きまぐれ雑記帳

きまぐれに日々の思いを綴ります。

2023年6月 ブルガリア・ルーマニア⑤

2023-10-31 22:43:38 | 旅行
5日目
ルーマニアからブルガリアへ。




カメラ付きのコウノトリの巣のようです。
国境です。車が停滞してます。
30分程で通過できました。



ブルガリア側で昼食です。



ドナウ川を挟んでルーマニアに隣接する町ルセから、南に20キロ行くと
イヴァノヴォ村があります。さらにそこから4キロほどの場所で、こちらの
世界遺産イヴァノヴォの岩窟教会群を見ることができます。






世界遺産イヴァノヴォの岩窮教会群は保存状態が良く、美しい中世の
フレスコ画が有名。この地方の洞窟群には、1320年代以降から17世紀まで
修道士が住んでいました。彼らは僧房、教会群、礼拝堂などを岩から
切り出して岩窟教会群を作りあげました。








イワノヴォ岩窟教会迄の道路、駐車場、トイレ等はまだ整備が遅れて
おりました。トイレも閉鎖中ですし道路もガタガタ。でもそれが良いのかも
しれません。




ブルガリア北東部にあるヴェリコ・タルノヴォは12~14世紀に第二次
ブルガリア帝国の首都として栄えた街。その後は500年近くにわたり
オスマン帝国の支配下におかれました。





旧市街には「サモヴォドスカタ・チャルシャ」と呼ばれる地区があります。
チャルシャとは、市場という意味。古くから金銀細工や陶器、織物、革製品、木彫り、絵画、刺繍やレースの手芸品などの小さな店が軒を連ねております。













東京からのツアーの方・・・凄い!!
「ツァレヴェッツの丘」は第二次ブルガリア帝国時代、かつてブルガリア皇族や総主教の住まいとしての宮殿があった場所。そのほかにも家々や教会、
修道院がいくつも建てられていたことがわかっています。
現在は城壁の土台跡のみが残り、頂上にある大主教区教会からは旧市街と
美しい自然を見渡せます。





夕食はホテルのレストラン
・・・肉(豚肉です)

ノラ猫ちゃんです。
ちょっと日本では見かけない風貌です。



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2023年6月 ブルガリア・ルーマニア④

2023-10-31 22:17:08 | 旅行
4日目、ドラキュラ伯爵伝説のブラン村へ。



ドラキュラ居城のモデルとなった、ブラン村随一の観光スポットであるブラン城。ルーマニア第二の都市ブラショフから南西へ約30km、ブチェジ山麓の小村の岩山に聳えています。
城内は、ドラキュラから想像される怖いイメージからはほど遠く、室内には中世の暮らしが伺える展示になっています。
山上に聳えるブラン城は、岩と一体化したような造り。このお城は、もともと13世紀にドイツ騎士団が、トランシルヴァニアの南東部を守るため、木材製の国境の要塞を築いたことから始まります。14世紀には、ドイツ商人が侵入してくるオスマン朝群をいち早く発見する目的で、石造りの要塞を築いたと
されています。その後、ワラキア公ヴラド1世がここを居城としました。

ドラキュラ伝説の主人公が、15世紀に実在したワラキア公ヴラド3世。
攻めてきた他国の兵士に対して行った拷問や処刑が異常な残虐なものだった
ことから、ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)という別名がある人物ですが、
ルーマニアではオスマン・トルコ軍と勇敢に戦った英雄とされています。
しかし実際にこのブラン城に住んでいたのは、彼ではなく、彼の祖父
ヴラド1世です。


城内は恐ろしい雰囲気を持つものではなく、中世の典型的なお城!
4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋が繋がっており、陶器・家具・武器・甲冑などが展示されています。























フリータイム、歩き回らずにコーヒータイムです。







アズーカ村のワイナリーで昼食です。


スパークリングワインの試飲も有り。
夫並の熊が張り付いております。



肉は苦手です。年間で500gも食べていないと思います。
今回も野菜だけいただきました。
ワインも飲みません。お腹を冷やさないように紅茶です。
昼食後シナイア観光です。ここで雨が降り出しました。

イチゴ販売中。色は美味しそうなのですが、やはり日本のイチゴには
敵いません。


ペレシュ城の近くのホテルとレストラン

1875年、時のカロル一世( Carol I、1839年-1914年)がルーマニア王室の
避暑地として、夏の離宮を8年の歳月をかけて建設したのがペレシュ城です。
大きなお城で、内部は豪華の一言に尽きます。玄関に続く大ホールは昔天井がなかったそうで、今はステンドガラス風の天井がついています。
どの部屋も木材がふんだんに使われ火災の危険があることから、当時では珍しく水力発電による電気照明がなされたそうです。
各部屋ごとに趣向が凝らされ、イスラムの間、水パイプの間、豪華な会食の間、当時としては珍しい映画上映の間など、どの部屋も豪華です。










































