智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

千疋屋のオマケ

2009年12月21日 | 美味探求


左は、生協Lサイズのデコポン。その隣は、千疋屋のデコポン、西洋梨ル・クルティエ、りんごの富士。


ここ数年、お中元・お歳暮は千疋屋に決めている。

高価な果物を買ってまでは食べないが、いただくと嬉しい、、かな、、と考えて。

あと、もうひとつの理由は、「おまけ」が楽しみで。


昨日、日曜日、お歳暮を選びに日本橋本店にでかけた。

夫あきちゃんは風邪なので、「家でお留守番する?」と聞いても、「行く」と言う。

ちなみに、夫は、買い物と人混みは、嫌いである。


お歳暮も終わりの時期の今、店はさほど混みあっておらず、

お手すきのベテラン中堅社員が対応してくれた。

  「この冬は、いちごはアイベリーの成績が悪く、クイーンズベリーがお勧めです」

  「やっぱり、店頭まで来て、お話聞いて良かったわ。

   そうそう、お歳暮と同じいちごを、自家用に一箱買って帰ります。

   自分たちでも、味を確認しないと・・」

  「ただいま品薄で、店頭には見本しか置いておりません。」

などと会話のやりとりをして、商品を選ぶ。

お会計の待ち時間に、若手社員が、オリジナルジュースを運んでくる。

しばらくして、当社員が袋持参で、決済書類を持ってくる。

  「いつもご利用ありがとうございます。

   いちごはございませんが、季節の果物をどうぞお持ち帰りくださいませ」



お店を出て、日本橋に向かって歩き、

 私「あーーー楽しかった。今年ももらえた、やったあ!」

 夫「いわゆるオマケだな。オマケは楽しいもんな」

 私「夏は、若い社員で、ジュースは出さない、オマケもない、だったね」

 夫「決済権限がないんだよ」

 私「この空いている時期で、中堅社員にお願いする、がいいね!」

かくして我々夫婦は、オマケと、店員との駆け引きを楽しんで、来店している。


車に乗り込んで、早速袋をあけると、

巨大な西洋梨とデコポンが見える。

あまりもの大きさに、記念撮影。

普通、店頭で売られている2Lサイズと比較して、

一回りどころか二回りも大きい、驚きのサイズであった。







たぬきがね・・・

2009年12月14日 | 庭、四季の花


2年前の晩秋、出かけようと玄関をでたら、

庭で??がひなたぼっこ。

ねこ?でもない、犬?でもない、たぬきか、、、!?

横腹が傷つき、血がにじみ、弱りきった目をしている。

私が、そーっとカメラを向けても、動かない。

じわーっと近づくと、納屋の下に、隠れてしまった・・・・


そして今日、帰宅途中の道すがら、

交通事故にあって、命を落とした狸をみかけた。

悲しいね。

我が家の蜜柑

2009年12月13日 | 庭、四季の花

今年の我が家の温州みかんは豊作! 

味も甘くて、瑞々しく、皮も薄い!!!

夫あきちゃん、いわく

「うちの蜜柑を食べると、店のは食べられない、」

例年、味見をしては、私は理解不能であった。

甘くないし、すかすかで、皮は厚い。

私は、断然、長崎・熊本の蜜柑に軍配を上げて、

買っては食べていた。

が・・・今年は、お天気の具合が蜜柑に良かったらしく、

文句なしに、我が家の蜜柑に軍配を上げることにした。

そして、皆にお裾分けしました。

ひなたぼっこ

2009年12月12日 | 健康、バレエ、水泳

トウシューズを履き始めて3ヶ月。

いろいろ試して、これが3足目。 この靴なら、大丈夫そうな予感。

週3回のお稽古に、ほぼ毎日の自宅での復習で、腰と膝が悲鳴を上げてきた。

今日は、なにも考えずに、休養しよう。



やると決めたら、とことんやらないと気がすまない性分。

ゴルフを始めたときも、コース週3回に、練習場にて半日打ちっぱなし、

さらには会員権まで買う始末・・・・



勉強も、仕事も、同様な姿勢で臨んでいました。



しかし、年齢を重ねると、休養も織り込まないと、故障してダウンすることがわかり、

くやしいが、お休み。

どんぐりころころ

2009年12月07日 | 庭、四季の花
どんぐりが、ころころと、コンクリ土間の上にころがると


お日様に乾かされて、中身の種が、ころりん。

土にころがると、ほとんどが虫に食べられて、発芽できるのは一握り(写真右上方の小苗)



