ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

【平成23年 水無瀬の七五】 東日本大地震 6月16日~6月23日

2011年07月07日 | 2011 暮らし雑感
6月16日
● 震災で避難した人12万
内閣府の6月調査では今回の巨大地震で自宅から避難した人は未だに12万4594人居られる。
仮設住宅をはじめ親族や知人の家などを頼った人も多いが、3か月の長きに渡れば、戦時中の疎開と同じで、人間社会のさまざまな確執や葛藤も生まれてくる。辛いことも多いはずだ。


● 直葬や家族葬がだいぶ増え
16日のよみうり夕刊「こころ」欄に葬儀・供養それぞれの形として「変わる悼み方」がとりあげられていた。
ここ10年間で通夜、告別式の会葬者が半減し、葬祭側の規模も縮小傾向にあるらしい。
「家族だけでの葬儀」(54%)が「従来通りの形式」(31%)より賛同が多いそうだ。
時代の背景には少子高齢化があるのだろうが、なんとなく頷き、それでいてなんとなくこれでいいのかと、考えさせられた。
生老病死の最後の旅路にふさわしい送りかたとはなんなのだろう。


★ 3か月一番自粛した政治/よみうり時事川柳
同感だ。
3月11日。
1000年に一度の巨大地震、原発事故、大津波が襲った大災害でもねじれた政治は結局ひとつにはなれなかった。
税の有り方であれこれ論議しているが、その税金をムダに使って空費しているオソマツさを指摘してもテンとして恥じない連中だ。

6月17日
● 工程表、義捐金にも瓦礫にも
原発事故に工程表があるなら、いまだに被災者に届かぬ義捐金にも、テレビで未だに流されてる瓦礫の山処理にも「工程表」があるべきではないだろうか。
政府の責任で作るべきでと思うのだが・・・。
国会中継でどの党もこの問題を取り上げないのはなぜなのか。

6/17~6/18
● 鬼怒川の湯音背にして駒並べ
恒例の将棋・鬼怒川行。
鬼怒川駅前のホテル三日月に宿泊。
新たに30年前の副会長だったIさんが参加して計6名。
Kさんには逆転勝ちし、町の名人と称されるTさんにはニ歩を誘って勝った。
でも、これは温泉につかりながらの余興の勝負。
とはいえ、深々夜まで自由対局は続いた。
新たに参加したIさんの角の使い方に感心。
翌日の車中の対T三段との一局は快勝。
棋譜に残したいほどいい将棋だったと自らを褒めてあげよう。

6月21日
● 牢名主の如くに座る囲碁大会
参加者25名の公民館囲碁大会。
各クラス4人総当りのリーグ戦だったが4連勝。
但し私はCクラス。
これで、東西の公民館大会で優勝3回、準優勝1回の戦績を残し、Cクラスではいまや牢名主のような存在にもなった。
棋力は1級か弱い初段にはなっているが、有段の道はまだ遠い。
冥土の土産に三段は欲しいのだが、寄る年波もあり、日暮れて道遠い道程でもあるようだ。

6月23日
● ビーナスに惜敗したのはだてじゃない
男伊達ということばがあるが、さすがはクルム伊達公子。
あのウィンブルドンで、選手権を5度制した31歳のビーナス・ウィリアムズ(米)とフルセットで闘い惜敗した。公子さんいま40歳。
ダテだけでできることことはない。我々世代にも、力と勇気をもらえる大偉業だった。





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