智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

八月誕生日会

2017年08月28日 | 甥っ子の成長を見守る
夏も勢いを無くした8月の下旬に、母は82歳、甥っ子は12歳、そして私の誕生日がやってきます。

毎年、8月最後の土曜日に、実家近くにあるイタリアン・レストランで合同誕生会を開きます。
ナポリで修行したオーナーが、本式の窯を作り、ピザが名物で、事前に予約しないと、満席で入れない人気店です。
甥っ子長男12歳は「アオサギ」、次男9歳は「ペンギンの親子」の絵を描いて、メッセージを添えてプレゼントしてくれました。
甥っ子から貰ったものは、宝物箱の中に、大切にしまっています。

私は甥っ子に、今の世界を紹介する図鑑を、上野の国立科学博物館で見つけて、
大人が読んでも面白くて、これに決めました。
ちなみに6月、9歳の次男の誕生日には、映画版「羊のショーン」のDVDを贈りました。
智子叔母ちゃんは従来通り、本かDVDしかプレゼントしない、お約束です。

日曜日は、栃木県の那須にあります「元湯鹿の湯」に、行きました。東日本大震災以来の久しぶりです。

温泉の更衣室など、部分的に改修されて、使いやすくなっていました。
いつもは、42度の湯だけに浸かっていましたが、今回は44度と46度にも初挑戦。
外気温は21度で、湯上りが涼しく、温泉日和でした。

夫の新車セレナが来て以来、初めての遠出。高速道路で自動運転を試しました。
手を添える程度で、車が勝手に右へ左へとハンドルを回して、前方車との車間距離も適度に保ち、
急な割り込み車にも、警告音とともに反応し、登り坂下り坂構わず一定速度で走ります。
夫は「楽だ~、10年後は、一般道も自動運転できるようになっているな!
目的地まで連れて行ってくれるぞ!」とノリノリです。
この日帰り温泉小旅行は、夫からのプレゼント、と内心勝手に思っております。

50歳で逝った父の歳を、私は無事に越すことができそうです。
感謝あるのみです。

心境は・・・変化がありまして、
これまでは、自分自身については「いつ終わっても後悔は無い生き方をする」と、生への執着が少ない感覚でした。
ところが、絵と書を始めてから、
自分は、どこまで行けるのだろうか?
元気で、少しでも長く生きられたら、もう一段、上達した自分と出会えるのでは?
と、自分自身への欲が生まれてきました。
不思議なものです。

甥っ子のお誕生会

2017年06月26日 | 甥っ子の成長を見守る
日曜日、甥っ子9歳のお誕生日を祝って、甥っ子のリクエストに応えて、人形町にある回転寿司「三崎港」に行きました。
私は「回転しない」お店で食事したいので、なにげに別のお店を誘導したのですが、子供たちのたっての願いに負けました。

私と夫は、お中元選びで日本橋から人形町へ向い、待ち合わせの時間まで、人形町をぶらぶら散歩しました。
「今半」ですき焼きコロッケなど各種買い求め、「人形焼」は閉まってしたので「どら焼き」を買い、
古くからの裏道や路地を探索し、団体外国人観光客のいない人形町は日本橋同様に、居心地の良さを感じました。

時間通り店に入りますと、夕方なのに満席に近く、
「6名で、甥っ子が誕生日で、三崎港で食べたいというものですから」と店員に申しますと、
店員2名が店内見回し、テーブル席は4名掛け用なので、カウンター6名つながりで、席を用意してくれました。

この近くにある塾に通う、11歳の甥っ子も合流し、
この三崎港が子供たちの間で評判だそうで、「このお店は まぐろ が美味しいんだよ」と教えてくれます。
そして、食したお皿の枚数は、夫を上回り、食べ盛りの男の子の食べっぷり、成長に目を見張りました。
「お母さん、高いまぐろを頼んでもいい?」と親の懐まで心配します。

夫は、翌日の仕事を気にして、人形町でお別れしようと考えておりましたが、
甥っ子に「おじちゃん、この後、一緒に、アイスクリーム・ケーキを食べようね、一緒に帰ろうね」
と誘われると、やはり断れません。

私の車と、タクシーに分かれて実家に向いますが、
清洲橋通りの前方で、物々しい数の警察や消防のランプが点灯し、私は規制渋滞を避け迂回しましたが、
夫と9歳の甥が乗るタクシーは、一足先に直進し、現場の横を通過した様でした。

