智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

上野公園でお花見

2015年03月30日 | 庭、四季の花
日曜日に、「上野公園でお花見しましょ!」

と夫を誘い出かけましたところ、

花は正に満開のタイミングですが、

人が大勢で、歩道は満員列車さながら、

木の根元には、酒席の酔客が陣取り、

いや~、人、人、ひと~~の多さに、驚くばかりでした。

しかも、中国語、ハングル語、ヒンズー語にスワヒリ語、ヨーロッパ各国の言語・・・

上野公園が、こんなにインターナショナルになるなんて、想像しませんでした



私が、もう、恐れなして、夫に腕を組ませてもらいましたが、

いつもは、抵抗され腕を振り切られるのですが、この日は、私が迷子になるのが面倒だったのか、

夫は大人しく、腕を組まれたまま、私を連れて歩きました。


腕を組んでのお散歩に、デート気分は高まり嬉しいのは一瞬で、

人ごみに酔いそうで、早々に切り上げましょう~、と夫を促しますが、

どういう訳か、夫はずんずん歩を進め、引き返そうとしません。


「あきちゃん、道は分かっているよね・・・」

「ああ、大丈夫。ほとんどのエリアで仕事したから。」

ああ、そうか、ここは夫の仕事の現場でもあった・・・・

「あきちゃん、あの道はスゴイ人だから、別の道を通ろうか・・・・」

夫は、私の腕を組んだまま、その満員ラッシュの道に入っていきます。


しばらく、のろのろ歩いた後に、階段を上り高台に出て

夫いわく「この一帯の木を、全部、移植して植えたんだ」

そうか! 夫は私に、自分が手がけた仕事を見せたかったのか!!!


私も、この方面の仕事をした者として、木々の活着具合や、樹勢を判定して、

「もう、問題なく、全部、ちゃんと咲いているね!!!」と褒めました。

桜は移植が難しい木であり、移植後、弱り枯れることがあるのですが、

夫は、全て枯らすことなく、元気に根付かせました。

その木々の下で、人々が楽しそうに飲んで食べています。


更に、桜のアーケードとなっている目抜き通りに来て、

「ここも全部だ」

堂々とした並木に育って、大勢の外国人が写真撮影に興じています。


人ごみが大嫌いな夫が、腕を組んで歩いたりするのが苦手な夫が、

胸を張って、誇らしげに私に紹介して、

人々が花見をする様子を見て満足していました。

花束を贈る

2015年03月27日 | 庭、四季の花


甥っ子長男のピアノ発表会にて、

ヤマハ音楽教室から各自花束を持参すること、とお達しがあり、

叔母の私、早速、近所の行きつけのお花屋さんに朝一で伺い、

いつものように花を選出して、自分で束ねて、

ラッピングはお店の亭主にお願いして、出来上がりです。


自分で言うのも何ですが、段々、束ねるのが早く上手にできるようになってきました。

お彼岸で、お墓にお供えする花束も6束作りましたが、親戚の叔母から「立派」と褒められました。

お花屋さんにお任せするより、楽しいですし、

自己満足ですが・・・綺麗に仕上がります。

めで鯛の反響

2015年03月05日 | 甥っ子の成長を見守る
先の「めで鯛」

実家の母と甥っ子達に見せましたところ、

母は「魚拓?」と聞いてきますし、(魚拓:釣った魚に墨を塗り和紙を押し付けて作る)

甥っ子次男M君に至っては、「僕も描く!今度、書道教室で、筆で描く~」

ちょっと待った「まーくん、書道教室ではね、絵を描いちゃ、だめよ。 家で 描いてね!」


それから、数日後、「智子おばちゃん!見て~」

M君は墨と筆で描いた手作り小冊子を持って来ます。

「これはヒラメね」「うん!」

「これはメダカね」「うん!」

「よく描けているね~!もっと描いて、見せてね」「うん!」


子供は大人が楽しむことを、自然と楽しむものですね