智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

語学のおもしろさ

2013年11月30日 | 語学講座
日本語で川は「かわ」と「セン」の2通りの読み方がありますが、

中国語では「チュワン」韓国語では「チョン」となります。

韓国の国際空港は「仁川・インチョン」

中国と朝鮮は陸つながりだけに、漢字由来の単語の発音は、

日本語よりハングル語の方が現代中国語に似ているものが多いように見受けます。

ちなみに、文法の構造は、日本語とハングル語の方が、日本語と中国語より近いです。


ハングルは、漢字表記を捨ててしまいましたが、

過去、陸つながりで侵略を受け易く、漢字表記があると、すぐに敵国に読解される不利益があったからでは?

以前、中国・張家港市の外事弁の一団が、韓国、日本、台湾を訪問した折、お店の看板や駅名を見て、

東京では見当がついたけど、ソウルでは全く理解不能で疲れ、台北の繁体字を見てホットした・・・と語りました。

これが昔なら、占領のし易さに関わると思います。

日本は島国で海に守られて、陸つながりの朝鮮民族に比べて、

安心して漢字表記を残せたのではないでしょうか。


掃除三昧

2013年11月26日 | 家の設計、インテリア
先の連休、夫と私、家のお掃除と 庭のお手入れに 明け暮れました。

お正月に向けての大掃除・・・・ではなく、

住林の営業担当から連絡が入り、

住林の住宅実例集「自家自賛」、次回「和風住宅」がテーマで、

本社に応募したい、とのこと。つきましては、写真撮影に伺いたく・・・・

急遽、のんびり休養~~から、朝から晩まで、働き尽くし。


本社の審査を通れば掲載されて、全国の住林マンがこの実例集を手に持って、

お客様に紹介することになります。

営業と設計担当も写真に載り、本人達も鼻が高いことかと察します。


私達夫婦にとっては、あんなに苦労して建てたことへの「表彰状」のようなもの。

私のためより、夫の労をねぎらうために、掲載されたらいいな・・・と思います。

と申しますのも、夫は自営業者。

仕事でもプライベートでも、(私以外の)誰が褒めてくれるわけでもありません。


日曜日の午後、営業マンが見えて、彼自身も写真を撮りましたが、

私達夫婦が既に撮影して、編集したものも差し上げました。

2年前、住林の幕張イベントで、拙宅が紹介された折、プロのカメラマンが来ましたが、

なぜ、この角度、このアングルなの!? 夫婦でガッカリしました。

女優さんが「右斜めはダメ、左斜めにして!」と要求する気持ち、よく分かります。

美人に見える角度と、そうでない角度、ものごとにはあります。

「プロ」もピンキリ。

限られた時間の中で、美を見抜いて上手に撮影するのは、難しいようです。

ましてや、今回は営業マンが撮影するのですから、絵的に期待できません。


そこで、夫が写真に影響する範囲の庭木の手入れをして、

私が、様々な角度、高度、時間帯で撮影し、夫とダメだしをして、また撮影。

全く、物好きで、凝り性な夫婦です。


営業マンは、「本社が選ぶので、選ばれなかったら申し訳ない」と伏線を張り、

夫も、「今時、和風は流行らないから」と予め自己防衛を敷いて、

私一人、「なあに、絶対選ばれますよ。」と自信満々にミエを張ります。

「私、子供の頃、父の勤務する会社の社内報の巻頭に、家族写真が載りました。

次、私が勤務した石油会社でも、私は社内報に載りましたし、

30代で転職した造園会社では、業界団体の雑誌に載りました。

ですから、今回も、きっと載るはずです。」

願望ですが、どこまでも、強気の姿勢です。


家族ではない、第三者、世間に認められる、ということは、

とても嬉しいことですし、自信につながり、誇りにもなります。

夫の人生には、その機会が少ない、いや、無いように見受けるのです。

ですから、今回、夫が表彰される、

いやいや、大げさでした、拙宅が広報誌に掲載されると、いいな・・・

と思う次第です。



鉄砲伝来

2013年11月22日 | 読書、観劇、映画
BS103「歴史館」を楽しみに見ていますが、今回は鉄砲伝来について。

1543年に、ポルトガル人によって種子島にまず伝来した・・・・

私の知識はこの程度でしたが、

今回、「なるほど!」と納得できましたのは、

それは、なぜ信長や秀吉は大陸進行を目論んだか?