マンションの駐車場で、先着の夫と甥と合流し、
私が「火事かな?」と問うと、
夫が声を低くして「いや、交通事故だ、しかもあれだけの規制を掛けているから、重大事故、恐らく、死亡事故」
私は「もしかして、被害者を見たの?」
夫「いや、救急車で運ばれた後だった、だけど、トイレットペーパーとか散乱して・・・血だまりが・・・」
私「ええっっ!?・・・まあくんは見たの?」
夫「見たと思う・・・」夫も甥も、顔色が青白い。

感受性も鋭く記憶力もある、甥の心に、これは深く残ってしまう、との懸念が一瞬に沸き起こりましたが、
起きてしまったことは避けられない、と思い直し、
甥の二人に向って、「智子おばちゃんが、君たちに自転車を、この辺で乗ることを、禁じている訳が分かった?」
「街中で自転車を乗ると、このような事故に合って、命を落とす。だから、森林公園の自転車コースに連れて行っているのよ」
甥達は口々に「自転車に乗ってないよ」「歩いてサッカーに行っている」と言う。

実家に到着し、甥も気分を変えて、「見て!見て~!これ自分で作ったの!」
大きなカレンダーの裏の白紙に、「おたんじょうかい 席順 」
楕円形のテーブルの席が図示されて、本日の主人公まあくんを中心に
おじちゃんが左、おばちゃんが右 となっています。

これには、智子おばちゃん、ぐっときました。

やたらと甘すぎる、サーティーワンのアイスケーキに、皆で唸り声を上げながら、
「次回は、智子おばちゃんが、用意するわ」ゴディバかハーゲンダッツで探したい。

8時になると、甥たちが「おじちゃん、NHK見るでしょ?」と
大河ドラマ「直虎」で、おじちゃんを更に引き留めようとします。
夫が「まあくん、大河ドラマ見られるようになったの?怖くないの?」
甥「怖いシーンになったら、見ないようにしているの」
甥は殺陣のシーンを恐がって、時代劇を避けていましたし、私たちにも「見ないで」と泣いて訴えた時期もありました。
見終わって、「夏休みにまた会おうね」とお別れの挨拶をしました。

帰り道、夫とも「人形町で 別れないで 良かったね。遅くなっちゃって、申し訳なかったけれど・・・」
もし、そうしていたら、甥のまあくん、おうちに帰って、自分の手作りの横断幕を見て、
誕生日なのに、がっかりした気持ちになったことでしょう。
やはり、一緒に過ごす時間が、最大のプレゼントなのだと思いました。







秩父大血川で渓流釣り(続き)

2017年05月10日 | 甥っ子の成長を見守る
4日の朝、3時半に起床して4時半に出発、渋滞も無く、釣り場に7時半に到着。

8時開園ですが、幾組かの家族が既に始めており、良いポジションは占拠されていました。



これは8時の写真ですが、9時ごろには大勢参加して混み合い、竿を動かすのも難儀です。


ニジマスは、渓流の滝下の流れが落ちついた所で、餌が流れ落ちてくるのを待ち構えており、

釣り人は餌を彼らの目の前に流して誘い、しっかり噛み付いた時に、引き上げるのが流儀のようです。

ニジマスの視野に入らないところに竿を下ろしても、魚から近づくことはないのです。

ですから、早朝一番に到着して、良いポジションを陣撮ることが、成功の秘訣です。


海釣りは姿の見えない海中の魚を探り当てますが、

渓流釣りは姿が見える魚を相手に、駆け引きをする面白さがある、と分かりました。


釣果は夫が1匹。甥っ子は2回、引っかかったものの、釣り上げまでには至らず・・・

このように、釣り上げに失敗すると、魚は痛い思いをして、餌に食らいつかなくなります。

すると、泳ぎ回る姿が見えて、面前に餌を垂らしても、見向きもしない「人にスレた」魚となります。


今回、以上のことを学習しましたので、次回はもっと頑張ろう!

