能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島平和記念資料館がリニューアル・・・原爆ドームの見える平和公園で戦争と平和について考えてみました

2017年05月01日 | まち歩き
広島平和記念資料館がリニューアルしました。



建築家丹下健三が設計した本館は改装中。
今回のリニューアルオープンは、東館。


観覧料は、200円。
以前は、50円とか100円とかだったので値上げしたのかもしれません。


オバマ大統領の広島訪問ということもあり、海外からのインバウンドの観光客でいっぱいです。



まずは、巨大なパネルで原爆投下前の広島市の地図。
そこで、原子爆弾が投下される瞬間をCGで再現しています。
かなりリアルな映像です。



今回は、核兵器の危険性、広島の歩み、原爆による被害の概要という流れの展示になっています。


いろいろと意見が交わされた被爆後の被災者の人形の撤去。
個人的には、残してほしかったのですが・・・。

今回のリニューアルの特徴は、タッチパネルを多用したディスプレイ。
一歩踏み込んだ理解を助けてくれます。


ただ、全体的な印象としては、少しスマートになり過ぎたのではないかという感じです。


14万人が虐殺された原爆。
ゲルニカ、ヒロシマ・・・人類の教訓にしなければなりません。

お隣の半島では、ミサイルや核で国威を発揚する国。
東京の地下鉄や新幹線でも、ミサイル発射により、人々の生活に影響が出ました。

現場は、常に、ドロドロしています。
空理空論、口だけでは、ほとんど何も変わりません。

平和を維持していくためには、アクションが必要。
一人一人の良識と市民意識が大切だと考えています。

何もしないことが平和ではない・・・
平和を守るためにはコストとパワーが必要・・・
単なる住民ではなく、良識ある市民になることが必要・・・
個人としては、日々、自分の役割・ロールを全うし、
世のため、人のため、社会のために働けるか、動けるか・・・ということだと思います。


戦争と平和が語られるとき、人々は軸を求めます。
右とか左とか、宗教とか信仰とか、自由とか民主とか・・・。
それでも、この小さな地球上で戦争や紛争が途絶えたことはありませんでした。
本当に、人間という生き物は、愚かな存在だと思います。
セカオワのドラゴンナイトでも聞きますか?

軍都広島から、国際平和都市ヒロシマへ。
美しく輝く平和公園で、自分に出来ることっていったい何だろうと考えさせられた快晴の日曜日でした。


明後日から、平和公園、平和大通りを中心に、
広島市最大の祭り・・・広島フラワーフェスティバルが開催されます。

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