ペリショール城。
カロル1世が甥のフェルディナンドとその妻マリーのために建てた狩猟用の城

ルーマニアの首都ブカレスト





夕食は老舗レストラン「カルク・ベレ」



お肉でした。














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2023年6月 ブルガリア・ルーマニア③

2023-10-31 20:01:37 | 旅行
3日目、シギショアラへ。





ルーマニア、トランシルバニア地方にあるシギショアラ。ドイツのザクセン人
入植者によって造られた町は城壁に囲まれた要塞都市として世界遺産に登録されています。

丘の上に広がる町並みですので、町中には石畳の坂や階段が巡らされています。他の町に比べると観光地化されていない素朴な町並みが魅力です。
シギショアラのシンボル時計塔。
一日1回のみ作動します。

吸血鬼ドラキュラ伝説のドラキュラモデルとされるワラキア公ヴラド・ツェペシュは、実在の人物。彼が生まれた家であり、父ヴラド・ドクトルが幽閉されていたというのが、現在「カサ・ヴラド・ドクトル」という名前のレストランとして残されています。時計塔前の広場に面した黄色い壁の建物で、入り口には「竜」の意味をもつ父の名を示すように、竜をあしらった看板がぶら下がっています。













ランチの時間調整でしばしのフリータイム。
日影のカフェで、訳の分かんぬるいコーヒー牛乳みたいな飲み物を
オーダーしてしまいました。

「ドラキュラ伯爵の生家」で昼食です。




伝統的なルーマニア料理が中心です。














昼食後ビエルタンにある要塞教会へ。






凄い!!逞しい。体形私に似てる!!
トランシルヴァニア地方の要塞教会群として、全部で7つの要塞教会が
世界遺産に登録されていますが、その中で保存状態が良いのがビエルタン
要塞教会です。この教会は1412年に建設されていますが、一帯は古い歴史
を持ち、教会以前にも建物があった事が調査で分かっています。
 
教会そのものは三重の壁で守られており、まさに要塞教会という名にふさわしい場所と言えます。



教会そのものは、東方教会によくある質素な作りといえます。しかしながら
ビエルタン要塞教会の祭壇はとても荘厳な雰囲気を持っています。祭壇の
一番の特徴は、大きく開いた十字架の形をしており開閉式であるということ。

東方教会の特徴であるイコン画だけではなく、キリスト像があることも
必見です。

マリア様可愛いです。
礼拝室にあるドアについている鍵。これは今から約500年前に作られたもの
ですが、それがそのまま残されているのです。近くで見るととても複雑な
構造をしており、それが今でも正確に動くのは驚きです。

教会前からはトランシルヴァニア地方の素晴らしい眺望が得られます。


教会の裏側に進むと壁に沿って質素な一軒家があります。ここが愛の回復小屋
です。
教会という性質から、地域住民からは多くの悩みが寄せられました。
中には離婚したいという夫婦も相談に。離婚を考えている夫婦が1週間から
数週間、二人きりでこの中で生活をし、お互いをもう一度見つめ直す、
考え直す機会とするための部屋だそうです。









ブラショフに戻ります。

夕食は自由。ちょっと調子が悪くてパス。
































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2023年6月 ブルガリア・ルーマニア②

2023-10-28 22:07:45 | 旅行
 2日目。昨日、LF航空のCAさんがマスク無しでゲホゲホしながら
飛行機内を移動しておりました。案の定夫が発熱、同じようなゲホゲホ咳。
インフルエンザだと思います。コロナワクチン6回目は済ましております。
取り合えずツアー村八分にならない様にマスクは絶対装着。
バスの座席は最後部、皆さんとは距離をあける。食事の時は咳をこらえて
しんどいと言わないようにと言い含め、何とか乗り切りました。
しかし一組のご夫婦の旦那さんもゲホゲホされてます。それもマスク無し。
もちろん年齢の高い方から伝染。こちらのご夫婦に添乗員さんから
遠まわしにマスクマスクと言ってもらいましたが全然効果なし・・・・
「みんなに迷惑かけて」と他の皆様とボロクソ陰口!!もちろんツアー内、
村八分。私達が吊し上げにならなくて良かった次第です。








どこも異常気象です。




海外で日本の存在感が薄くなっているのを感じますが
日本の車を見ると頑張ってるやん・・・と思います。でもいずれ
BYDやテスラにとって代わるのでしょうか?