清流で育ったニジマスの塩焼は、淡泊で美味しかったです。


渓谷に流れる冷たい風で冷えた体を、大滝温泉の「強塩化物鉱泉」の湯で温め、

長瀞の自然博物館で恐竜の化石を観察し、帰宅の道につきました。

秩父大血川で渓流釣り

2017年05月09日 | 甥っ子の成長を見守る
秩父大血川で渓流ニジマス釣りを体験しました。

時はGW後半の初日、5月3日。秩父を目指したものの大渋滞で、

急遽、見沼自然公園へ予定変更。



自然の地形を活かしたこの公園は、イギリスの風景式庭園を彷彿とさせる美しさで、

様々な昆虫採集が楽しめるのですが、「釣り禁止」の看板に、



夫と甥っ子(小3)は、がっくり肩を落とし、

頭上のハンカチの木が満開に咲いていることも



コデマリや



ハスの美しさも目に入らず、

秩父の渓流釣りは渋滞で諦め、見沼は「釣り禁止」で撃沈、次の次の案である舎人公園へ



いまいちな滑り出しに、調子が出ない夫と甥に、私は

「明日は、4時起き5時出発ね!」と発破を掛けます。(続く)


三浦海岸と油壺マリンパーク

2017年05月08日 | 甥っ子の成長を見守る
GW前半、三浦海岸のマホロバ・マインズで、実家の家族と過ごしました。

油壺マリンパークでは、イルカやアシカとペンギンによる「桃太郎」のショー



物語の構成も面白く、イルカの歌声とアシカによる音楽演奏が愉快で、

大人も子供も満場の笑いを誘う内容で、よくできているな~と感心しました。

甥っ子は小6と小3になり、砂浜で泥遊び



毎日、ホテルで卓球に興じ、来年は恐らく私たちは甥っ子に負けそう・・・



春の海の朝、開けた眺望が気持ちよく、2泊3日の朝と晩に温泉に浸りました。




レゴで空想の家や町を作っています

2017年05月07日 | 甥っ子の成長を見守る
甥っ子達が幼い頃は大きいレゴを贈り、小学生になった今は細かいレゴで、

空想の家、町を私は作り、甥っ子達は車、列車、宇宙船など乗り物を作り、

プラレールや木の積み木も総動員して遊びます。

家は、誰が、どんなふうに住むのか、想像しながら作ります。

窓やドアなど、パーツ注文をレゴに問い合わせましたが、

できないと断られて残念に思いました。

「表紙の作品例」の通りに作るのではなく、自由気ままに作って楽しんでいます。


2010年 甥5歳、「汽車」


2011年 甥6歳 「恐竜」


2013年 甥4歳と7歳 「乗り物」




私は造園業に従事しましたが、

誰かが設計した図面通りに施行する工事監督の仕事が苦手で、

自分の中のイメージを作図して庭として実現する作庭の仕事に進みました。

レゴという遊びでも、作品例に従うのはつまらない、と感じます。


甥っ子を観察しても、長男は自由気ままに作り上げ、

次男はサンプル絵を実現して達成感を得ています。

適性がブロック遊びにも出てくると感じます。





世界の平和を守れない

2017年04月05日 | 甥っ子の成長を見守る
甥っ子ヒロ君(小5)が、「ちょうどいい時代に産まれたよ」と、

平和で戦争に行かないで済む、今の時代に生を受けた幸運について、しみじみと口にしました。

続いてマー君(小2)が、「どうして、戦争するんだろうね、話し合いで治めればいいのに」考え深げに語ります。

マー君の教師によると、彼は学級内で、喧嘩の仲裁をするなど、皆から慕われるリーダー的存在だそうです。


夫が運転し、私が助手席に坐す車内は、ちょっと静かなムードです・・・・が

ヒロ君がマー君にちょっかいを出して、狭い後部座席で、小競り合いが勃発~


私、「どうして、兄弟喧嘩するのかしら? 話し合いで治めればいいのに!」

夫はぷっつと吹き出し、甥っ子達は手が止まり・・・

「兄弟喧嘩すら、治められないんだから、世界に戦争は無くならないわけね!!!」

甥っ子達は、静止したまま、目を合わせて・・・

「そんなんじゃ、世界の平和を守れないわよ!」

仮面ライダーにはまる甥っ子に、きつい一言を投げる、叔母でした。

めで鯛の反響

2015年03月05日 | 甥っ子の成長を見守る
先の「めで鯛」

実家の母と甥っ子達に見せましたところ、

母は「魚拓?」と聞いてきますし、(魚拓:釣った魚に墨を塗り和紙を押し付けて作る)

