智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

つつじの季節

2017年04月29日 | 庭、四季の花
枝垂れ桜の足元では、「紫蘭」が咲き始めました。



「この花の名前は?」と姉に聞かれ「シラン」と答えると、
「えっつ!?智ちゃん、知らないの!?」と語気強く責められ、
「だっかっら!シ・ラ・ン!!!ムラサキのラン!!!」
「ゴッゴメン」と会話したことを、毎度思い出します。

「蘭」つながりで、こちらは「鈴蘭」ドイツスズランです



お向かいさんが「雑草化して手におえないから、処分している」
「えっつ!?いただきます!」と喜び勇んで植えましたが、
3年後、繁栄の一途をたどり、我が家でも雑草視され始めた


落葉性のミツバツツジと黒船ツツジが終わり、代わって常緑の

平戸つつじ 

透明感がある平戸つつじと異なり、マットなピンクの久留米ツツジ



目を休めるのに「ヒメウツギ」空木は別名「卯の花」



「卯~の花~の匂う季節が~」と歌ってから、真紅の久留米ツツジ



平戸と久留米が終わるころ、「皐月(五月)つつじ」の季節が始まります





スポーツジムのシャワーで指を切る

2017年04月26日 | 健康、バレエ、水泳
会員となっているジムのプールは、JR駅前ビルの最上階にあり、
三方向ガラス窓で景色が開け、富士山を高層マンションが隠して見えないことを除けば、
秩父の峰々を見渡せる眺望は「ホテルのプール」みたいで、実に清々しく泳げる。

プールを利用し終え、いつものようにシャワーを利用しようと水栓金具に触れたら、
左手に「ズキッ」と痛みが走り、薬指と中指が切れて血が・・・・
驚いて、親指でキレた箇所を止血して、「いったい、どうして!?」と
水栓金具をよく見ると、塗装とプラスチックが破断して、尖った金属が露出していた。

髪をシャンプーで洗っている最中の出来事で、右手だけでなんとか注ぎ洗い、
体をバスタオルで巻く動作のため、左手の止血を止めると、タオルが血で染まり、
気が動転してしまう。

濡れたタオルを絞るのも諦めて、バスタオルを巻きつけた状態でフロントに電話して、
手を切ったこと、至急、タオルと、バンドエイドを用意して欲しい旨、対応求めました。

応急手当を終え、着替えを終え、社員に水栓金具の対応処理を求めました。

合わせて、冷水プールの塗装がはがれ落ちており、
塗装の破片を踏んで、水でふやけた足裏を切る危険を感じていること、
また、剥がれて斑らになった壁面で、指を切りそうで怖いと感じていること、
迅速な対応と、責任者による文書の報告を求めました。