子供の苗が、すくすく育って何十年か経つと・・・・


こんなに大きく育つ。

だから、いっぱい食べて大きくなろうね、と甥っ子ヒロくんに話しました。

太鼓教室

2009年12月05日 | 甥っ子の成長を見守る
甥っ子ヒロくんは、母子で、浅草の太鼓教室に通い始めた。

姉に誘われて、私も顔を出してみた。

姿勢がよく、元気な声のお姉さんが、先生。


4組の親子が生徒だが、半分はお父さんがバチを持って敲いている。

先生が、

「らっこ・らっこ・らっこ・らっこさん」

と声を掛けながら、敲く。

「かっかどん・かっかどん・かっかどっかどっかどん」

と段々、難しいリズムになる。

子供は、小学生以下のクラスで、4歳の甥っ子が最年少。

親の方が、無心に真剣に、日ごろのウサを晴らしている。


実に、楽しそうである。


終わったあと、

近所の「あんデス」という、おいしいパン屋さんで、各種のアンパンを購入。

大変おいしく、楽しみの一つである。

近隣は下町情緒が残り、トンカツ屋に洋食屋さん、親子丼屋・・・

これは、楽しみが、また増えた。


韓国伝統料理 高矢禮

2009年12月03日 | 美味探求
11月の結婚記念日に、韓国伝統料理ゴシレに行ってきました。




韓国大使館のそばにあり、TV「ごちになります」で紹介されただけあって、

おいしかったです。

選んだ素材を活かした味付けで、淡白でした。

1万5千円/一人のコースを選びましたが、

次回は1万円のコースに、あわびなど単品を加えようと思います。


給仕役のお姉さんの解説も、興味深く、

お膳係りのお兄さんも、イケメンで、やさしい語り口であった。

大満足であった。



初めてのお泊り

2009年12月03日 | 甥っ子の成長を見守る
先週の土曜日、

いつものように、姉の4歳と1歳の甥っ子たちと遊んで、

夕方3時お別れしようとしたら、

4歳のヒロくんが、「ぼくもおじちゃんちにいくううう」

と叫んで、私の車へ突進。

すったもんだのあげく、連れて帰ることになった。

ヒロくんに約束させた。

「うんことおしっこは必ず、言うこと」「うん」

「おうち帰りたいよーって泣かない?」「泣かない」



帰り道、すっかり真っ暗になって到着。

夫は、既に帰宅して、ストーブで家を暖めていてくれた。

「おじちゃんは、まだお仕事だからね。事務所へ入っちゃだめよ」


そして、家の探索を二人でした。

我が家は、古くて大きい家で、しかも夜で、いかにも怖そう。

怖さを克服するには、家を知り尽くしてもらおう、

ということで、全ての部屋に明かりをつけて、探検してもらう。


夫が「仕事終わりーーー」と事務所から出てくると、

「わーーい」とここから大変。

お風呂から、二人の笑い声が、長いこと聞こえてくる。

20分ぐらいして、やっとでてきて、夫は、

「(ヒロにあわせて)ぬるすぎて、もう一度熱くして入る」


食の細い長男ヒロくんは、なかなか食べない。

夫と二人で、世話を焼くが、食べない・・・・

あきらめて、私はお風呂に、夫はヒロくんの寝かし付けに。

お風呂からでると、暗い部屋で、ヒロくんが

「おばちゃん、おなかすいた」

やっぱり、ということで、夜食を食べさせる。


10時には、寝付いたが、それからが大変。

時計のようにぐるぐる回り、蹴っ飛ばしまわるヒロ。

夫は、ふとん被せたり、足蹴りにされたり、寝れない。

2時に、私の方に、ヒロくんを寄せて、やっと夫も眠れた。

私も、部屋は暖かいし、もういいや、とあきらめて寝ることに。


翌朝、7時に、ヒロくん目覚めたが、

「ほら、おじちゃん、まだ眠っているでしょ。だから、ねんね、ねんね」

と寝かしつける。(私も寝足りない)

9時に、夫と私、薄目を開けて、さらに二人は寝たふりをする。

ヒロがガバッと起きて、「もう朝だ、もう眠れない、起きよう!」

「おじちゃん、どんぐりを拾おうよ」

今回の旅の目的は「どんぐり拾い」であった。




私が、朝食を用意している間に、

夫とヒロくんは、どんぐりで遊ぶ。

朝食のフレンチトーストもそこそこに食べて、再びお庭に出る。

みかんをもいで食べて、(今年の我が家のみかんは、本当に甘い)

裏の荒れ果てたピーマンを収穫して、

柚子もとって、、、、


私は、その間、家事を済ませ、庭の草むしりを始めると、一緒にむしる。

春に収穫したムスカリとシラーの種を植える。

ヒロくんは、紫式部の種を取って、種まきを試みる。


デン、デン、デン、、、とお囃子太鼓のような音が聞こえるので、

振り向くと、夫が、ヒロくんを「ねこ」に乗せて、庭を練り歩いている。

ヒロは、拾った枝をバチにして、ねこ(一輪荷車)を敲いて、すっかりお神輿気分。

昔「ダイゴロウとチャン」とかいうドラマの光景を思い出し、笑いが止まらない。


すっかりご満悦の頃、

「そろそろ、お昼は長崎ちゃんぽんを食べて、おうちに帰ろう」

ということになった。

もちろん、素直に帰る、とは言わない。

ちゃんぽんを驚くほど食べて、ソフトクリームも寒くなるまで食べて、

おうちに帰りました。


夫いわく、「子供は、たまに、がいいなあ」