甥っ子次男M君に至っては、「僕も描く!今度、書道教室で、筆で描く~」

ちょっと待った「まーくん、書道教室ではね、絵を描いちゃ、だめよ。 家で 描いてね!」


それから、数日後、「智子おばちゃん!見て~」

M君は墨と筆で描いた手作り小冊子を持って来ます。

「これはヒラメね」「うん!」

「これはメダカね」「うん!」

「よく描けているね~!もっと描いて、見せてね」「うん!」


子供は大人が楽しむことを、自然と楽しむものですね


高尾山に登る

2013年11月07日 | 甥っ子の成長を見守る
先の連休の日曜日、姉と甥っ子達を誘って、高尾山に行きました。

夫君は、土曜日まで仕事でしたので、「お家で ひとりで のんびりと~」休養。


私は、10年も前のことですが、何度か色んなルートで登っており、

上りは、沢沿いのルートで、

下りは、舗装された薬王院の道に、ケーブルカーを利用する予定でした。


まず、高尾山口駅に到着して絶句したのは、大勢の人で、改札に辿り着くまで大渋滞。

トイレも長蛇の列。

早めに行動し、下山しないと、帰りはヤバイことになる・・・と予測は立てました。


駅で、案内図を入手しましたが、あまりにも略式で、10年前と違うな・・・

道路標識図を見て、沢沿いの6号路を歩み始めましたが、

沢は現れず、急な坂道、木の杭の段など、キツイ道の連続で、変だな~~

最初の目的地点、琵琶滝が現れず、代わりに展望台に到着。

東京都のスタッフがいるので伺うと、「稲荷山コース」を歩いている!と指摘される。


姉のブーイングを受け・・・

皆と協議して、「前へ進む」ことにしましたが、

8歳の甥っ子長男は、軽々先頭を進みますが、5歳甥っ子には厳しい道でした。


11時。上り始めた直後、おやつ休憩。 ここで、筋肉が慣れます。

12時半に、中腹辺りで、最初のお昼休憩、お握りを食す。

2時ごろ、山頂に到着。薄っすら見える富士山を眺めながら、2回目のお昼。

山頂広場は、イモ洗い状態の人人人・・・

もみじは紅葉して、甥っ子曰く「秋の色だね」。


甥っ子達がスケッチをする~というので、スケッチ・タイム。

「難しい~」と長男は稜線を描いて、ギブアップ。

次男は「あれを描きたいのに どう描いていいのか わからない」と青鉛筆を走らせる

そう、動物の絵は描きやすいが、山の絵、空の絵は、描きにくいのだ・・・

地震もあったので、下山しましょう。


4時に、人で溢れるケーブルカー駅に到着し、整理券を受け取って、乗車できたのは5時過ぎ。

京王線に乗って、甥っ子達は、最後のお握りも平らげ、ユダレを垂らしながら爆睡。

7時に新宿に到着し、お別れしました。

楽しかった そうです。

次回は 6号路で再チャレンジです。

レゴブロック

2013年10月18日 | 甥っ子の成長を見守る
私も大好きな レゴブロック



想像力や創造力を育てるため、甥っ子達にプレゼントしてきましたが、

これは「七つ星」をヒントに、列車、船、駅を作り、

これまでも、ロケットが飛ぶと、宇宙ステーションや、発射台を作り、

自分たちの理想の家や、スカイツリーを作ってきました。


完成すると、テレビボードの上に飾り、しばらく皆で眺めます。

そして、また壊して、「もっとすごいの」を作り出そうと、奮闘します。


「イメージを形にする面白さ」は、大人も子供も一緒でして、

私などは、レゴを始めると、自分が夢中になっています。

子供達が喧嘩を始めると、「それなら、私がレゴを持って帰ります。」と啖呵を切ると、

シーンとなります。

今度、レゴの専門店を見つけて、パーツを探したいです。



多摩動物公園へ行く

2013年10月17日 | 甥っ子の成長を見守る
夫が釣りに行き、私は堂々と実家で、子供達と多摩動物公園へ出掛けました。

私の通った大学が近くにあり、一度行ったことがありまして、

ひと山が動物園のため、結構坂道がきつい印象が残っています。

次回、高尾山を登る試金石として、子供達の体力を見るため、まず動物園へ。


多摩ZOOのお勧めは、昆虫館

常夏の温度設定で、冬は暖かく

様々な蝶が、ひらひら飛び、蝶嫌いはぞっとするかも

これは、バッタ釣りコーナーで、殿様バッタを釣る。

ライオンバスでは、