勝算はいかに???無謀ではないか??? と不思議に思っていました。

大河ドラマを見ても なぞのままでした。


その答えのヒントとして、番組で、当時の日本の軍事力について、分析しています。


火縄銃はヨーロッパで作製され、インド、中国、各地にもたらされましたが、

どの地でも複製まではいたらず、大量生産に漕ぎつけたのは日本だけだったそうです。

ヨーロッパでは、1職人が1丁ずつ仕上げていく方式でしたが、

日本では、まず種子島の領主が領内の刀鍛冶にコピー製作を命じて、1年で成功し、

その後、大阪・堺の会合衆によって、部品ごとの分業生産体制が敷かれ、

大量生産が可能となり、戦国時代の日本各地に広まり、

ついには日本で30万丁を保有するにいたり、ヨーロッパ全土の保有数を超え、

輸出するまでになり、一大軍事大国になっていたそうです。


番組では、朝鮮出兵のことまで論じていませんので、私見ですが、

当時、明との朝貢貿易、倭寇との密貿易、ポルトガル人との交易を通じて、

最新兵器である銃の流通情報は、堺商人や秀吉の知るところでしょう。

だから、小さな島国で人口も大陸にはるかに及ばないけど、

巨大な軍事力を手にしたことで、朝鮮出兵も、あながち無謀ではなかった、

ということですね。


いやーすっきりしました。

それにしても、この時代から、輸入、コピー、改良生産、輸出、

「モノ作り日本」の原点は 出来上がっていたのですね。

塩野七生女史「日本人へ」を読む

2013年11月20日 | 読書、観劇、映画
塩野先生の「ローマ人の物語」を拝読して以来、

私は、彼女の見識の深さ、明快さに、毎回感動し、

当代髄一の教養人と尊敬し、惚れ込んでおります。

さて、代記の「日本人へ 危機からの脱出編」の中から、

母国語と外国語の違いについて論じた章を紹介します。


まず、問題提起として、ユニクロと楽天が社内を英語オンリーにしたことについて。


外国語の読解レベルが満足すべき水準に達したか否かの目安として、

1.道ですれちがった外国人の会話が、聴くつもりも無いが、耳に入ってくる。

2.同じ外国語でも、方言を判別でき、更に、首相やスポーツ選手など、社会の属性が異なる人々の話し方に、対応できること。

3.書物を、母国語と同じスピードで、外国語でも読めること。


イタリアに40年暮らし、イタリア語の文献を読み、日本語で執筆される塩野女史ですが、

彼女をして、歴史用語はイタリア人以上に知っていても、イタリアの医学用語や経済用語は弱い。

「要するに外国語は、上達したように見えても所詮は、関心が向いている方向にだけ上達する言語なのだ。

反対に母国語は、たとえ個々の理解度では劣っていても、知らないうちに全般的に習得している。

つまり、必要に迫られなくても、ごく自然に学んでいるということだ。

だからこそ、母国語で話すときにには疲れを感じないのだと思う。」


そして、外国語と母国語では、道具の使い方が異なり、

外国語の場合、多くの人にとっては、意思・想いを他者に伝える水準に留まる。

母国語の場合は、伝達手段だけでなく考える道具になる。

あらゆる仕事にとって最も重要である「想像力」が、母国語なら自由に羽ばたかせられる。

いかに巧みに外国語を操る人でも、母国語以上の内容は話せないし、書けない。

と議論を展開しています。

結論は本著に譲るとします。

船に酔う

2013年11月19日 | 釣り吉さん
夫は月曜から土曜日まで働いて、日曜日のAM1:30に自宅を出発、

AM4時に銚子から乗船。AM6:15、私の携帯にモーニング・コールがかかる。

日曜日、夫はヒラメ釣り、私は甥っ子の七五三・・・

それで、前日に夫に、モーニングコールを、お願いしたのでした。

夫に感謝を伝えるものの、何か、夫の声が鼻づまりで、変だったので、

「どうしたの?」ときくと、

