智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

甥っ子のお誕生会

2017年06月26日 | 甥っ子の成長を見守る
日曜日、甥っ子9歳のお誕生日を祝って、甥っ子のリクエストに応えて、人形町にある回転寿司「三崎港」に行きました。
私は「回転しない」お店で食事したいので、なにげに別のお店を誘導したのですが、子供たちのたっての願いに負けました。

私と夫は、お中元選びで日本橋から人形町へ向い、待ち合わせの時間まで、人形町をぶらぶら散歩しました。
「今半」ですき焼きコロッケなど各種買い求め、「人形焼」は閉まってしたので「どら焼き」を買い、
古くからの裏道や路地を探索し、団体外国人観光客のいない人形町は日本橋同様に、居心地の良さを感じました。

時間通り店に入りますと、夕方なのに満席に近く、
「6名で、甥っ子が誕生日で、三崎港で食べたいというものですから」と店員に申しますと、
店員2名が店内見回し、テーブル席は4名掛け用なので、カウンター6名つながりで、席を用意してくれました。

この近くにある塾に通う、11歳の甥っ子も合流し、
この三崎港が子供たちの間で評判だそうで、「このお店は まぐろ が美味しいんだよ」と教えてくれます。
そして、食したお皿の枚数は、夫を上回り、食べ盛りの男の子の食べっぷり、成長に目を見張りました。
「お母さん、高いまぐろを頼んでもいい?」と親の懐まで心配します。

夫は、翌日の仕事を気にして、人形町でお別れしようと考えておりましたが、
甥っ子に「おじちゃん、この後、一緒に、アイスクリーム・ケーキを食べようね、一緒に帰ろうね」
と誘われると、やはり断れません。

私の車と、タクシーに分かれて実家に向いますが、
清洲橋通りの前方で、物々しい数の警察や消防のランプが点灯し、私は規制渋滞を避け迂回しましたが、
夫と9歳の甥が乗るタクシーは、一足先に直進し、現場の横を通過した様でした。

マンションの駐車場で、先着の夫と甥と合流し、
私が「火事かな?」と問うと、
夫が声を低くして「いや、交通事故だ、しかもあれだけの規制を掛けているから、重大事故、恐らく、死亡事故」
私は「もしかして、被害者を見たの?」
夫「いや、救急車で運ばれた後だった、だけど、トイレットペーパーとか散乱して・・・血だまりが・・・」
私「ええっっ!?・・・まあくんは見たの?」
夫「見たと思う・・・」夫も甥も、顔色が青白い。

感受性も鋭く記憶力もある、甥の心に、これは深く残ってしまう、との懸念が一瞬に沸き起こりましたが、
起きてしまったことは避けられない、と思い直し、
甥の二人に向って、「智子おばちゃんが、君たちに自転車を、この辺で乗ることを、禁じている訳が分かった?」
「街中で自転車を乗ると、このような事故に合って、命を落とす。だから、森林公園の自転車コースに連れて行っているのよ」
甥達は口々に「自転車に乗ってないよ」「歩いてサッカーに行っている」と言う。

実家に到着し、甥も気分を変えて、「見て!見て~!これ自分で作ったの!」
大きなカレンダーの裏の白紙に、「おたんじょうかい 席順 」
楕円形のテーブルの席が図示されて、本日の主人公まあくんを中心に
おじちゃんが左、おばちゃんが右 となっています。

これには、智子おばちゃん、ぐっときました。

やたらと甘すぎる、サーティーワンのアイスケーキに、皆で唸り声を上げながら、
「次回は、智子おばちゃんが、用意するわ」ゴディバかハーゲンダッツで探したい。

8時になると、甥たちが「おじちゃん、NHK見るでしょ?」と
大河ドラマ「直虎」で、おじちゃんを更に引き留めようとします。
夫が「まあくん、大河ドラマ見られるようになったの?怖くないの?」
甥「怖いシーンになったら、見ないようにしているの」
甥は殺陣のシーンを恐がって、時代劇を避けていましたし、私たちにも「見ないで」と泣いて訴えた時期もありました。
見終わって、「夏休みにまた会おうね」とお別れの挨拶をしました。

帰り道、夫とも「人形町で 別れないで 良かったね。遅くなっちゃって、申し訳なかったけれど・・・」
もし、そうしていたら、甥のまあくん、おうちに帰って、自分の手作りの横断幕を見て、
誕生日なのに、がっかりした気持ちになったことでしょう。
やはり、一緒に過ごす時間が、最大のプレゼントなのだと思いました。







庭の取り持つご縁

2017年06月22日 | 日記
ご近所に、私が大好きな「シジミ花」を垣根に咲かせているお宅があって、
70代後半とおぼしきご主人が、庭仕事をされていたので、「きれいなお花ですね」と声を掛けました。
話が弾んで、ご主人の「越後水仙」と私の「河津水仙」を、葉が枯れたら掘り上げて交換しましょう、と相成ってお別れしました。