窓枠にぶら下がった肉片を目当てに、メスライオンが、面前で舌でペロッと。

上野はパンダ、多摩はコアラが目玉ですが、動かないので、イマイチ。

「おーっつ」と どよめきが湧き上がる「ユキヒョウ」。

2頭のメス豹が、助走をつけて走り、取っ組み合い、なのか、じゃれているのか・・・

隣の部屋に隔離されたメス豹が「ジャオーーーン」と遠吠えするし、ギャラリーは絶えない。

次男が「スケッチする」と、人から離れた場所に座って、描き始め

長男は渋々スケッチ始めるが、始めると夢中になって、人中でも平気


お次は、レッサーパンダ。「可愛いーー」と黄色い歓声があちこちで起き、人だかり。

これも、スケッチする。

閉園の時間も近づき、帰りしな、次男が「バクがみたい」と立ち寄り、

「おしどり」の美しさに見とれ、下り坂を走っていく。


実家で音楽会帰りの母に、スケッチを見せながら、

「ママには、上り坂がきつくて、無理だったよ」と伝えると、

次男が 「のぼり坂は、苦しいし、痛いけど、くだりは楽チンだよ」

母が 「下りは、膝が痛くて、だめなのよ」

キョトンとする次男に、「若い時は上り坂が苦しいけど、年とると下り坂が痛いのよ」

次男 「・・・」


姉も私も、前半、坂がきつく感じましたが、途中でフクロハギが慣れ、平気になりました。

夜は、なぜか皆、興奮状態で11時まで起きて、元気。

次回は、高尾山に挑戦だ!

北風小僧の貫太郎

2013年01月16日 | 甥っ子の成長を見守る
これは、昨年の木枯らしが吹き始めた頃の話である。

左手は甥っ子7歳ヒロクンと手をつなぎ、右手は4歳マアクンと手をつなぎ、

長男の書道教室へ向かい、実家マンションを出発した途端、

急に北風が吹き荒れ、雨がぱらぱら降ってきた。


教室まで徒歩5分、空はお天気雨、しかも北風が強い、

ならば、傘を取りに戻らず、走っていくぞ!

「寒い」「傘を取りに帰る」と泣き言をいう幼子に、

「走れば温かくなる」「雨は直ぐやむ」と「よーいどん」と手を引っ張り走り始めた。


100mも走れば、暑い暑い、となって、信号待ちの間、高校の塀で北風を避け、

ついでに、「北風小僧の貫太郎」って知っている?と聞くと、知らないそうなので、

歌って、教えて、歩いている間に、教室に到着。


書道を終えて、帰り道、覚えたかな?とまた歌い始めたら、

ヒロクンが「その歌、唄わないで」となんだか情けない声でいう。

「なんで?」と聞くと

「その歌、唄うと、北風が吹いて寒いよ。」

「今、風が吹いてないし」とマアクンもいう。

「じゃあ、北風が吹いたら、うたおうか!」「うん!!!」



しばらくして信号渡ったころ、ビューーッと来たので、

「じゃあ、うたおうっか!」

「きたかあぜえーー、こぞおーの、かんたろおー、かんたろおう!」

「くちぶえーふきふーき、やあてきたあー」


冬でござんす、ひゅるるんるんルーン

夏休み

2012年09月02日 | 甥っ子の成長を見守る
昨日と今日の雨のお陰で、涼しい秋の気配。

夜は熟睡、朝寝坊にお昼のうたた寝、、、、

猛暑を毎日、忍の一字で、無言でやり過ごしていたが、

やっと生気を取り戻し、友人諸氏に、絵手紙を送ります。




夏の初めに、我が家のシラカシの木に、次々と訪問者が現れました。

アゲハチョウ、カナブン、ハナムグリ、

それから

コクワガタ、チョウセンクワガタ、

そして



カブトムシの雄と雌

嬉しくて嬉しくて、毎日観察していました。

春、土を掘ったとき、出くわした大きな幼虫はクワガタだったのか!

もちろん、落ち葉の山に逃がしてやりました。

アゲハは黄色いストローを出して、樹液を吸い取っています。

伸ばしたストローを、渦巻状に巻いてから飛び立ちます。


ところが、晴天が続き、木が樹液を出せなくなり、虫が来なくなりました。

困った、二日後には、甥っ子達が泊りに来ます。

7歳の長男ヒロくんは、クワガタとカブトムシ採集に大いなる期待を寄せ、

4歳の次男マアくんは、ダンゴムシに熱を上げて、楽しみにしてきました。


はあああーーー困ったーーーーどうしようーーー

そこへ、夫の仕事仲間U氏が、畑でカブトムシが異常に集まって、皆に配っている、

と言うではないか!!!