弱弱しい声で、力なく途切れがちに答える。要約すると

「船酔いで、釣りどころじゃない。酔い止めの薬を落してしまった。冷や汗と寒気で、船室で横になっている」


わーーーーーかわいそうに・・・・あんなに楽しみにしていたのに・・・


前日、土曜の晩は、よく眠れるようにと、

夫のリクエストで、ミルクたっぷり自家製ホワイト・シチューで満腹になって、

いつもより、かなり早く床についた。


私は7時半から「九州の豪華列車七つ星」の特集番組を独りで見ていたが、

夫が寝室からヌボーっと現れ、「眠れない・・・」と去っていく。

それでは、と夫のそばでTVを見始めたら、

ずずずずーーーっと 地が鳴り響いてきて、

私は「ここで寝ていたら、梁が落ちてくる~~!!!」地震にすっかり動揺してしまった。

それでも、九州の旅は進んで、「九州のローカル線の旅を、今度しようね!」

「うん」・・・・起きているし・・・・


引き続いて、世界不思議発見! 

こうなると、いつもの土曜日と変わらないパターン。

ナポレオンの初恋の相手がテーマ。

ナポレオンが年上の女性と恋に落ちて、失恋。

スエーデン王妃として長寿を全うし、

死の床の枕の下に、ナポレオンから送られた 若き日のラヴ・レターが・・・

「いや~、ナポレオンって、そんなにモテるのか~。秀吉と信長を足して二で割ったような人かな~」

「うん」・・・まだ、起きているし・・・・


「あきちゃん、私がそばにいても、眠れないようだから、退散するね」

「うん」


結局、一睡もせず出掛け、船に酔ってしまったようです。

自分の具合が悪いのに、妻の寝坊を案じて、電話を寄こす夫。

夫は、そんな律儀さ、優しさがある人です。

私のことを、そんな風に気に掛けてくれるのは、世の中で夫だけ。

じーーーーん・・・ときました。


七五三も終えて、会食も済み、夫に電話すると、だいぶ良くなったとのこと。

夜、無事帰宅した夫の話を聞きました。

同行者は、歯医者、保険屋、薬剤師。

皆さん、頭脳労働で肉体疲労は伴わず、一瞬の緩みが命を落す仕事、ではありません。

「あきちゃん、あきちゃんの仕事は、肉体が疲労するだけでなく、神経も、自分が思っている以上に、疲労していると思うよ。」

そう、木に登って枝を剪定することは、足を滑らせれば、命を失う危険を伴う。

長年の慣れで、本人は、肉体疲労だけを感じるようですが、

実は無意識の下で、かなり「気を張っている」ことも、疲労の大きな要因だと、改めて思いました。

「だから次は、連休日にする、とか、前泊する、とか、余裕もって楽しもうね」

「できれば東京圏じゃなくて、長崎の九十九島とかで、のんびり釣りができるといいね」

など、なぐさめました。


晩の夕食は、釣れたら寿司屋、釣れなかったら焼肉屋、の予定でしたが、

自宅で おでんの鍋をつつきました。

無事、元気でいてくれるだけで、幸せです。






木枯らしが吹く

2013年11月15日 | 日記

ドウダンツツジの紅葉とツワブキの黄色い花


11月11日、月曜日

朝方は曇りで、今年最後の草むしりを始めました。

しばらくすると、蚊が次々押し寄せてきます。

弱弱しいのですが、しぶとく顔をめがけて飛んできます。

蚊取り線香をつけるほどでもないのですが、おでこがちょっと、赤くなりました。


3時ごろ、急に暗くなり、突風と共に雨が降り、

雨が止んだら、冷たい木枯らしが吹き始めました。


火曜の朝から、晩秋。

藪に入っても、さすがに蚊は出てきません。


ドウダンツツジと、背後に温州みかん。

今年のみかんは、ハズレです。

腰を休める合間に、このような写真を撮っております。


そして、金曜日の今日。

草むしり4日連続で、体があちこち痛いと申します。

天気も雨模様なので、休養日としました。

貯まったビデオ・語学講座の集中受講日に決定!