利便な立地で、利用客も多くて、繁盛しているジムなのに、メンテを怠るなんて、
健康になるために通っているのに、怪我をするなんて、ショックです。

主婦が指を切ると、水仕事に差し障り、調理の衛生面が心配になります。
二日間ズキズキしましたが、幸い化膿せず傷口もふさがり、安堵しました。

「もらい事故」は本当に嫌なものですね。

森林公園のネモフィラ

2017年04月25日 | 庭、四季の花
空の青と競うように、ネモフィラが咲き、

そよ風が吹くと、空色の花の海原にさざ波が立ちます。

あちらこちらで「ほ~~~ほけきょ!」

日曜日、武蔵丘陵森林公園で甥(小学3年生)とサイクリング。

一面ルピナスに覆われた林の木陰で、お弁当を開け



3時のおやつは、ポピー畑でソフトクリーム



甥っ子に「智子おばちゃん、自転車、遅いよ~」と責められますが、

太ももは筋肉痛で、これ以上はムリです・・・

YESTERDAY ONCE MORE

2017年04月25日 | 日記
幼い頃、両親のレコード棚から、

良く似た兄妹の微笑が印象的なLPカバーを取り出し、

黒いレコードをターンテーブルに乗せ、静か・・・に針を下ろし、

最初の、あの何ともいえないノイズから、前奏が始まり、

次々と軽快で、美しい旋律が流れ、意味は分からずとも、気持ちいいな~

「Every Sha-la-la-la-la~ Every wo-o-wo-o~」

と、このサビを一緒に歌っていました。

「Top of the World 」は、春爛漫、桜並木の下、

スキップしながら歌うのが似合います。


父が音響メーカーに勤め、クラシック好きの母のためにレコードを買い集め、

その他、演歌やジャズ、シャンソンなど様々なジャンルが棚に入っており、

家族一緒に、楽しんでいました。

カーペンターズを聞くと、幸せな子供の頃を、懐かしく思い出します。

お題「印象に残っている絵本は?」

2017年04月21日 | 日記
何度も読み返したのは「人魚姫」。

恋する人が住む、地上の世界へ行くために、魔女と取引をする。

2本の足を得た引き換えに、

一歩を踏み出す毎に、ナイフを突き立てられる痛みに耐え、

美しい声を失い、王子に「あなたを助けたのは私」と言えない。

そして、王子の愛を得られなければ、死ぬ、と。


王子が、命の恩人と誤解した別の女性に惹かれていくのに、

どうすることもできないまま、ついに王子は結婚してしまう。

その夜、人魚姫の姉たちが、ナイフを手渡し、

「この短剣を王子の胸に突き刺せば、あなたは人魚に戻れる。」

人魚姫は、新婚初夜を迎えた王子夫妻の寝室に入り、

王子の寝顔を見入り、短剣を持ち上げるが、

「私には、できない・・」海に飛び込み、泡となって消えてしまう。


幼かった私は、何度も読んでは、繰り返し考えました。

家族を捨て、自分の住む世界を捨て去り、痛みを抱え言葉を失ってでも、

誰かを恋い焦がれ、最後は自分の命を捨てる、激しい感情の世界を、

いつか、自分も経験するのだろうか・・・

自分が人魚姫だったら、どうするだろう・・・


大人になって、ディズニー・アニメ映画「リトル・マーメード」を見たとき、

アメリカ映画にありがちな勧善懲悪、お気軽なハッピーエンドの

あまりにものの「軽さ」に、喜劇からは、何も心に残らないのだな~と、

古典「人魚姫」の悲劇に、改めて感じ入りました。




お題「地図を読むのは得意ですか?」

2017年04月20日 | 日記
進行方向と地図の方位が逆でも、把握できます。

女性は地図を読むのが不得手な人が多い、という話は聞きますが、

周囲の女性を観察すると、そうかも・・・と思います。

仕事上、あちらこちらの公園に車で向うのですが、

職場の他の女性達は、地図を逆さにしても「分からない」

「迷子になる」など言っていました。


ただ、植木職人の親方が

「山奥で、日が差さなくても、方角を見失わない」

と言うのを聞いて、

さすがに、私には体内コンパスは無い、と思いました。


以前、人類の進化を紹介するNHK番組で、

太古の昔、男性は狩りで遠出をする為、方向感覚が優れ、

女性は出産後、赤子を世話するために、視力の近視が進む、

などと紹介していましたが、なるほどな~と感じました。


今は、記憶力が若いころより相当落ちて、

地図でもカーナビでも、一瞥だけでは不安で、

何度も確認して、「歳をとる」ってこういうことか・・・

と思うこの頃です。


歌の翼にあこがれのせて

2017年04月15日 | 読書、観劇、映画
甥っ子(小3)のピアノ発表会リハに、姉の代わりに付添してきました。

習い始めて4か月で、私も初めてお会いするので、どんな教師なのか、とくと拝見しました。

先生はソプラノ歌手でありピアノ講師でもありますが、

基礎的な技術はもちろん、歌う心を大切にする先生でもあることが分かり、安心しました。


私は、技術を見せびらかすように演奏するのは、音楽家ではなく技術屋。

つまずいても、高らかに歌い上げる心、想いがあふれるような音色を、奏でるのが「音楽」と思います。

聞いていて共感できますし、心の中で一緒に歌っています。

類は友を呼ぶのか、生徒さんは親子や兄弟姉妹で連弾したり、

他の発表者の演奏も、皆熱心に鑑賞して、大変家族的な雰囲気でした。


甥っ子自ら習いたい希望を申しましたので、

生徒枠の空きの順番待ちのところ、私は姉に一計を授け、

「月1回でいいですから、自宅で補習させますから」(姉も多少は弾けますので)

