智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

ご飯を美味しく炊くには?

2017年04月03日 | 美味探求
コジマ電気で、各メーカーが技術の粋を集めて、最高に美味しく炊ける炊飯器を開発していることを知り、

大枚をはたいて買う方向に傾いた夫を制し、「家に帰って、いろいろ調べてから、また来ます・・・」と店を退出しました。


まず、板橋のお米屋さんに電話します・・・

各地から集まる新米の、試食用の1合炊き炊飯器は、加圧も何もない至ってシンプルなので、味の特徴が出やすい。

鉄の「羽」釜は、かまどに落ちない構造上必要な形状で、今の炊飯器に、羽をつける意味が分からない。

かまどは熱が逃げにくく、高温を維持しやすい。

鉄釜の上に置く木蓋は分厚く、更に石を重しとして乗せて、加圧した。

はじめちょろちょろ、なかぱっぱの火加減。

ガス釜が美味しく炊けるよ。

など、ヒントとなる言葉を頂きました。


東武百貨店に出向き、TVで紹介された「長谷園(窯元名)の炊飯用土鍋」も見てきました。

土鍋には別売りで「かまど形状のごとく」も追加できて、昔のかまどの保温性の代替策と見受けました。

HPで商品特性を知ると同時に、欠点も知りました。


因みに拙宅のキッチンはガスですが、ガス釜を引用するための予備のガス栓はありません。

では、最近買ったばかりのストウブ鍋で、手動でやってみることにしました。

説明書とネットで利用者の声を参考にしました。

蒸らす間、待つこと13分、夫も見守る中、私が蓋を開けますと~

見た目も美しく、食した夫は、「昔のかまどで炊いた味だ~」

電気釜より、もちもちと粘りが強くでました。


翌日、勢いづいた私は、自宅に昔からある加圧鍋で炊いてみることにしました。

水分が多すぎたようで、柔らかく、もちもち感が出過ぎました。


ストウブも加圧鍋も、加圧することで、モチモチ感が加わりますが、

これまでの電気釜のような、「粒立ち感」が少ないようです。

手間は、事前に思った以上に、簡単でした。


次は、普通の土鍋に、蓋をストウブの蓋に替えるか、土鍋用の蓋の穴をふさぐ工夫をしてみようと目論んでいます。

しばらくは、自宅にある道具でいろいろ試して、炊飯専用土釜を買うか、高級電気釜を買うか、決めます。



追記:私は簡易な糖質制限ダイエットを緩やかに続けております。

朝とお昼はしっかりご飯を食べて、夜は白米は避けるようにしています。

夜に夫のために炊飯しても、翌朝の冷えても美味しい「龍の瞳」のお蔭で、夜は我慢できています。

朝とお昼を一人で食べる時は、龍の瞳の玄米にします。

夫は玄米が嫌いで、私には美味しく感じられますし、便秘になりませんね。