来週は、草むしり&芝刈りの予定です。

頑張るぞ~

太公望

2013年11月11日 | 釣り吉さん
紀元前11世紀、周の文王が 軍師として呂尚を迎える折、

「吾が太公が待ち望んだ人物」と喜んだ。彼は、後に斉の始祖になる。

その彼は大の釣り好き。

それで後世の人々は、釣り好きを「太公望」と言うようになったそうです・・



さて、我が家の、何の予定もない、普通の日曜日ですが、

私は、NHK杯のフィギュア・スケート、男女シングルを堪能し、

その間、夫君は「釣りの本」を読み込んでおりました。

なんせ、来週日曜日に、千葉銚子沖で「ヒラメ」を釣るので、「予習」に余念がない。

それでも、沢口康子似の美人アメリカ人選手が登場し、にわかに顔を上げ、

ロシアの14歳の逸材に感心し、浅田真央ちゃんの演技に見入っておりましたが。


お昼を食べ終わると、そわそわして、釣具屋の「上州屋」に行く、という。

私も、散歩するね、と同行しました。

「また後でね」と夫はお店に入り、私は住宅鑑賞のため、周辺をブラブラ歩きます。

30分ほど歩き回りましたが、夫から携帯の連絡が入りません。


私もお店に入り、夫の背後から、見つからないよう観察しました・・・

夫はブラブラ、所在なさげに、店内をグルグル見て回っています。

おかしくなって、「どうしたの」と声を掛けると、

「店員が急がしそうで、声掛けられないんだ・・・」とボソリ。

私が手すきの店員に声を掛け、夫に引き合わせると、

「ああ・・・このあいだの・・」と互いに見知った同士で話が進み、

ヒラメ釣り用の竿、最高値の商品を買い上げ、更に次々と足していく。


夫は、仕事の道具も、家電も、最高値を買う性分ですが、

道楽に大枚をはたくのを、妻に見られたくないらしく、

夫の買い物に、金魚の糞のごとく、後ろからくっついて回る妻を、

「うっとうしい」と追い払おうとします・・・・・


「いいのよ、私は洋服買ったり、語学の学校に今後通うし。気にしないから。」

語学は今のところ、TVでタダですが、

先日の「全部マズイ!」事件の後、高額の洋服を買いました・・・夫に内緒ですが

「いい趣味が見つかって よかったじゃない~」

「ゴルフより金が掛かる。百万は掛かるだろう。」

と横目使いで、妻の目を気にしています・・・


店員が、夫の買い上げた商品の梱包を準備しているときに、

「あの~、釣り番組とか見ると、いかに大きいの釣ったか、皆さん自慢していますが、

家族にしてみれば、大きなの持って帰られても、嬉しくないんじゃないか・・と思うんですけど・・・」


店員は大笑いして、

「はははは、男は釣ることだけ考えて、釣った後のこと、考えないものなんですよ~

それで、家族のヒンシュク買っていますね~ どこの家庭も一緒ですよ~」


やはり。

「あの~、万一、大物釣ったとき、皆さん、どうされているのですか~」

と兼ねてからの疑問を投げると

「たいてい、知り合いの魚屋さんに、さばいてもらっていますね」

拙宅は、近所に魚屋もなく知己を得ず、「すし勘」に頼むのが上策であろう・・・

「あの~、偶然にも、ボックスにも入らないような大物は、どうするのでしょう?」

「船主に、代金払えば、その場で捌いてくれるよ。半身を船主に上げて、タダでやってくれる場合もある。
船主は、地元の小料理屋などに卸すんだ。」


なるほど。

最後に「魚の捌き方」の本を選んで、夫に買わせました。

夫が釣りに行くたびに、寿司屋に行ける!!!