と先生と交渉し、まず、甥っ子マー君を先生に引き合わせたら、

きっと先生はマー君を気に入って、月4回に替えてくれるでしょう・・・


その通りとなりました。


今は、姉に声楽を学んだら? とけしかけております。

まずは、姉の健康のため、もうひとつは子供と共に学びあう時間を作るため、

本当は私が学びたいのですが、往復3時間の運転する体力が、今の私には無いのが残念です。


更年期に負けない為、大塚製薬の「エクエル」を飲んでいます。

2017年04月14日 | 健康、バレエ、水泳
更年期(閉経の前後の10年ほど)のつらい症状は、個人差があるようですが、

私の場合、後頭部の「のぼせ」を通り越して、ひどい頭痛となり、思考停止の日々が続くので、

婦人科医に、女性ホルモンの補助剤シートを処方してもらいました。

シートをお腹に貼ると、すーっと頭から鈍痛が消えていきます。

更に、医師から「副作用がなくて安全だよ」と大塚製薬の「エクエル」を勧められ、飲むことにしました。


大豆製品は女性にいい、という通説がありますが、

大豆イソフラボンを摂取して、女性ホルモンに似た「エクオール」に消化し吸収できる為には、

ある腸内細菌を持っていることが前提で、日本人の二人に一人は、持っていないそうです。



さて、大塚製薬に購入を申し込むと、尿検査キットも同時に届き、腸内細菌の有無を調べてくれてます。

結果、私はありませんでした。

どうりで、せっせと毎日、納豆やら奴豆腐を食しても、「女性にいい」とはならない訳です。


企業の自作自演では?と半信半疑で、2~3か月飲み続けますと、シート薬を張らなくても普通の生活ができ、

更に、不思議なことに、以前よりお酒が少し、飲めるようになってきました・・・

ビール5ccから10ccに増えた程度ですが、一口から三口になって、ゆっくり味わえます~


「女性ホルモンが減少する閉経後、骨粗しょう症になるリスクが上がる」のは衆知ですが、

最近、医療紹介記事で、「お酒飲めない女性は、飲める女性より骨粗しょう症になる率が高い」と目にして、

もしかして、もしかすると、

この腸内細菌を持っている人と、お酒を分解する酵素を持っている人と、因果関係があるかも・・・

と思って、大塚製薬のお客様の声に投稿してみます。


更年期障害って、「働いたり、忙しくしている内に、忘れるものよ~」と言われると、

目も開けていられない頭痛に苦しむ私は、「個人差だよ!」と内心毒づきたくもなり、

エクエルを飲み始めて「忘れられる」程度のホットフラッシュに抑えられており、有りがたい限りです。




還元型コエンザイムQ10を飲む

2017年04月13日 | 健康、バレエ、水泳
朝日新聞の記事で、癌免疫薬オプジーボと、細胞内のミトコンドリアを活性化する薬を併用すると、

がんを攻撃する力が強まる可能性があることを、紹介していました。

また、別の媒体では、癌に罹患した臓器は、ミトコンドリアの活性度が低い、とのこと。


そこで、ミトコンドリアの活性化に役立つ栄養補助剤コエンザイムQ10を、夫婦で取ることにしました。

因みに、コエンザイムQ10は、当初、心臓動脈血管系の治療薬として開発されたのが、

大量生産の技術が可能となって、ビタミン剤として出回る様になったそうです。


以前は資生堂の酸化型COQ10を飲んでいましたが、

夫も飲むということで、これを機に、還元型のカネカと協和発酵の2社を比較して、

協和発酵を定期購読することにしました。

夫は癌を、妻の私は血管系疾患を恐れていますが、

「飲んでも、罹るときは罹るもので、その時「効果なかったじゃない!!」と怒るのではなく、

「もし飲まなかったら、その病気に、半年や数年、早く罹患していたかもしれない。」

と考えるつもりで飲んでね」


と夫に申し伝えております。

庭の改造ーその2

2017年04月12日 | 庭、四季の花
2013年に、玄関正面の北の窓から見える景色を、竹垣で修景しました。

廊下正面から、建仁寺垣の袖垣



廊下の左手から納屋方面、建仁寺垣



あれから4年経ち、棕櫚縄が腐りましたので、

2017年版は、御簾垣の袖垣



左手から御簾垣を眺める



にリフォームです。

材料が余ったので、斜め格子の光悦寺垣を別のところで作ってもらいましたが、後日UPします。




缶の底のビールと、トイレット・ペーパーに石鹸

2017年04月11日 | 日記
夫は、毎晩350ccの缶ビールを2本、晩酌の楽しみとしていますが、

缶の底にわずかに残ったビールを、私は小さなグラスに注ぎます・・・

私はアルコールに弱いので、5ccも飲めば十分ぽかぽか温まります。

夫は最初の頃、大笑いして「安上がりだな~」とか「外では恥ずかしいから、絶対するなよ~」

とからかっていました。


甥っ子が遊びに来て、トイレでペーパーを詰まらせました。