そして、先日の日曜日の朝7時、「ピンポ~ン」
拙宅主人が寝ぼけ眼で、あわててズボンを履き、応対に出ると、
かのご主人が袋に立派な球根を沢山携えて「奥さんに」と渡されました。

翌朝、私は夫にお願いして、一緒に河津水仙を掘り上げ、大中小を選別し、大中を袋に詰め、越後水仙のお宅に伺いました。
道路からは、お宅のお庭に野菜が植わっている様にしか見えませんでしたが、背丈の高い野菜の向こうは、
お花畑。 様々な百合、ルピナス、あじさい・・・
奥様からお茶菓子を頂いて、ご主人とお話しました。
なんでも、奥様は私の夫の母と懇意にしていたそうです。
帰りに、松葉牡丹を頂き、私はお礼に松葉菊を差し上げる約束をしました。

雨上がりの今朝、庭に出て松葉菊を掘り取り、越後水仙のお宅に訪問しました。
奥様が応対し、病気で思うようにならないこと、若かりしころの苦労話をされました。

そして、「主人が作った きゅうり だけど 」。
ありがたく頂戴しました。
日曜日のお昼10時ごろにでも、拙宅の庭に、お運びください、とご招待いたしました。

自宅に戻り、草むしりがてら松葉菊の挿し木をして、ふと、お向かいのHさんに、この挿し木を持っていこうと思いつきました。
Hさんは、私の母に似て、優しくて働き者で、庭がいつもきれいに掃除が行き届いて、お花を育てていらっしゃいます。
Hさん、「以前、智子さんからいただいた、百合と(矮性)アガパンサスが、綺麗に咲いています」と喜んでくださるので、

松葉菊を挿し木して差し上げ、「原種のアガパンサスもいかがですか?」
そして、拙宅庭に一緒に戻り、2株掘り出して、お向かいに戻り、一緒に植えました。

自宅の庭に戻って しばらくすると、Hさんは「じゃがいも だけど、好きかしら?今、掘ってきたのよ」
ありがたく頂戴しました。

引き続き、草むしりをしていましたら、夫の親戚のおじさんが見えて、「いんげん だけど 食べるか~ 」
ありがたく頂戴しました。
お礼に、「河津水仙、庭の片隅に、モグラ避けに植えてみませんか?」と差し上げました。

雨上がりの今朝、幸せな、不思議な午前でした。
嫁いで満10年、ご近所の方々と庭を介して おつきあいができるようになりました。
でも、親しくさせていただいている ご近所の方々は皆、ご高齢で私の母と同世代です。
いつか来る別れを思うと、寂しくなります。


古新聞、古雑誌、古女房はございませんでしょうか~

2017年06月15日 | 日記
古新聞の回収車が以前は町内を回って

「古新聞、古雑誌、ぼろきれなど、ございませんでしょうか~?」

などアナウンスしていたが、

「古新聞、古雑誌、古女房など、ございませんでしょう~か~?つつしんで、つつしんで、お承ります」

など、のたまいながら、家じゅうのゴミを回収していましたら、夫がブッと吹き出した。

まだまだある、「サンタのおばさん やあってきたあ~」とクリスマス・ソングを歌いながら、

ごみ袋を背負い、部屋中のゴミ箱から回収する。


マーチを運転して思った。この古いマーチは私と同じ。

古いけれど、使いやすい。

夫は、ポンコツでガタがきている古女房を手放さないでいてくれる。

だから、私はこの古マーチを手放すのは止めよう。変な論理だ。

夫は、「うん、マーチでいいよ~!俺が新型セレナを買うから~、気楽に駐車できるしね~」

そう来たか・・・

マツダ、ニッサン、ベンツを回って・・(後半)

2017年06月13日 | 日記
ニッサンのノート、セレナ、エクストレイルの運転席に座って、説明受けているうちに、
気分が悪くなってきました。カーシックの症状です。窓を開けましたが、段々、つらくなってきました。


次にベンツに行き、安全補助機能の説明を聞くと、Eクラス以上には「ミリ波レーダー+カメラ+センサー」搭載で、
以下のクラスにはレーダーついていませんでした。先日の私のブログの内容を修正します。

Aクラスはやはり、前方視認性が悪く、
Bクラスは比較的前がフラットだから、と勧められましたが、やはり、見えません。
スマートのFOR・FOURは、前方視認性は良いですが、3.5mでマーチより小さくて4人乗りです。
また、ナビは後付けでエアコンの送風口とバッティングし、安全補助の機能は昔のまま。

主人は、VANの解説を熱心に聞いています。
サイズは4.9mから5.15mまで、横幅が1.9m
夫曰く、3tダンプの幅と変わらない、そうです。

夕方の夕飯時間になり、試乗は次回、ということにして帰宅しました。

夕飯の支度しながら、一連の試乗を踏まえ、自分の結論を伝えます。
「私、当分、納得いく新車が出てくるまで、待つ。それまで、マーチに乗る。」
夫は「そうだな、仕方ないな」と答えます。