夫の釣り~~~私も楽しみになりました~~~



そして、夜。

夫君は、和室の座卓の上に座り、買ったばかりの釣竿で、畳を海に見立てて、

竿をしならせて、ニヤニヤ悦に入っています・・・・

私は、ヒラメの役を 仰せつかり、竿の先に食らいつく真似をします。

釣りバカな夫婦でした・・・・




語学にハマル

2013年11月09日 | 語学講座
外国語を学ぶのが、こんなにおもしろいとは!

不思議なもので、スポンジが吸収するように入ってくる・・・

長らく頭を使わなかったので、頭に空白が生まれたのでしょうか・・・


ちなみに、私、学生の頃、英語は苦手でした。

ひたすら、単語や文法を暗記するのが、つまらなく、苦手でした。

むしろ、理数が得意で、「真理」を追究し、考えることが好きでした。

世界史も好きでした。「なぜ、こうなったか?」必然を解く面白さがあります。


今、時間もあるし、どうせやるなら、と欲張って、

英、独、仏、西、伊、それに中、韓を同時に進めていますが、

テレビの講座レベルは、いずれも初歩ですが、

それぞれ、足並みが揃っているため、比較言語的な面白さが加わって、

おもしろいのです。


原因を探るに・・・

まず、中国で暮らし、外国で最低限知っていれば困らないレベル、というものを体感し、

受験英語と異なり、目標レベルが低く、到達目標が明確で、気楽といえます。


次に、中国で、韓国の人と知り合い、

中国語と韓国語と日本語の、東アジア言語圏の類似性、相違点など、発見が次々あって、

単一言語を学ぶより、言語圏で学ぶ方が 興味深いことを知りました。


同様に、イタリア、フランス、スペインはラテン語圏ですから、類似性があります。

ドイツ語は、英語と同じゲルマン語族で、ラテン語とは異なりますが、

大学で第二言語で学び、カジッて挫折したリベンジです。


最初は、聞き流していましたが、

今は、いずれも録画して、ノートに書き取るようにしました。

テキストは、今のところ不要な感じです。


英語は、様々なレベルの番組がありますが、聞き取って、書き取るようにしています。

以前から、ハリー・ポッターの原書の2巻目を、チョボチョボ読み進めています。


まさか、このように語学にハマルとは、思いもしませんでした。

どこまで行けるかな~

最近始めたこと・・・

2013年11月08日 | 日記
最近始めたのですが・・・

三日坊主になったら、恥ずかしいので、自分でも様子を見ていましたが・・・

案外続いており、しかも楽しいので、ちょっとブログで紹介します・・・・


毎朝、6時25分の教育テレビの テレビ体操10分間 を始めました。

早朝ボケた体が、すっと軽くなり、その後の家事が楽に感じます。


そして、お昼12時、教育テレビの語学講座。

大声を出して 発音します。

一日「無言」で過す日々に、最近ようやく慣れましたが、頭がぼけそうで。

「会話の無い日常」の中で、TVの講師と「擬似会話」を楽しんでいる感じです。


ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語・・・

と、なんだか、楽しんでいます。

ヨーロッパ旅行で役立てることを、ひそかに夢見ています。


スポーツ・ジムの再開や、語学の教室に通うことも考えますが、

体調が不安定で、「頻繁に欠席する自分」を想像すると、気が引けます。

それで最近は「約束」、時間の拘束事を、極力避けています。

ですから、テレビの語学講座ぐらいが、気が楽です。


ちなみに、仕事は、夫の会社の経理ですので、

スケジュールを自分で組み立てられますので、助かっています。

今は、体調が普通の日が、有り難く 感じます。

体調が落ち着いて安定するまでの、辛抱の年月、と心得て、

テレビの語学講座を、気長に楽しむことにします~

高尾山に登る

2013年11月07日 | 甥っ子の成長を見守る
先の連休の日曜日、姉と甥っ子達を誘って、高尾山に行きました。

夫君は、土曜日まで仕事でしたので、「お家で ひとりで のんびりと~」休養。


私は、10年も前のことですが、何度か色んなルートで登っており、

上りは、沢沿いのルートで、

下りは、舗装された薬王院の道に、ケーブルカーを利用する予定でした。


