【2005年・日本】DVDで鑑賞(★★★★☆)
PS版のロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーVII」の後日談を描いたフルCGムービー。
ゲームのエンディングから2年後。繁栄の極みにあった魔洸都市ミッドガルは、廃墟と化してしまったが、人々は再建への道を確実に歩んでいた。しかし、【星痕症候群】と呼ばれる謎の病が人々を苛んでいた。治療法もなく、冒された者を次々と死に至らしめるこの病は、希望を取り戻しつつあった人々の新たな脅威となっていた。元ソルジャーのクラウド・ストライフ(声:櫻井孝宏)とティファ・ロックハート(声:伊藤歩)は、デリバリーサービスを営みながらマリン(声:黒葛原未有)やデンゼル(声:池田恭祐)といった孤児と共に静かに暮らしていた。ある日クラウドは、カダージュ(声:森久保祥太郎)、ヤズー(声:岸祐二)、ロズ(声:乃村健次)の3人に襲われる。彼らはクラウドに問う『母さんはどこだ?』と。そして神羅カンパニーの社長から、そのカダージュたちから身を護ってほしいと護衛を依頼される。若くて凶暴なカダージュたち。やがて彼らの魔の手は、クラウドと共に住んでいた孤児たちにも伸びていく。彼らの目的は? そして彼らの言う『母さん』とは一体何なのか? 戦いを拒んでいたクラウドだが、否応なくその大きな戦いの渦に巻き込まれていく…。
ともやが唯一クリアしたことのある「ファイナルファンタジー」シリーズがこの「VII」である。
あまつさえ逆輸入版にあたる「インターナショナルバージョン」までプレイするほどの「VII」好き。
もちろん初回限定版を予約購入ですよ、奥さん。
お馴染みのバレット(声:小林正寛)、ヴィンセント(声:鈴木省吾)、シド(声:山路和弘)、ユフィ(声:かかずゆみ)、レッドXIIIなどもめっちゃリアルになって登場。
ヴィンセントなんかは、アメコミヒーローのスポーンみたいになっちゃってます(笑)。
カダージュが召還したバハムートとの闘いは、「サイボーグ009」か「幻魔大戦」を彷彿とさせるバトルを展開。
解かれていない謎というか、ツッコミどころは満載なんですけど、ネタばれになるので少々控えておきます。
フルCGになってどんなに凄いアクションシーンも1カットで収められるというのは判るんだけど、ハッキリいって見づらいことこの上なしでした。
止めの構図(アングル)はめっちゃ格好良いのに、アクションシーンになるとカット割りが変というか…魅せ方が格好悪くて非常にもったいない気がしました(特にティファとロズのアクションなんかは、ねぇ)。
元タークスの一員である、ルード(声:楠大典)とレノ(声:藤原啓治)の凸凹振りはかなり好印象。
サングラスを壊されても、ポケットから何度も新しいサングラスが出てくるルードには、『トシちゃん25才!』かよ! ってツッコミしまくり。
このリアルな表現については、ともや的にはちょっとNG。
イメージが出来上がっちゃってるんで、なかなか馴染めなかったなぁ。
(特にクラウドの眉毛がカットによって見えなくなるので、すんごい怖いの。めっちゃヤンキーみたい)
これを機会に「パラサイト・イヴ2」もCGムービーで作ってくれないかしらん?
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