(原題:STAR WARS:EPISODE III REVENGE OF THE SITH)
【2005年・アメリカ】劇場で鑑賞(ともや評価:★★★★★)
1977年に1作目が公開され始まった「スター・ウォーズ」サーガも、ようやく終演を迎える。
物語はクローン大戦の勃発の3年後から始まる。ジェダイ騎士であるオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)は、ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)にさらわれたパルパティーン最高議長(イアン・マクドーミド)の救出に向かっていた。アナキンはドゥークー伯爵を倒し、無事に議長を救出するが、グリーパス将軍を取り逃がしてしまう。帰還したアナキンの無事を喜ぶパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)は、アナキンに子供が出来たことを告げる。だが、アナキンはパドメが出産によって死んでしまう予知夢を見ており、その未来に起こる出来事に心を痛めていた。共和国内部で不審な動きをするパルパティーンを内定するように、ジェダイ評議会はアナキンに命令を下すが、パルパティーンに心を許していたアナキンは、逆にジェダイ評議会に不審を抱くようになっていく。暗黒面の力を持ってすればパドメを救うことが出来ると、パルパティーンに諭されていくアナキン。善き騎士でありたいと願いながら、苦悩するアナキン。そんな中、パルパティーン議長が暗黒卿のダーク・シディアスであることが発覚する。しかし、時はすでに遅く、共和国の実験を握ったシスは、銀河帝国を発起させ、ジェダイの騎士たちの抹殺に乗り出す…。
いよいよこれで終演である。
小学6年生の時に劇場で最初の「スター・ウォーズ」を観てから幾年月。
流行に遅れながらもようやく「EP3」を鑑賞。
結末は判っているので、過程を楽しむための作品。
…とはいいながらも、アナキンがダース・ベイダーになっていく過程より、共和国が銀河帝国になっていく様の方が面白かったです。
クローン・トルーパーのヘルメットがだんだんストームトルパーっぽくなってきたぞ…とか、共和国のアタック・クルーザーがスター・デストロイヤーじゃん!…とか。
でも「EP1」を観ていたときは、通称連合が帝国になっていくものだとばっかり思っていたので、「EP2」のクローン・トルーパー出現でちょっと混乱していたんだよね。
その謎も今作でばっちり解明されます。
それにしても、アニメ「スター・ウォーズ クローン大戦」やX-BOXのゲーム「スター・ウォーズ リパブリック・コマンド」で登場したグリーパス将軍の本作でのあの扱いの低さは何?
「クローン大戦」のグリーパス将軍を見たときは、うわぁ、あんなに格好よくて不気味で強いキャラが「EP3」で出てくるなんて…ダース・モールに次ぐ強敵出現じゃなぁぁい、とか思っていたのに。
もったいない、もったいない。
ゲーム「リパブリック・コマンド」では、グリーパス将軍に捕らわれたウーキー族を救出するクローン・トルーパーの物語が描かれていたけど、そういうサイドストーリーを知らないで観ると、ウーキー族やグリーパス将軍がいきなり出てくる展開に困惑してしまうんじゃないかな?
この辺のサイドストーリーも是非、実写で映像化していってほしいなぁ。
最後の方は『おぉ、つじつまを合わせてる合わせてる!』とニヤニヤしっぱなし。
監督はジョージ・ルーカス。
本当に「スター・ウォーズ」のTVシリーズを始めるのかしらん?
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