まず、高尾山口駅に到着して絶句したのは、大勢の人で、改札に辿り着くまで大渋滞。

トイレも長蛇の列。

早めに行動し、下山しないと、帰りはヤバイことになる・・・と予測は立てました。


駅で、案内図を入手しましたが、あまりにも略式で、10年前と違うな・・・

道路標識図を見て、沢沿いの6号路を歩み始めましたが、

沢は現れず、急な坂道、木の杭の段など、キツイ道の連続で、変だな~~

最初の目的地点、琵琶滝が現れず、代わりに展望台に到着。

東京都のスタッフがいるので伺うと、「稲荷山コース」を歩いている!と指摘される。


姉のブーイングを受け・・・

皆と協議して、「前へ進む」ことにしましたが、

8歳の甥っ子長男は、軽々先頭を進みますが、5歳甥っ子には厳しい道でした。


11時。上り始めた直後、おやつ休憩。 ここで、筋肉が慣れます。

12時半に、中腹辺りで、最初のお昼休憩、お握りを食す。

2時ごろ、山頂に到着。薄っすら見える富士山を眺めながら、2回目のお昼。

山頂広場は、イモ洗い状態の人人人・・・

もみじは紅葉して、甥っ子曰く「秋の色だね」。


甥っ子達がスケッチをする~というので、スケッチ・タイム。

「難しい~」と長男は稜線を描いて、ギブアップ。

次男は「あれを描きたいのに どう描いていいのか わからない」と青鉛筆を走らせる

そう、動物の絵は描きやすいが、山の絵、空の絵は、描きにくいのだ・・・

地震もあったので、下山しましょう。


4時に、人で溢れるケーブルカー駅に到着し、整理券を受け取って、乗車できたのは5時過ぎ。

京王線に乗って、甥っ子達は、最後のお握りも平らげ、ユダレを垂らしながら爆睡。

7時に新宿に到着し、お別れしました。

楽しかった そうです。

次回は 6号路で再チャレンジです。

渡辺淳一先生、「男と女、なぜ 別れるのか」

2013年11月06日 | 読書、観劇、映画
渡辺淳一先生の著書は、毎回楽しみに拝読していますが、

本著では、男と女の強さや弱さの根本的な違いを分析して、別れない関係を模索しています。


おもしろいなあ、と思った箇所は、行動力について。

男はなまじ腕力に勝るため思考力に欠け、様々な点で行動を起し易い反面、

戦争や大きな争いの元になり、家庭生活でも「かっとなって」啖呵を切り、家を出る・・・

「しかし、ここで妻たるもの、なにも慌てることはない。」

「威勢よく出て行くが、あとで後悔し、何日かあとに しょぼしょぼと 戻ってくる」


そして男を「鮭」、女を「鱒」に例えています。

鱒は川から海へ出ると、二度と戻らないそうです。

なるほど、なるほど・・・・

全くその通り・・・・


朝の連ドラで、原田泰造さんが演じるヒロインの父は、料理人の職人肌。

ベランメイ調で、「勝手に仕上がれ!」「好きにしろ!」と切れてみたり、

「縁を切るー!出て行けー!!」と怒ったり。

「ふんっ」とふてくされたり・・・・

いやあ、似ていますよ、我が家の誰かさん。

原田さんの表情、目線、ウマイですね。よく特徴を捉えています。

笑いながら、慰められました。

お言葉

2013年11月05日 | 日記
10月28日付け朝日新聞朝刊39面に、

熊本県の水俣市を訪問された両陛下が、水俣病患者と懇談され、

患者の多くが、差別を恐れて病気を隠してきた実態を聞かれ、

天皇陛下が、事前に用意された「お言葉」のほかに、

約1分ほど 思いを語られたのは、異例のことだそうですが。

その中で、心に残ったお言葉ですが、

「真実に生きる ということが 出来る社会を 皆で作っていきたいものだ と改めて思いました」

「今後の日本が、自分が正しくあることが できる社会になっていく、そうなればと思っています」


「真実に生きる」「自分が正しくあることができる」

このようなお言葉は、このように常日頃 考えていないと、でてこないものです。

人として生きる姿勢、有り様、存在を問いかける、重い言葉だと感じました。



そして、10月31日付け朝刊37面に、

「熊本県の水俣病不認定処分を、国審査会が取り消す裁定を下した。」


4月の最高裁判決を受けての裁定だ、とのことですが、

陛下の水俣ご訪問、そして、先のお言葉、

やはり影響はあるでしょうねぇ・・・

愛の反対は?