お次は、夫の話を聞きます。
「ベンツを買ったら、畑に駐車する」
「えっ!?ベンツをここに泊めないで、畑に!?」

「ここに泊めると、社員の出入の邪魔になるし、道具の出し入れで傷つく可能性がある」
「確かに。でも、畑に泊めると、誰かに嫌がらせで、いたずらされるよ、その度に修理代がかかるよ」
拙宅は、新築時に嫌がらせで犬の糞を敷地内に放置されたり、
トラックは盗難未遂で、消火器の中身を座席にぶちまけられたこともある。

「ベンツ、ってシャッター付きの車庫や、マンションのセキュリティー付き駐車場に保管するもので、
大型の新車のバンを畑に野ざらしにしておくもの?
かと言って、ウチに駐車すると、社員が道具も運ぶし、万一傷つけられた時に叱りたくないよね・・・
・・・辞めよう!良くない」
「・・・そうだな」
「私の実家の家族と旅行のときは、レンタルのバンで十分、有りがたいって感謝しているよ。
ベンツで無くてもいいんだよ。バンを用意して運転してくれるだけで、本当に、嬉しいし、ありがたいよ。」
「・・・そうだな」

なんだか、実際に購入が目前に近づいて、ベンツが自宅に在るイメージがリアルになった途端に、
様々な不都合が現実味を帯びて来て、宜しくない事実が次々浮かび、
ベンツは夢の泡と消えました。

夫と家を建て直し、敷地の区割りを検討するとき、
自宅、事務所、駐車スペースについて、夫婦でよく話し合いました。
夫は、車は「履きつぶすスニーカーのようなもの」「トラックと同様、道具でしかない」
だから、屋根付き駐車場は不要、事務所納屋の車寄せを駐車スペース兼用としました。

しかも、夫はレクサスのLSという大きい車を、「大きくて不便だ」と早々に手放し、プリウスに替えた経緯もあります。
大型高級車へのこだわりが、夫婦そろってないので、駐車している車へ配慮した駐車場を設計していないのです。
どうやら今のライフスタイルに合っていない、
そんなことを、今更ながら、あらためて分かりました。

マツダ、ニッサン、ベンツと回って・・・

2017年06月12日 | 日記
さて、ディーラめぐりも第三週目に突入し、朝食をしっかりとって、まずマツダへ。

以前から気になっていた「zoom zoom zoom 」の宣伝でおなじみのデミオ。
CMでは、黄緑が印象的でしたが、もはや時代は変わり、深い灰色が流行色。

運転席に乗り込み、座席を調整した段階で、OUT。
前面の視認性が悪い、とは他社ディーラーから聞いていたが、本当にその通りで、
コンパクトカーでも、車体の前方は想像の域。
一周の試乗は止めます、と言えば良かったが、
言えないまま、安全性能など確認しながら町内一周した。

マツダの安全性能は、ストレートに言うと「おもちゃ」のように感じた。
運転者は男性・若者を意識して「安全性能は本当は不要だけど、流行は取り入れた」そんな中途半端な感じ。
外観色や内装は、ヨーロッパで人気なだけあって、モダーン・クラシカルな内装はCOOPERと互角。
コンパクトカーで、ここまで凝った内装は、日本の各社では見られない。

新人が営業担当で、的を得ない解説だが、かわいそうなので最後まで聞いて、退席しました。

お次は、ニッサン。
営業主任のベテランで、こちらの質問の趣旨を的確に捉え、無駄のない分かりやすい解説。
次回から、この担当を指名しよう、そんな気持ちにさせる。

さて、安全機能は、ひとつのカメラ、8つのセンサー、モニターの3本柱で支え、
コンパクトなノート、VANのセレナ、SUVの安全機能の差を理解しました。
特徴は、例えば狭い路地の右左折時に、角が擦りそうになると、車が自動に止まること。
自動運転、安全を目指しているだけあって、徐行時の停止機能が充実している。

私は、ある程度高速で運転しているときは、神経も張っているし、事故ったことはない。
よく通る国道や都道は片側2車線で、第二レーンは渋滞していても、第一レーンは空いている。
理由は、路上駐車を避けながら運転するので、車幅感覚が求められ、マーチなら安心してすり抜けていた。

それでも微妙な時に、左前方の空間の空き具合を指摘してくれるセンサーや、
車線変更する時に、後方車両を自分で目視確認するが、「万一の見落とし」を指摘してくれるセンサーは、
年齢が上がってきて、認識スピードが落ちつつある私には、大変有りがたい。

しかし、ノートは4.1mで、できればマーチの3.7mに近いサイズがいいので、しばらく様子を見ることにしました。
夫は、安全機能にすぐれ、様々な利便を図った内装の、セレナにほれ込んでいました。

続く

ミリ波レーダーvsステレオカメラ、各社の安全性能を比較する

2017年06月10日 | 日記
各社・車種の安全性能を比較する中で、各社とも都合の悪いことは表示しないので、
「書かれていない」ことをHPやカタログから読み取っていく作業は根気と時間が要る。
メカ音痴の私でも、文章の解析は得意なので、各社の宣伝から読み取った安全性能の比較について記します。

