ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

【平成23年 睦月の七五】1月22日~1月31日

2011年02月03日 | 2011 暮らし雑感
1月22日
● フランクもフランキーも落語好き
録り貯めてあったスカパー映画「羽織の大将」(録画)を本日見る。
フランキー堺が落語家「小文」を演じていた。
ほんものの桂文楽や安藤鶴夫も出演しとても面白かった。
フランキー堺はコメディアンでありドラムのプロ奏者であり、落語家も肩書きとしていた。
フランク永井の落語好きも有名。演じれば玄人はだしだったそうだ。
志ん朝の趣味はジャズドラム。
3人揃って落語とジャズを愛したところが不思議。
なにかの合縁がありそうだ。

1月24日
● 家のなかメールで会話する夫婦
夫との会話がイライラするからメールで用を足すという夫婦がいた。
NHKのあさイチで紹介。
結婚5年立つと「こんなはずでは」。
15年「頼りない。つまらない」
定年「もう、いいでしょ」となる。
妻側からみた離婚の年度別要因だそうだ。
夫の不満は「その前にオレの話しを聞け」「なにが言いたいの?結論はなに?」となる。
昔は女として妻として母として3つの役割を器用にこなしていたのが女性とされたが、どこが強さの転換点だったろうか。
 昭和60年(1985年)に男女雇用機会均等法が成立したが、あのあたりからが分水嶺となった感じがする。
「働いて」の要素が加われば、先の3つは当然薄くなる。
男のほうは草食系がだいぶ増えはいるが、バーのマダムに「ママ」と呼びかける甘えは未だ変っていないだろう。
なにかが、どこかで、すれ違って進んできている社会。


1月25日
★ 雪折の竹もうもれし深雪かな /鈴木花蓑
読売「四季」にあった句。
花蓑というから女性だと思ったが虚子に師事した元大審院の書記さんだった。
関東は連日、一滴の雨もなく、空っからだが東北、北陸の雪は深い。

★ 雪折も聞えて暗き夜なりけり 蕪村


● 年金のギッタンバッコン漕ぐ人は
厚生労働省発表によれば、公的年金の受給者数は09年度末でのべ5988万人となり、過去最多を記録。
逆に、年金制度を支える側の加入者数は6874万人と4年連続の減少となった。
年金制度改善は、まったなしのところに来ている。

 
1月26日
チョウトウハ 日米結ぶ合言葉
オバマ一般教書で大統領も「超党派」をよびかける。


1月27日
● 韓中をほめてニッポンにはダマリ
日本、今年も言及なし 韓国、中国は優れてると紹介 /オバマ一般教書演説
各紙の見出し。
日本は最大のパートナーとしながらも二年引き続き言及はない。
逆に演説で「コリア」を7回言及したとある。


● 冬の陽や 北信五岳と千曲川
湯田中温泉からぶらっと小布施の岩松院へ行ったことがある。
この寺の北斎天井画や蛙合戦のちいさな池もみた。
ここが登山口になって雁田山に登るそうだ。
いまの季節だと斑尾山をはじめ妙高、黒姫、飯縄、戸隠の北信五岳の眺望がいいらしい。(読売夕刊 みなみらんぼうの一歩二歩山歩 から )

1月30日
●縦じわが横じわになったアジア杯
リタイア組には時間がある。早寝して待ち凱歌のときを待った。
オーストラリアに1-0の勝利。時計は3時を少し回っていた。
ゴールキーパーの川嶋の険しい縦じわの顔が、晴れやかな笑顔に変っていた。
高さに耐え、忍んで、粘って、勝利をものにした。
久しぶりに元気をもらった。


1月31日
● 団結は力だったとザック言い
各試合ごとにヒーローが生まれた。
監督は「団結は力」と言った。
このことばは、60~70年代の労働運動にもよく使われたことばだ。
チーム一丸となって、各国の強豪と闘った今回のサッカーアジア杯。

 世界中が日本の危機的な財政の行方を見守っている。
その土俵の上に上がらずガヤガヤとやっている今の政治の世界にも活かしたい言葉とも言えないか。



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