2013年11月04日 | 日記
皆さん、

「愛の反対は?」と問われると、

「憎しみ」「憎悪」


でしょうか?

いえいえ、

 「無関心」

なるほど・・・・

愛しているが故に、憎さ百倍だったり、

嫌いが転じて、好きになることも有りますね。

いいお言葉を頂きました。


さっそく、夫にプレゼントすると、同様な押し問答になりました。


夫婦喧嘩はね、相手に期待しているから、裏切られて腹立つのよ。

つまり、「あ・い・し・て・い・る・」ってことね!!!


夫は、目を白黒していました。

ふふふふっつ!


カッカしている時は、「この結婚、失敗だったー」なんて思っているでしょ。

いちいち、絶望しているなんて、バカらしいわよ。

相手に無関心になったら、オワリ。

喧嘩しているうちが、華よ!ハ!ナ!



夫は、言葉を飲み込んで、狐につまされた顔をしていました。

ははははは・・・・


ごちそうさん

2013年11月03日 | 読書、観劇、映画
NHKの連ドラが、「あまちゃん」から「ごちそうさん」に変わりましたが、

毎朝、楽しく拝見しています。

ヒロインめい子は、食いしん坊が 取り得の 女の子。

思いを寄せる下宿人、帝大建築科に通う西門さんに、毎朝お弁当を作るようになる。

彼は、かって「なんの取りえも無い」とけなした彼女が、

毎朝、奮闘して出来上がるご馳走弁当のお陰で、毎昼、楽しみになる。

「あなたは、今では、幸せを作り上げる力がある」と、取り得を見出し、励ます。


めい子は、お見合いの席から逃げ出し、彼のもとへ走り、

「朝、昼、晩、美味しい料理を あなたに作ります。私を一生たべさせて下さい。」

とプロポーズをします・・・・


いやあ・・・・初心を思い出します。

私も、結婚当初、夫の「おいいしい笑顔」を楽しみに、一食入魂して作っていました。

最近は、意地になって、「おいしい」を言わせるぞ、とばかり作っていますが・・・

あれから、毎晩「全部、おいしかった?」「うん」と言わせております。

危険分散のため品数も増やし、彼は「多すぎる」と言いながらも、完食しています。

あいかわらず、「いただきます」も「ごちそうさん」も言わない人ですが、

満足そうに「うん」と大きく頷きながら、席を立ちます。

お殿様・・・・みたいです。

婚活時代

2013年11月02日 | 日記
近年、熟年の婚活が盛んだそうです。

報道で紹介される、60歳超えて結婚を目指している人々は、

目的意識が明確で、自らの手で出会いを掴もうと、積極的に努力されています。

価値あることは、努力せずに得られないことを、

年の甲で自覚していられるのでしょう。


若年・中年での結婚と比較してみますと・・・


周囲を見渡すと、20代に結婚したカップルは、

学生時代に出会った、もしくは、職場で早々に出会ったケース、に大別されますが、

まず、クラスや職場という場があって、

性格的にも、ある程度の社交性、協調性を有して、容姿もある程度恵まれた人が、

自然の流れの中で、結婚へ帰結していく・・・ように見受けます。

私自身、25歳の結婚のとき、「結婚にむけて努力した」感覚はありません。


ここを通過すると、30代前半は

「どこか縁が転がってないかな~」と偶然を期待し、夢をしばらくは見ますが、

音沙汰無く、年齢ばかりが上がり、40を目前にして、

「棚ぼた」はない!と気がついて、積極的に場を探し、意識して求めて、間に合った~

との声を聞きます。

私自身、再婚は「就職活動のように、婚活する」との決意で望みました。

30歳過ぎたら、偶然は転がっていない、出会いは降ってこない、と思います。