まず、安全を察知する機構として、ミリ波レーダー、カメラ、赤外線など各社開発している。

ミリ波レーダー(トヨタ、FWなど)
レーダーの反射で物体を把握し、比較的天候に左右されにくい。
遠くの先行車を把握するのは得意だが、対人は近くであっても対応は難しい。
対2輪(自転車やオートバイ)についても曖昧で読み取れない。

トヨタは時速数kmから先行車追随、ブレーキ、衝突防止を表記しているが、逆に渋滞徐行時が不明。
つまり、運転者の身は守るが、歩行者や自転車運転者は守らない。

ステレオ・カメラ(スバル、スズキなど)つまり、2つのカメラを搭載
カメラの映像解析のため、悪天候に弱い。
前方の車のみならず人も二輪車も把握して、衝突防止、安全の対象となる。
スバルは「時速0km」から先行車追随、ブレーキ、衝突防止を表記している。
また、車線変更時に、死角となるエリアの車、二輪車(自転車)を把握し、危険度を評価して知らせる機能も独自。
マツダはある速度以上で走行中であることが前提で、スバルは停止時、および走行時どちらも対応できる。

一つのカメラ+レーダー(赤外線など含む)
ダイハツ、マツダなど、上記2種の利点を併せ持っているが、
各社とも時速数km以上のときに、衝突防止ブレーキなどが働く様で、渋滞徐行時には対応できない。
人や自転車に対して、あいまいな表記。
因みにレーダーは高価で、カメラは安価、赤外線が廉価だそうです。

運転する私たちからすれば、ミリ波レーダと2カメラ両方搭載すれば、両者補い合っていいではないか、
と誰しも考えるところですが、
そうしているのは、ベンツでした。

ベンツは比較的安い車種から、高級車まで、全て同じ安全機能を搭載している。

対して、トヨタは車種の値段の高低で、安全機能にも優劣をつけている。
安全が欲しいなら金持ちになれ、ということでしょうか。
企業理念が透けて見えます。

例えば、8人乗りのバン。
トヨタもベンツも値段の差は大して無い。
ベンツはデザインは一つしかないが、
トヨタはアルファードとベルファイアーなど、中身は一緒で表面が異なり、ラインアップが多い。
「外観にそこまで力を注がない」で「安全第一、ミリ波と2カメ両方搭載」という決断をトヨタもベンツ同様にできるはず。
できるのに、しないのは、「人命」より「銭儲け」に重きを置いていることかと・・


更に、ベンツに有って他社に無い機能は、
後方へのレーダーによって、後続車が異常速度で接近してきた場合、後続車にハザードランプで警告すること。

日本車は、運転手もしくは車が急ブレーキを踏むときに、緊急ハザードランプを点滅をする機能があるが、
後続車の異常速度まで把握はしていない。

ニッサンは、全自動運転を目指していて、その機構は読み取れませんでしたが、
時速0kmから先行車追随、ブレーキ、衝突防止は、スバルと同じであるが、
車線の中央をキープする機能が優れて、カーブにも対応し、「手放し運転」が可能のようである。
他社は先行車追随、車線内ふらつき防止は明示しているが、車線中央をキープすることは記載していない。
更に、自動駐車までできる。他社は駐車の「補助」であり、運転手に代わってやってくれない。
一方で、ニッサンは車線変更についての警告機能が不明。

この分析を、夫に告げたところ、
夫はベルファイアーを購入するのは止め、ベンツのV(バン)にする、ときっぱり決めました。

私は、スバル本社に「アイサイトを搭載したコンパクトカーを導入する御予定はございませんか?」
とメールで問い合わせましたら、きっぱり「ない」と断られました。

しばらく10年来のマーチに乗って、各社のコンパクトカーの新車が出そろうのを待って、
機能の補助が無くとも車体感覚がつかめる形体で、なおかつ、万一の安全機能が充実している機種を
選びたいと考えています。



ボックスカーか、セダンか?

2017年06月09日 | 日記
さて、我が家の命題は・・・
社用車としてセダンは一台保有しておきたい。
私がセダンを乗りこなせれば、夫は、8人乗りのベルファイアーなど購入したい。
私がプリウスを乗りこなせれば、マーチを処分して、大型ボックスカーを購入できる。
拙宅駐車場は3台置けるが、邪魔な感は否めないので、できれば2台で納めたい

しかし、私はプリウスは乗りこなせない。
そこで、今、3択となっており
1.マーチを乗り潰す
2・マーチ同様に車体感覚をつかみやすい小型ボックスカーに買い替える
  スズキかダイハツかの違いは、幅5cmの差。
  セダンより広く使え、年老いた母が後部座席へ乗り降りしやすい。
3・マツダのデミオか、スバルのインプレッサか、FWのPOLOのセダンでれば、社用兼用できる。

