話題の代官山の蔦屋書店にいってきました。
デンマーク大使館やマレーシア大使館などのインターナショナルな施設やモンスーンカフェなどのお洒落な飲食店が立ち並ぶ代官山。
その代官山に話題のスポットが誕生しました。
TSUTAYAのアンテナショップとも言える大人のための本屋さんです。
真ん中に駐車場に入る道路を挟んで右と左に分かれています。
向かって右には二階建ての本屋さん、そして二階には重厚な感じのカフェ。
一階には、車やバイクなどエンスー(古い表現でスミマセン)にはこたえられないオタク風の本が並んでいます。
ポルシェやフェラーリなど廃刊になったような書籍を含めて幅広い品ぞろえ。
店全体は、ウッディな感じで木の香りで覆われ内装はコンクリート打ちっぱなしの安藤忠雄風な雰囲気。
とても落ち着いた感じです。
たまたま映っていた英国の戦闘機スピットファイア(第二次世界大戦中、ナチスドイツからイギリスの制空権を守ったロールスロイスのエンジンを積んだ戦闘機)のビデオに見入ってしまいました。
向かって右側には、ファミマが入っており、コンビニの空白域だった代官山にとっては画期的な出来事。
このコンビニの奥にビジネス書。品ぞろえは?なものの、思わず二冊をゲットしました。
この本屋さんは、TSUTAYAがまったく新しいコンセプトで設計したと思える店舗。
ニューヨークやボストンなあるような書店です。
本のコンシェルジェもいるようで、店員さんもどこか賢そうな方々が配置されています。
ただ置かれている本は、そのコンシェルジェの方々が選択したと思われる本。
好き嫌いが大きく分かれるところだと思います。
ビジネス書大好きの私にとっては、少し物足りない感じで、平積みの構成からもイマイチ感がぬぐえませんでした。
もう一歩踏み込んだコンセプトが欲しかったです。
個人的には、青山ブックセンターの品ぞろえ、マーチャンダイジングが好み。
車で来て、ランチを食べて、こだわりの本を買うのであれば代官山ですが、青山ブックセンターの品揃え、イベント企画は、その文脈が伝わってきて納得させられます。
青山には、心の隙間を突いてくる熱い情熱があります。
代官山蔦屋は、青山の徹底した研究をされた方がいいと思います。
そして、またまた個人的な想いなのですが、ツタヤさん、次は日本最高レベルの激戦区神田神保町への進出をお願いしたいと思います。
歴史と伝統の書泉グランデも(悲しいことに)オタクの書店、アキハバラ風の書店になってしまいました。
神田神保町でのTSUTAYA対書泉グランデ。
次は、その対決を見てみたいです。