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蔦屋家電 in 二子玉川 都市に住むオトナたちを魅了する知的空間がニコタマに出現しました

2015年05月11日 | マーケティング

最近、小売店舗に行って、楽しい思いをしたことがないのですが、今回は、ちょっとビックリ!

ワクワク感、ドキドキ感に溢れるお店に遭遇することが出来ました。

二子玉川 蔦屋家電

蔦屋家電は、先月末にオープンした二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットに出店。

オープニングイベントも終わり、ゆっくりと店舗散策することが出来ました。

入口のショーウインドウには、いきなり「ドローン」4機がディスプレイ。

アップル、バング&オルフセンなどのマニア垂涎のショップも充実しています。

圧巻は、2階の「食」、「美容」、「健康」、「ハウスキーピング」のコーナー・・・従来の家電店の品揃えとは全く異なるコンセプトでディスプレイされています。

オトコの欲しい家電が、ずらり・・・。

家具のarflex、ボタニカルショップのSOLSO HOME、カフェのGOOD MEAL SHOP、ビューティサロンのCu by uka、自転車のmotoveloまで入っている充実ぶりです。

究極のクロスマーチャンダイジングが、この空間にあります。

世界最先端レベルと言ってもいいかも知れません。

ドキドキ感、ワクワク感の創出のための工夫や仕掛けが店内のいたるところで発見できます。

それにしても、よくここまでストアコンセプトを練り上げたものだと感心させられます。

 

一時期、「モノからコトへ」というマーケティングコンセプトがもてはやされたことがありましたが、

蔦屋家電は、「シンプル&カルチャー&リベラルアーツ」に軸足を置いているように思います。

まさに、文化を売る小売店です。

プライスゾーンは決して安くはなく、ダイソンのクリーナーやバルミューダの扇風機も希望小売価格で販売されています。

この店舗に訪れる人たちは、価格にはあまり関心ないようにも思います。

自分のテイストに合うもの、本当に必要なもの、シンプルなもの、環境に優しいもの・・・。

自分の生活シーンにフィットするものが購買の基準です。

 

思わず、バルミューダの扇風機を買って帰ろうかとも思ったのですが、すでに大小2台の扇風機があるので、踏みとどまりました(笑)。

 

「家電」という店名ですが、店舗スペースの半分以上は、書店。

代官山蔦屋書店に家電コーナーを付加したイメージです。

本好きにとっては、たまらない空間ということが出来ます。

「代官山オトナ計画」を打ち出して代官山の人の流れを変えた代官山蔦屋書店。

今回のニコタマ「蔦屋家電」は、それ以上のインパクトがあるように思います。

蔦屋家電には、ファミマ、スタバ、カフェスペース、ラウンジが併設。

1日、この空間の中で過ごすことが出来ます。

代官山蔦屋書店好きが高じて、代官山に引っ越した親友がいます。

彼は、無類の本好きで、蔦屋書店を書斎がわりに使っています。

その空間にいると、イマジネーションやクリエイティビティ、インスピレーションが100倍高まると言うのです。

なるほど・・・。

 

蔦屋家電まで、坂を下って歩10分。

幸せな環境です(笑)。

BOOKコーナーは、朝7時からの営業なので、休みの日は店内のスタバで朝食をとり、2階のソファで、メールチェック、書き物や読書をする・・・そんな貴族的な生活が出来るようにも思えます。

今日も、そんな人たちが少なからずいました。

とすれば、早起きして、学生時代にやっていた図書館の席取り合戦に行かなければならないかもしれません(笑)。

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