ロックガーデンの
ムラサキとオキナグサです。
今日はムラサキはさておいて(笑)、オキナグサのお話を・・・
オキナグサは
本州、四国、九州の日当たりのよい草原や
山野に生える多年草です。
絶滅危惧植物のオキナグサですが
当地にはその名所になっている所があるんですよ。
癒しの庭に咲くかわいいオキナグサ
これは園芸品種です。
オキナグサが「翁草」と呼ばれるのは
花後にできるタネに白く長い毛があって
そのタネが密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てて
「オキナグサ(翁草)」と呼ばれているのです。
赤紫色の花がちょっと下を向いて咲く姿は
純情可憐な乙女が恥じらうかのようです
派手さはないけどかわいらしい花が
タネの白く長い翁の姿と相まって
多くの人に愛されているのでしょうね。
昨年、ひなちゃんの素直な感性に感動した日のことです
ロックガーデンの前で
孫のひなちゃんに
この花の名前を聞かれ、オキナグサだよと教えたら
ひなちゃん
「草じゃないよ、お花だよ。ね、パパ~。」
と、きれいなお花に草の名がつくのはおかしいと
パパに同意を求めていました。
本当にそうですよね。ひなちゃん
ふんわりやさしそうな色合いのお花は
ボケの花です。
このボケという名前ですが
この頃呆けたなあ・・・
などと使われるボケをイメージしたら
ボケがかわいそうですよね。
ボケの名前の由来は
実が瓜に似ており、
木になる瓜で「木瓜(もけ)」と呼ばれたものが
「ぼけ」に転かしたという説や
「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転かしたという説があります。
平安時代の帰化植物です。
学名のspeciosa は、「美しい」「華やか」ですから
「呆け」などと言ったら失礼千万ですね
花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」
ボケにぴったりな感じがします。
「妖精の輝き」・・・
瀬戸内寂聴さんが
やさしい心と奉仕の精神が
美しさと若さを保つ何よりの化粧品・・・
と言っていました~
オードリー・ヘップバーンが大好きで
映画「ローマの休日」を5回も見た私は、今
美しい人オードリー・ヘップバーンを思い出しています。
若いときにはダイヤモンドのようにきらきら輝き
発展途上国で活躍した頃のオードリー・ヘップバーンも
はつらつと素敵な輝きを見せてくれました
その秘密は
やさしい心と奉仕の精神を持ち続けたからでしょうね・・・
可憐で愛おしいオキナグサ・・・
今年もまたロックガーデンに会いに行きましょう
ポチッと押してくださると嬉しいです。
よろしくおねがいします。
今、工房から帰ってきたところです。
会が軌道にのるまでが大変でね・・・
ボケの花きれいでしょう。
妖精の輝きに包まれて幸せ気分ですね
うちは今はシンビジウムが咲き始めましたよ。