夫は、私の車種次第によっては、
4.私が2の小型ボックスカーなら、スバルのクロスオーバー7人乗りセダン
5.私が3のセダンなら、8人乗りボックスカー
など目論んでいる。

無難なのは、2.未知数なのは3.
決めかねて1にして、各社コンパクトカーに安全性能が出そろった頃に、買い替える・・
など、試乗しながら考えます。

スバルがコンパクトカーを導入していないのが、残念です。

美人は3日で飽きる

2017年06月08日 | 日記
私は、書や絵に関しての審美眼に、迷いは少なく、洋服の買い物も、短時間で決断を下す方ですが、
車に関しては、迷いに迷い、右往左往して、決められない「女の買い物」となってしまい、
付き添う夫は、呆れ、うんざり、疲れたーという気持ちから、「マーチを乗り潰したら?」と提案する。
確かに、一理ある。
納得の後継車が見つからなければ、妥協、消去法で、現状継続もあり。

しかし、この年齢で、選択枝を狭めたら、あとはひたすら、小さい車しか乗れない私、決定になるではないか。
諦める前に、徹底的に各社・各車両を分析しようと、気力を奮い立たせている。

そうした中で、気づいたことは、「美人は3日で飽きる」
欧州ブランドの販売ディーラーは中古車販売も併設していることが多く、
新車なのに中古に回る車に、3ドアが多いことに気付きました。
3ドアは5ドアに比べ、丸かったり、流線型であったり、形はかっこよくて、
乗ってみたいあこがれは、誰しも1度や2度はもつでしょう。

そこで、私もあこがれの車に試乗し、・・・・冷めました。
美人は3日で飽きる、とはこのこと。
愛人にはいいけど、本妻にはしたくない、男性の遊び心が、車で分かりました。

むしろ、安全性能に愚直に取り組んでいるメーカーの、地味な努力に惹かれました。
夫も私も、これまで見向きもしなかったブランドが、実は、底力があることを知り、
見直すきっかけとなりました。

今は、各社とも過渡期のようで、運転者が高齢化し、安全面が重要視されるようになり、
次々と新車に安全機能を付加しています。
そうすると、垢抜けないデザインと感じていたのに、
数段良く、味わい深く見えてくるようになってきます。
不思議な錯覚ですね。

スバル・インプレッサをレンタルして一日乗り回す

2017年06月07日 | 日記
先週の土曜日に、FWのUPとPOLO、COOPER、FIATのPANDA、
日曜日にスバルのJUSTY、IMPRESSZA、XVを試乗し、

この間の日曜日に、インプレッサを有料でレンタカーして、
デパートの駐車、自宅の車庫、都内実家の駐車場、と駐車場巡りをして、
片側3車線の国道では、アイサイトの車線変更機能、渋滞時の先行車追従機能、などを試し、
自宅の車庫では、プリウスを前にブレーキ警告を試しました。

インプレッサの安全サポートは、目下世界一番であることは納得し、体感しました。
しかし、サイズが縦4.4m、幅1.76m
現在乗っているマーチは3.75*1.67に比べると、一体感は掴みにくく、
各種センサーの援助を受けねば、安心できない、というのはいかがなものか・・・

そこで、いつも我が家の車たちでお世話になっている自動車整備工場の社長に、電話入れて相談しました。
貴重な、情報と助言を得ました。

トヨタ、ホンダ、ニッサンはハイブリッドと電気の燃費面に力入れすぎて、安全面で出遅れた。
スバルとスズキは、アイサイトとディユアルカメラを開発し、2つのカメラで安全面で先行し、
スバルは欧州で、スズキはコンパクトカーで日本国内で売り上げ、赤字を克服した。

スバルは車体が大きい方に車種を揃えたことが、弱点となり、
マズダも安全面では2番手であるが、コンパクトカーを充実したことで、欧州でも人気がある。

スズキはコンパクト・トールカーのソリオが大ヒットして、
これを見たトヨタがダイハツとスバルと三社で、似た車種「スペイド、トール、ジャスティ」を売り出した。

長さより、幅が重要で、
5cm幅が広がるだけで「すれ違いで」擦って修理に持ち込むお客さんが結構いる。

なるほど、社長に謝意を述べ、
改めてマツダのデミオを見ると、縦4.06で、FWのPOLO縦3.99とライバル関係にある。
スバルの店員が、「マツダは視認性が悪い」など、ふと口にしたのも、逆にライバル視している証拠。

それでは、「今度の日曜日、午前中はマツダのデミオ、午後はスズキのソリオに試乗しましょう」
と夫の了解を取り付けました。

続く

ドクダミ日和

2017年06月06日 | 庭、四季の花
金曜日の正午にかけて、雷鳴が轟き、辺りが白く霞むほどの大雨が、小一時間ほど降りました。
雨の後は気温が下がり、翌日の土曜日の朝は冷えて、16℃。 蚊はなりを潜めています。
土は適度に湿り、ドクダミは最盛期を迎え、最高のチャンスです。

何が?