ブカレスト観光


旧共産党本部の革命広場
1989年12月チャウシェスク政権を打倒するルーマニア革命が起こった
場所です。チャウシェスクは共産党本部のこのバルコニーから演説。
集会参加者のなかから予期せぬざわめきが起こり、まもなく「チャウシェスク打倒」の叫び声も。チャウシェスクが狼狽する様子がテレビで実況中継
されました。  

ブカレストの重要な建築物であるクレツレスク教会は1720~1722年の間に
間建立された正教会です。共産主義の頃、チャウシェスクはクレツレスク教会
を壊そうとしていましたが、幸いにもそのプランは叶わないませんでした。
 ルーマニア革命によってチャウシェスク政権が打倒されたためといわれています。


チャウシェスクの遺産として知られるのが国民の館です。延床面積33万平方メートルはワシントンにあるペンタゴン(国防総省)に次いで世界で2番目
の規模。かつての独裁者チャウシェスク大統領が日本円にして約1500億円もの巨費を投じて建設を命じた巨大な宮殿です。



歩道はボロボロでした。

館内の見学はガイドツアーのみで、個人での自由見学はできません。
 19世紀のワラキア公国の政治家の名を冠したコンスタンティン・アレクサンドル・ロゼッティホール。
座席数600のこの円形のホールはオペラ劇場のような造りですが、現在上院の議場として使用されています。この上階にほぼ同じ規模のホールがあり、下院の議場となっています。









ルーマニア公国の建国者の名を冠したアレクサンドル・ヨアン・クザ・ホール
1200人収容のこのホールは、他のホールには大概あるシャンデリアが一つもなく、高さ20mもある天窓や側窓から自然光が入り込むようになっています。
中央ホールには同じデザインの大理石の階段がホールの左右に造られています。この階段は小柄だったチャウシェスク大統領の身長に合わせて造られた
ため、1段の高さは約15センチと低くなっています。
正面玄関の真上にあるテラスに出ることができます。庭園の前にあるのが
憲法広場、そしてここを起点にアルバ・ユリア広場まで統一大通りが
約3キロ続きます。
統一大通りはパリのシャンゼリゼ大通りとそっくりなものを実現しようと
建設されましたが、結果的には幅が6メートルほど広くなってしまった
そうです。






昼食です。
チキンだったと思います。ほぼ毎日チキンか豚肉でした。

昼食後ブラショフへ。


途中立ち寄ったカルフール。












何か肌によさげに見えるパックを購入。
ブラショフ
これはダメでしょう。ミッキーのパクリ!!


ブラショフ市は首都ブカレストに次ぐ観光都市です。中世の街並みを残す
町で、ドイツ人、ルーマニア人、ハンガリー人の3つの民族によって発展
してきました。古いサクソン建築と城跡が特徴的です。


ブラショフ旧市街の中心で、観光の起点となるスファトゥルイ広場。
町全体の特徴であるドイツ風の建物に囲まれた大きな広場です。


スファトゥルイ広場からのびるレプブリチ通りはブラショフ旧市街の
メイン通りです。

14世紀から15世紀にかけて、約80年かけて建てられたゴシック様式の
教会です。16世紀にトルコ軍、17世紀にハプスブルク軍が街に押し寄せ際に
攻撃を受け、外壁が黒く焦げたことから黒の教会と呼ばれるようになったと言われています。教会内には4000本のパイプと4つの鍵盤を持つルーマニア最大のパイプオルガンがあります。

ブラショフに戻り夕食です。チキンだったと思います。


久し振りの海外、メチャクチャ疲れました!!



























































































































































































































































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2023年6月 ブルガリア・ルーマニア①

2023-10-28 21:35:06 | 旅行
2019年12月から3年6カ月。やっと海外へ。
今回はブルガリア・ルーマニア10日間のツアーです。
関西から出発出来るツアーは有りません。伊丹空港→羽田空港→
フランクフルト→ルーマニアのブカレスト、乗継も入れて18時間程。
伊丹が8時発、取り合えず羽田のラウンジで朝ごはん。

オオタニさんに見送られて国際線に乗り込みます。
今回はルフトハンザ航空機。まあまあ新しい。








破ったのは、私じゃありません。
戦争の影響で逆回り。








グリーンランド上空です。





着陸前に2回目の食事。CAさんも勘が戻らないのかアタフタされております。




フランクフルト空港。どこもかも凄く混雑しておりました。
マスクは私達ツアーだけ。
ここで乗り継ぎブカレストへ。久しぶりの海外、もうヘロヘロでした。








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