「すみません、ください、明日、甥っ子達が楽しみに来るのに、皆いなくなっちゃって」

と、急遽もらいうけたカブトムシたちを、シラカシの木に這わせ、

あたかも、そこにいました、、、と自作自演。


我が家にやってきた、甥っ子たちは、真っ先に

「おじちゃん、行こうよ!」と虫網に虫かごを持って、庭先に直行。

それから、毎日が、もう大変。

二人の男の子を育てる親の大変さを体験しました。


見沼自然公園で、トンボ採集に夢中


庭で行水。たらいを小さいプールと呼んでいる。



朝から、夕方まで十分遊び、夜は日の入りと共に爆睡。

昼寝をしないと、花火が出来ないことを自覚し、自主的に昼寝をするようになって、夜に



8月11日土曜日から16日木曜日まで、毎日、大元気で過ごしました。

ちなみに、「宿題終わらせないと、おじちゃんちにいけない」ということで、

国語算数の宿題は終わらせてから来ました。

毎日、宿題の絵日記をこなし、工作の宿題も、色紙で切り張り絵を作成しました。


お盆の行事も一緒に行い、

来客中は、NHKアニメ「アルプスの少女」「母を尋ねて三千里」に助けられました。

トマト、ピーマン、きゅうりも、おじちゃんと一緒に収穫し、

嫌いだったはずのピーマンも残さず食べました。

無農薬なので、アゲハの幼虫も捕まえて、羽化まで観察できました。


4つの虫かごを満載して、大手振って帰っていきました。

静かになった我が家で、「孫が帰って、やれやれ疲れた祖父母」の気分です。











下田の白浜で海水浴

2011年08月09日 | 甥っ子の成長を見守る
7月16日から18日まで、下田で海水浴を楽しみました。



ホテルは下田プリンスホテルを利用。(プリンスってサービスレベルが低いの?)

上の写真は、朝靄に煙る浜辺。


さあ、海へ行くぞ! 

おじちゃん(私の夫)の後から、ゴカイジャーに扮して、

連結した浮き輪を列車にみたて、出発!



浜辺で蟹や巻貝、うに、小魚を発見。

波は、近づく台風のため高くて、ちょっと怖い。

波打ち際で遊んだ後は、プールで大はしゃぎ。





なぜか、旅先では朝4時に目覚め、朝焼けに見入る・・・(自宅では朝寝坊なのに)


葛西臨海公園

2011年06月29日 | 甥っ子の成長を見守る
甥っ子の次男まあが、6月26日日曜日に3歳になった。

朝、甥っ子長男ひろ5歳(8月に6歳になるよ)が、確認の電話をよこす。

ひろ「今日、おじちゃん、お仕事でかけた?」

私「おじちゃん、お休み、今日は、皆で、葛西臨海公園に行くよ。」

ひろ「わあ、ちょうどよかった。きょうは、まあくんの誕生日だから、皆でおでかけできる。」



葛西臨海公園に向かう途中、車中で

まあ「おじちゃんの車は、いい車だねえ」(確かに、私の車よりいい)

  「おじちゃんの車は、早いねえ」(私の運転は遅いのが、ばれている)

私「まあくん、誰が好き?」

まあ「おじちゃんと、○○○おばちゃん(私のこと)」


公園の砂浜でひとしきり遊び、ホテルでランチ。

まあ、おじちゃんに向かい「ごちそうさまでした」

よく言えました!


水族館では、まあは「ペンギン、ペンギン」とひたすらペンギンを求めて歩く。

そういえば、ひろも最初はペンギンで、次は、マンタレイ、たこ、そして今はクラゲ。


帰りの車中、居眠りして、おうちにつくと、お誕生ケーキが待っている。


母と姉が、コーヒーの用意している間、

私は、実家の地デジ化作業をして、夫とひろは私を手伝っていた。


まあは、食卓で誕生ケーキのそばに陣取り、

まあ「だれも、こないなあ」と独り言

更に、「ハッピィバースデー、トゥーユー、ハッピィバースデー・・・」

と一人で歌い始めた。


夫「地デジは後、まずはケーキにしよう」

そうですね、自分の誕生日に自分で歌いだす、まあくん、それは、あまりにも、面白い。


3本のローソクを立て、歌って、

まあは、いくらフーフーしても、1本しか消えない。

残りはおじちゃんが、こっそりフーして、消えた。


楽しかった。

帰り道、まあの語録を思い出し、二人で笑って帰った。