秋田県立美術館の甘粛省莫煌窟展の壁画から
心に残ったお話を・・・
敦煌莫煌窟の壁画には
130の仏教の説話が描かれているそうです。
その中に「鳩」の命の重さのお話があります。
お釈迦様が「鳩」の命の重さを知ろうと
自分の腿の肉を切り取って秤にかけたけれど
いくら切り取って(黒くなっている部分)秤にかけても
鳩の重さよりも軽く
結局お釈迦様の身体全体の重さと
鳩の重さが釣り合ったというお話です。
この説話で教えたかったことは
「鳩の命も、人の命も同じように大切」
ということのようです。
いつまで冬を名残惜しんでいるのでしょう・・・
朝からしんしんと降り続いています
築山のウメモドキの実は
すっかり無くなり
ヒヨドリの姿も見えなくなってしまいました
どこで寒さをしのいでいるのでしょうね。
春の足音はまだ遠いようです。
もう少しの辛抱ですね。
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