらえないのだ。そこで暮らすメンフィス(声:ヒュー・ジャックマン)とノーマ・ジーン(声:ニコール・キッドマン)の間に生まれたマンブル(声:E・G・デイリー)。しかしマンブルは筋金入りの音痴で、歌うことよりもダンスが得意だった。成長したマンブル(声:イライジャ・ウッド)は、メスペンギンのグローリア(ブリタニー・マーフィ)に好意を寄せるが、いまだに"心の歌"を見つけられないためにペンギン失格の烙印を押されてしまう。ある日、ひょんなことから遠い地に流されてしまったマンブルは、ラモン(声:ロビン・ウィリアムズ)をリーダーとする5人組のアデリーペンギン"アミーゴス"と出会う。そこでは格好良いステップで踊れることがペンギンとしてのステータス。自信を取り戻したマンデルはアミーゴスらと故郷に戻るが、長老のノア(声:ヒューゴ・ウィービング)から『最近魚が捕れなくなったのは、伝統をかき乱すマンデルのせい』と追放命令を受けてしまう。マンデルは、アミーゴスと怪しいイワトビペンギンの教祖を連れ、エイリアン=人間が棲息する地域へ向けて冒険の旅に出る…。



この作品は2006年度のアカデミー賞で、ピクサーの「カーズ」を抑えて見事長編アニメ賞を受賞したフルCGアニメーション映画。



コロニーを作って吹雪を乗り越える。
オスが卵を温めて、メスが餌を取りに行く。
などなど、ペンギンの豆知識が随所に盛り込まれています。
それにしてもペンギンの皮膚感も含めてリアルリアル。
あまり擬人化せずにリアル路線で行っているために、マンデル以外のペンギンの区別が付かないのがたまに傷(笑)。



それにしても、ペンギンの赤ちゃんはカワユスなぁ。
そんな可愛いペンギンの赤ちゃんが、タップダンスを踊っちゃうんだもん。
ニンマリですよ。



そしてペンギン・ミュージカル・シーンは圧巻です。
後半、マンデルが魚取り漁船に紛れ込み、水族館に行ってしまう場面は、ちょっとビックリしてしまいましたが…。
こんな展開想像してなかったもの。

最後、精気を無くしたマンデルが踊ることを思い出し、マンデルは一躍人気者になる。
それがどうして『マンデルの故郷が魚不足で窮地に瀕している』と人間に教えることになったかは、説明不足。
まぁ人間がマンデルのお陰でペンギンの生態に興味を持ち…って好意的に解釈しましたが。
…にしても、水族館の人気者なのに、発信器を付けて自然に戻すっていうのは、ちょっと納得いかなかったりします。
水族館の経営者だったら絶対そんなことしないでしょ。

ま、豪華な声優陣とペンギンダンスが楽しめたので、良しとしましょう。

監督はジョージ・ミラー。


ハッピー フィート [Blu-ray]

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ハッピー フィート 特別版(2枚組) [DVD]

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Happy Feet(「ハッピーフィート」輸入盤サントラ・コンピレーション)

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ハッピーフィート
ケイ・ウッドワード
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ハッピーフィート踊るペンギン大図鑑

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いつまでもともだち―ハッピーフィート なかよしペンギンえほん
シボン・シミネラ
近代映画社

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ハッピーフィート ダンシング マンブル

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カンフーくん

2008年03月22日 | 映画(か行)
【2007年・日本】試写で鑑賞(★★★★☆)

子供たちを洗脳して日本を支配しようとする黒文部省と戦う、カンフー少年の活躍を描いたファミリー・アクション・ムービー。

中国・少林寺で修行に励み、強くなるために三十六房の試練に挑むカンフーくん(チャン・チュワン)。あと少しで免許皆伝までこぎ着けたカンフーくんは、師匠からが最後の試練を言い渡される。『遠い国・日本へ行き、最強の敵を倒せ』と。師匠の気で日本に飛ばされたカンフーくんは、中華料理屋「ニュー幸楽」を営む太極拳の達人・泉ちゃん(泉ピン子)と出会う。泉ちゃんと孫娘のレイコ(藤本七海)に気に入られたカンフーくんは、「ニュー幸楽」に住みこんで最強の敵を探すことになる。そんなある日、日本の支配を目論む黒文部大臣(西村雅彦)がレイコの通う学校に現れ、レイコをさらっていってしまう。カンフーくんは仲間たちと一緒にレイコを助け出すため、黒文部省に戦いを挑んでいく…。



2000人の中から中から選ばれ、実際に武術学校で中国拳法を学んでいるチャン・チュワンくん初主演映画。
もうそのチンチクリンな可愛さは、リアル「ドラゴンボール」のクリリンみたいです~!



泉ピン子が中華料理屋「ニュー幸楽」�を営んでいたり、しかも太極拳の達人!
子供向け映画ながら、大人でも楽しめる小ネタが満載の面白さ。
実は脚本を手がけているのが、大地丙太郎なんですよね。
「おじゃる丸」「十兵衛ちゃん」「フルーツバスケット」などを手がける、アニメ畑ではコアなファンも多い神のような存在。
キャラクターの設定がアニメのようにシッカリしていているので、非常に分かりやすくて面白いのだ。



そしてキャスティングがまた面白いのよね。
矢口真里が演じるのは、レイコちゃんの同級生さゆりちゃん。
25歳なのに小学生役を演じても違和感のない微妙な世界(笑)。
まぁ、さゆりちゃんにはいろいろ秘密があるんですが…。
途中、顔を見せずに身体だけの出演も多く、『あ~、スケジュールが合わなくて代役を使ってるのね』なんて大人の事情も垣間見えたりして…(苦笑)。



黒文部省の面々もすごいです。
黒文部大臣に西村雅彦。
黒女教師に佐田真由美。
黒文部省の手下に武田真治、金剛地武志、桜塚やっくん、笹野高史など。

中でも佐田真由美のヒールっぷり(壊れっぷり)が、かなりツボに入りました。
「天使の牙 B.T.A.」でも派手なアクションを見せてくれましたが、この作品でも矢口と壮絶なバトルを展開してくれます。
でもこの2人の戦いはもうちょっと観たかったな。
DVDとかの特典映像でモリモリ入ってるとウレシス。

子供向け作品ながら、アクション監督を務めるのは、「笑う大天使(ミカエル)」や「マスター・オブ・サンダー 決戦!! 封魔龍虎伝」などの谷垣健治。
この人、ドニー・イエンとよく組んで仕事をよくする本格派。

多分「笑う大天使(ミカエル)」繋がりだと思うんだけど、上野樹里もゲスト出演してます。
『フェッフェッフェッフェッ』(←あっ、これは作品が違うね・笑)

監督は小田一生。
アクション監督は谷垣健治。

2008年3月29日公開
公式HP:カンフーくん


カンフーくん スペシャル・エディション

角川エンタテインメント

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吉祥三宝(映画「カンフーくん」主題歌)
吉祥三宝,布仁巴雅爾,王宝,奏万民等
FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC(PC)(M)

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