そこで夫と私で、お尻の拭くときのペーパーの長さや使い方を、甥っ子に指導しようと、

事前リハーサルのため、二人でトイレにこもりました。

まず夫に「どうやって使っているの?」と訊ねると、

20cm長のアコーディオン状に、端を揃えて几帳面に往復を繰り返し、最後半分に折って10cm四方の正方形に整えます。

「すごいね!」と思わず感嘆して、「私はこうよ・・・」と実演しますが、夫の3分の1の量しか使用していません。

・・・・一瞬、沈黙が流れ、歩み寄れないことをお互いに暗黙下で了解しました。


別の場面で、夫が「石鹸が小さくて使えないから、補充して~」というので、

夫に新品の石鹸を渡し、私は小さく薄くなった石鹸を手に取り、

タオルの中央に置いて、両手でタオルを折り、タオル越しに石鹸をこすり、泡立てましたら、

夫が「すごい!!!!そうすれば、石鹸を最後まで使えるね!」

夫は、左手でタオルを持ち静止させ、右手でつかんだ石鹸を動かして、擦り込んでいましたので、

持ちづらい小さいサイズになると、ゴミ扱いしていました。

しかし、夫はその後も流派を変えず、

私はボディーシャンプー派ですが、夫が使って小さくなった石鹸を、私が最後に使い切る流れとなりました。




お庭の一部改造

2017年04月09日 | 庭、四季の花
60歳までは、お庭の草むしりを頑張ろう!とバレエで鍛えてきましたが、

藪蛇となり腰を痛め、この春から職人さんにお願いすることにしました。

そのついでに・・・・



水仙の後ろにあるブラッシの木が、暴れて始末に負えないので、



撤去したことで、ブラッシの木の後ろにもある水仙とも繋がり、拡がり感がでました。

抜根した植穴にも、水仙を移植しましたので、来年は「一群の水仙」となって迫力を増すことでしょう。

掘り出したブラッシの木は、「どんなに暴れてもいいよ~、ここで大きくおなり~」

という適した場所に移してあげました。

水仙の背後のピンク色の花は、「ハナカイドウ」



中国で暮らしていたころ、この花に慰められました。

ハナカイドウは蕾が濃い紅色で、夜、小さなぼんぼりが、沢山ぶら下がって見えて、可憐です。

夫は、「一番好きな花かも・・・」と言って、昨晩、ひんやりする夜空の下で眺めていました。

マグノリアの花たち

2017年04月08日 | 庭、四季の花
「マグノリアの花たち」なる映画が上映されて、嬉々として見に行ったら、

マグノリア(木蓮)とは何にも関係なくて、がっかりした記憶があります。

残念に思った私、庭には、マグノリアの仲間たちを植えることに決めていました。

まず、白木蓮が春は真っ先に咲き



お次は、辛夷が(左手)



三番手に、カラス木蓮。



赤紫のビロードのような質感の色は、シックな装いのマダムみたいです

最後に、5月ごろ咲くのは、からたねおがたま



常緑で花は小さくて目立ちませんが、バナナのような甘い果実の香りが漂います。


タイサンボクも植えたいな~・・・とダメモトでつぶやきましたら、

「大きくなるからダメ」と鶴の一声で却下となりました・・・

今年は、「姫辛夷もしくはシデコブシが欲しいな~」とつぶやいてみました。

一か八かではなく、二や三を探る

2017年04月07日 | 日記
お風呂の温度は、ヒートショックにならない様に38度が良い、

と推奨する専門家もいれば、

免疫力活性化には42度がお勧め、

という医療関係者の声もある。


こんなとき、どちらか?

二者択一に思考が狭まれがちですが、こんなときこそ、

一か八かではなく、間の二や三や四など、途中の方法についても考えてみる様にしています。


私の場合、最初は38度設定にして、冷えた体をまずゆっくり温めて、

次に追い炊きをして、自分好みの41~42度にまで温度を上げます。

神経痛など痛みがあると、38度などで長く浸かっても、痛い個所が消えずイライラして、

温度を上げると、長時間浸っていられませんが、痛みが消えて楽になるのです。


真冬でも冷えない知人は「カラスの行水」で風呂入るとのぼせるそうですから、

専門家の一般論は参考として、自分の体質と相談して、いいところを採用するのがいい、と思うのです。



糖質制限・炭水化物制限についても、専門家が相反する見解を述べて、

どっちが正解なの?と迷うところですが、

脳の栄養は糖であり、糖類を制限すると脳が痩せて、ボケの原因になる、という見解も参考にして、

脳を活性化させたい朝、一番頭を働かせたい昼間のために、

朝食と昼食は、果物など即効性のあるものと、炭水化物など遅行性のものを食すようにして、

夜は控えるようにしています。

たんぱく質も、私の場合、すい臓が強くないので、

昼間に肉類、夜は魚や大豆類だと、もたれないので、良いのですが、

元気な夫が満足するように、調整するのが大変ですが、工夫するようにしています。