ドクダミの除草に。

雨の直後は、茎が水々しくて、つかんだら簡単にポキッ、と折れて、抜根除草になりません。
ドクダミは根茎で繁茂しますので、根こそぎ取り除くのが要です。
降雨後、半日から1日でしょうか、茎が落ち着き、でも土が濡れて柔らかい時は、
茎の元を引っ張ると、根がスルスルと付いて来て、気持ち良く、やった!感があります。

土曜の朝は、正に、ドクダミの抜根除草に、うってつけのコンディション。
そこで、夫を送り出した7時から、始めました。
太陽が昇り、気温が上昇すると、土が乾き始め、固くなって、根が抜けにくくなります。

急げ、急げ、

両手を千手観音のように四方八方に伸ばし、ドクダミと綱引きです。

急げ、急げ、

茎の途中で、ブチっと千切れ始めました。

タイムアウト。 時刻は、8時半。

あと、半分残っています。 次の雨を待つとしましょう・・・

臨書に勤しむ

2017年06月05日 | 書道、絵を描く
毎週水曜日の午後、近所の大学の市民講座で「かな」書道を学んでおりますが、

欲張って初級と中級の2コマに参加しています。

それぞれ、先生が書かれたお手本の俳句や和歌が2~3枚、次回までに仕上げ、

更に、初級では「高野切」、中級では様々な古典を、「臨書」します。

臨書とは、原典を原寸大に印刷された本を左に、特別な和紙「料紙」に模写して、昔の一級の手を真似るのです。

一日の時間を工夫して、書に向き合う時間を捻出しておりまして、

一日があっという間に終わってしまいます。

手が狂うと書は出来ませんので、朝に練習し、昼から午後に様々な用事を済ませます。

座り続けると、痛めた腰に響きますので、プールで鍛える時間も、週に1~2回は確保したいものです。

そのような事情で、ブログは少々ペース・ダウンいたします。

スバルに試乗してアイサイトに驚愕する(後編)

2017年06月04日 | 日記
ジャスティーで気を良くした私は、インプレッサもダメモトで試乗してみることにしました。

まず、運転席の座席位置の調整で「!」
これまで乗ってきた車の中で、座高の位置調整が最も細やかにでき、驚きました。
私は身長155cmで、日本車は170cm以上の身長ある男性を標準値に設計されているのでは?
と常々、不満に思っていました。
椅子のサイズもS・M・Lで選択できればいいのに、と思いますが、そのようなメーカーは世界中にありません。

アクセル・ブレーキの足との位置関係、椅子の前後、上下、リクライニングを調整して、
今までの、どの車より、自分にフィットした瞬間でした。

次に表示盤。
ドイツ、イタリア、フランス車と異なり、日本車の表示は疑問なく、自然と入ります。

最後に車体感覚。
前方の右端と左端に、夫に立ってもらいました。
なんと!自分の視覚情報とぴったり合っています「!」
また、背後のガラスの位置が、車体の全長端と同じなので、見えない後ろの長さを想像する必要がありません。

マーチより、70cmも長いのに、前方の視認性が良いので、車の大きさが良くわかることに、驚きました。
すると、女子社員が我が意を得たりと、
「これがスバルの安全です。」
「視認性が良ければ、ポールもいらないし、「乗せられた」のではなく「自分が運転する」感覚がつかめ、事故が減ります」
「アイサイトは、運転をアシスト、補助するもの。そもそも、運転が安全であるためには、視認性が一番大事。
「デザインはこれが基本となっています」

では、出発~
交差点の先にトラックが停まって、車線変更しないといけないのですが、
右のミラーの内側にポチッと灯りが・・・
「右後ろに車もしくはオートバイが接近して、車線変更が厳しいことを知らせています。」
「車線変更時の、死角をカバーしています。2輪車にも反応するのは、スバルだけ」
「すごい!」夫と私、一同につぶやき、私は確認しつつも車線変更します。
車体感覚があるので、トラックを避ける幅が、膨らまなくて済みます。

「一定のスピードが出ますと、白線を踏んだら知らせます。中央を維持する機能もあります」
スピードを出してふらふらしてみると、警報が鳴ります。
居眠りしそうな時の蛇行運転に、有効ですね。

国道から都道に左折すると、車の量も減り、前方が赤信号へ変わり、先行車が徐行します。
すかさず背後に付き、いつもならブレーキを踏んでスピードダウンする私ですが、
何もせず、車に任せ、安全衝突回避機能を試してみました・・・・
前方車に近づき、車が警報を鳴らし、表示盤に前方車が接近して危険を知らせる画面が現れ、
私はブレーキを踏みました。

女子社員「今のは一次警報です。それでも、ドライバーがブレーキを踏まないと、車は急ブレーキをします。」
「時速0kmから114kmまで、ブレーキと先行車追随機能がありますので、渋滞時に追突する危険が減ります。」

