ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ミニミニ大作戦(1969年)

2005年09月24日 | 映画(ま行)
(原題:THE ITALIAN JOB)
【1969年・イギリス/アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★☆)


2003年にマーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン主演でリメイクされたアクション映画のオリジナルとなる作品。

2年振りにロンドンのキルメイナム刑務所から出てきたチャーリー・クローカー(マイケル・ケイン)。チャーリーはイタリアンマフィアに殺された親友のロジャー・ベッカーマン(ロッサノ・ブラッツィ)から、でかい仕事の計画を譲り受ける。それは中国からイタリアに輸送される400万ドルの金塊を、イタリアのトリノで奪うというモノ。イギリス国家・女王陛下のためという名目で、刑務所長ブリッジャー(ノエル・カワード)の協力を得て、大女が好きなコンピューターのプロフェッショナル・ピーチ教授(ベニー・ヒル)や凄腕のドライバーたちなどの仲間を集める。金塊がトリノ市に入った時、市の交通管制コンピューターを操作。交通マヒで大渋滞が起きた瞬間を狙って、チャーリーたちは金塊を盗み出す。渋滞する町中を移動する手段はイギリスが誇る名車ミニクーパー。イタリアのメンツをかけて警察やマフィアがチャーリーたちを追う。チャーリーたちは無事に逃げおおせることが出来るのか? 

一度鑑賞したことのある映画だけど、仕事のために再び鑑賞。
ここで、言えることは、面白い映画は何回観ても面白いということ。
基本的にのほほ~ん&まったりとした犯罪映画。
2003年のリメイク版よりこっちの方が断然好きです。
イギリスvsイタリアという図式なので、ミニクーパーを使っている必然性もオリジナル版の方がすんなりと受け入れられる。
トリノにおける強奪シーンでは、町のあちこちでチンクエチェントと呼ばれるフィアット500(「カリオストロの城」でルパンが乗っている車)が数多く走っているのも気に入った点。
そして逃走するミニクーパーが直径3メートルぐらいの下水管を疾走するシーンは、「ルパン三世」等に登場するような場面を実写でやっちゃってる感じ。
主人公のチャーリーが女好きって部分も、なんとなくルパン三世を連想させる。
クインシー・ジョーンズが担当した音楽もとっても長閑でユーモラス。
(サントラ欲しいなぁ)
時代的な背景が関係しているせいもあるんだろうけど、『えーっ、そんな終わり方?』ってラストも嫌いじゃない。
監督はピーター・コリンソン。


ミニミニ大作戦

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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The Italian Job
Various
Mca

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ふりむいてはいけない/平山夢明

2005年09月24日 | BOOK
本日読み終えた本。
平山夢明「ふりむいてはいけない」
様々な怪異を収集する平山氏が「POPTEEN」で連載していた怖い話19本と、書き下ろし17本をプラスした怪異譚。

健全な精神は健全な恐怖によって培われる。

ともやは凄い恐がりである。
恐がりであるが故に、怖い話が大好きなのである。
ゾクゾクする自分を楽しむ。
ドMなんでしょうね、きっと(笑)。

こういう本を読んでいると、引っ越しすることが怖くなりますよね。
その部屋で何が起きていたか判りませんもの。


ふりむいてはいけない

角川春樹事務所

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