路地裏に入り、右折、左折をしますが、「後ろが長い車でないので、膨らまなくても大丈夫ですよ」

展示場で車庫入れを2パターンを試しますと、背後の道路の通行に反応して知らせます。
「狭い駐車場からバックで道路に出る時、道路の左右から車両が近づくのを知らせます。」
夫も私も「すごい!」「ウチに丁度いい!」

4.4mの車を運転できてしまっている自分に驚いて、勢いづいて、
「では、ついでに、今、TVで宣伝しているXVも試乗します!」
XVはインプレッサより幅が3cm大きいだけ。車高は10cm高い。
その差異は、気にならなかった。

運転できて、何よりも、嬉しかった!
大きいからダメなのではなく、形状が車体感覚に大きく影響することが分かりました。

しかし、ここで飛びついて買って、後悔はしたくない。
今より70cm大きくなることの、現実に適応できるか予め知るべき、と
日曜日にインプレッサをレンタカーして、自分が良く出かけるスーパーやデパートの駐車場を巡り、
自分で適性を確認する予定です。

車に乗ることが楽しみ、、、なんて初めて、です。




スバルに試乗してアイサイトに驚愕する(中編)

2017年06月03日 | 日記
先の土曜日曜で、各ディーラーに回って、試乗して回りました。
どの車種にするか、過去乗った車のサイズとデザインを参考にしました。

乗りこなせた マーチは 縦3.75m 横1.65 。軽ワゴンは不明、形は箱型。
だめだったプリウスは 縦4.54m 横1.76。レクサスLS460 縦5.09横1.87。
タウンエース(ハイエースだったようで、サイズは不明ですが、レクサスを箱型にした大きさか?)

そこで、土曜日にFWのUP!とPOLO、BMWのCOOPER、 FIAT のPANDAに試乗しました。
夜は、すっかりいじけていました。あこがれの車が全て、しっくりこないので。
そんな辛い心情を夫の前で押し隠し、翌日の日曜日、気分代えて、安全を売りにしているスバルに行きました。

実は、スバルのデザインは、どこか「オジサン」臭い感じで、垢抜けない印象があり、候補にありませんでした。
10年前も、クーパー、FW、ベンツ、トヨタ、ホンダ、日産と回りましたが、スバルは眼中にありませんでした。
それでも、安全について、他のディーラーがスバルのアイサイトを口にするので、後学のために行くことにしました。

都内のディーラーに二人で出かけ、迎えた男性社員に「ジャスティー(小型トール・ボックスカー)に試乗したい」
と申し出ると、ずいぶん待たされ、夫は「マーチで来たから、安い客と思われて、対応が悪いな」とぼやきます。

新入社員とおぼしき若い女子社員が現れ、
「ジャスティーはダイハツに作らせたので、アイサイトなどスバルの技術は搭載されていない」
夫と私はがっくり来ながらも、それでは、と次々と質問して、アイサイトとは何ぞや、とまず理解を深めました。

すると、「あっつ、今、お客様が、衝突安全性能のテストをしますので、ご覧ください。」
後ろを振り返ると、一般の家族連れ客がインプレッサに試乗して、小さな壁に向って走って・・・
突然、急ブレーキが効いて、壁前で止まって、「おおーーーっつ!」
とギャラリーの皆、夫も私も、思わず驚きの声が出ました。

女子社員が、私にインプレッサの試乗をしきりに勧めますので、寸法を聞きますと「縦4.4m横1.76」
「無理・・・です。ジャスティは3.7*1.65ですよね。まずは、それで」

乗り込むと、床面積はマーチと同じでも、高さが全く異なり、箱型なので社内空間が広く感じる。
運転性やアクセル・ブレーキ感覚は、日産マーチと変わることなく、何ら違和感なく乗れる。
展示場に戻って、すっかりウキウキした気分で
「ダメモトで、せっかく来たので、インプレッサも乗ってみます。」

(続く)

プリウスでは、カー・シックに苦しむ

2017年06月02日 | 日記
さて、これまで、タウンエース、軽ワゴン、レクサス、プリウス、マーチを乗ってみましたが、
乗りこなせたのは、軽ワゴンとマーチだけでした。

夫は、レクサスは大きすぎて使い勝手が悪いから、とプリウスに替えました。

新車プリウスがやってきて、さっそく乗ってみると、新車の匂いで私は気分が悪くなり、
血の気が引き、冷や汗がでて、車から出て、しばらく風に当たると治る状態で、運転どころではありません。
真冬なのに窓を全開にしないと、耐えられません。

使わない日中は窓全開にして、吸着剤を10個も並べ、半年経っても症状があらわれて、
懇意にしている整備工場の社長に聞きますと、
「カー・シック」

つまり化学物質で「ハウスシック」になるのと、同じ原理。
接着剤や、新建材、レザーなどから揮発する石油溶剤に反応して、気分悪くなるそうです。

社長によりますと、同様の症状を訴えるお客さんが他にもいて、社長のお子さんもそうで、
・ヨーロッパ・ブランド車に関しては、症状を訴える客は少ない。
・国産車では、内装に凝った高級車に、レザー使用の場合に、多い。
・新建材をふんだんに使用している(プリウスなど)車も、多い。

社長は、鼻を近づけて車内を嗅ぎ回り、高級仕様椅子のレザーが怪しい、と指摘して
・社内洗浄を徹底してすると軽減する
・新車は窓を開放して、乗車前にも開放する(既に実施してきた)
・中古車の方が、軽減されている
など助言いただき、実際に徹底洗浄してもらいましたら、症状は出にくくなりました。

それでも2年前の夏、君津まで潮干狩りに、プリウスで行きましたら、私も甥っ子達も、アウト。
東京湾アクアラインの地下トンネルで、窓を開けられないのも災いしました。
1年前の夏の潮干狩りでは、湾岸道路で地上を走り、窓を開けましたら、誰も気分悪くなりませんでした。

先日、TVで
「GWにワンボックスカーの新車で、5人家族が箱根に旅行して、渋滞に巻き込まれ、子供たちが次々と車酔い」
なる番組があり、TVでは「車(乗り物)酔い」という体の良い、使い慣れた言葉で、アナウンスしていましたが、
小さな子供から大きな子供へ、順番に青白い顔に変わり、「冷や汗が出てきた」と訴える様は、我が家と同じ。
毒が回りやすいのは、体重の少ない子供が先ですから。

「カーシック」対策を、大企業である車メーカーは、都合よく避けて、逃げている、と思います。
因みに、家について政府が環境基準を設けるようになったのは、
「ハウス・シック」で住人が住めない事態が頻発して、社会問題と認識されてから。
車は、「乗り物酔い」という隠れ蓑で、「三半規管が弱い個人」に責任を負わせています。

マーチは全く高級でない仕様が良かったのか、
夏場に納品されて、高温であっという間に揮発したのか、分かりませんが、
気分悪くなることもありませんでした。
このようなこともあって、新車買い替えに躊躇しておりました。

なお、プリウスの運転自体のし易さは、あまり・・・でした。
まず、車体感覚をつかめるように、左前にポールを立てましたが、今一歩で、
背後のガラスに、風切り板が邪魔して、背後の景色が読み取り辛いのも、苦手意識を増しました。
街中で、プリウスを見かけると、ポールを付けている車を見かけるので、
案外、他の方も、同様に視認性が悪いと感じているのかもしれません。

(続く)

スバルに試乗してアイサイトに驚愕する(前編)

2017年06月01日 | 日記
私は、大きい車を運転する自信が まるで無い。

30歳で造園業に転職し、仕事に必要なので免許を取得し、
初めて乗った車が、職場で与えられたマニュアルのタウンエース。
「車、出してきて」と指示され、初めて独りで駐車場から出してきたら、車の腹をこすっていた。

それから1年間、あちこち傷つけて、ついに上司が赤い額に青筋を立てながら
「車が悪いのか?駐車場が悪いのか?どっちだ!」と問われて
小声で「どちらもです」
その上司、二の句が告げない様子。
それでも、軽ワゴンに変更してくれて、駐車場も変えて以降、一度も問題は起こさなかった。

夫と一緒に暮らし始め、夫はレクサスの2番目に大きい機種に乗っていたが、
山形にさくらんぼ狩りに行った帰り道、高速道路で運転を交代したが、
座席調整に手間取り、しっくりこないまま妥協して、視界も車体感覚もつかめないないまま、
一時間運転して、精神的に疲弊しきってしまった。
車に「乗せられ」て「運ばれ」ているようで、自分が運転している感覚になれなかった。

夫は「(私が運転できる)車が無いと不便だから」と、私を連れてディーラーを巡りをしました。

まずは、クーパー・ミニ。2トーンカラーのブリテッシュ・スタイルにかねてから憧れていた。
乗ってみると、閉塞感に襲われ、エンジン掛けるとそこから突き上げる音と振動が煩く、アクセル踏むと違和感。
次は、フォルクス・ワーゲンのビートル。
座って座席を調整しても、視界が確保できず、運転しても車体感覚がつかめない。
最後は、ベンツのAクラス。先のビートルと同じく、車体感覚がつかめない。

外見は好きなのに、乗りこなせない自分に失望感を抱き、国産車ディーラーへ。
豊田のビッツ、本田のフィット、どこか馴染めず、日産へ。
マーチに乗った瞬間、椅子、車体感覚、アクセル・ブレーキのフィーリングが合い、
夫が「安い買い物になった」と私に笑いながらも、値引き交渉で、更に破格の値段を引き出していました。

あれから10年。
道路や駐車場で見かける素敵な車を見ては、「乗りこなせるかな・・?」と自問自答して、夢見てきました。
一方で、ふとした拍子に、あちらこちらを傷つけては修理にだして、
「バイオニック・ジェミー」のように、元々の体を保っていない、妙に若々しく改善を重ねた、
赤いマーチに、感謝と愛着も抱いていましたが、そろそろ次を検討する時がきたか・・・
でも、どうしよう、考えだけがぐるぐる堂々巡りしていました。

続く