癒しの庭Ⅲ

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びっくりたまげた~ど根性ムラサキ!

2013年07月17日 | ガーデニング

 

 

ロックガーデンのムラサキに

白い可憐な花が咲きました

 

 

ポット苗を植えて育てた2年目のムラサキ

順調に成長してくれています。

 

 

紫草が育つためには

特に清涼な気候と環境が必要とされ

豊かな自然いっぱいのこの地には

昔、自生の紫草がたくさん見られたようです。

ムラサキは紫根染の染料になりますが

この地の紫根染は特に色が良いとされ

江戸時代には朝廷や将軍家に献上されていました

 


今は絶滅危惧種の紫草

この栽培もまた難しいとされています。

そんなムラサキの

ど根性ムラサキを発見


 

テラスの犬走りの採石の中に

あるではありませんか・・・

どこから種が飛んできたのでしょう。

こぼれ種から根づいたとしか考えられません。

一昨年はここにプランターを置いていたけど

花が咲く前に寄せちゃったしね~

どうしたものか・・・

あまりはっきりわからないのです。

 

 

 


これらは、以前よその家で見かけた西洋ムラサキです。

西洋ムラサキは

色素があまり出ない上に、一本でも残っていると

やがて日本ムラサキも

西洋ムラサキ化してしまうので

私たちは根絶させるための努力をしてきました。

 

 

我が家のど根性ムラサキをよく見てみると

西洋ムラサキではなく

日本ムラサキと思われます。

日本ムラサキは

葉脈が葉の先端に向かってまっすぐ縦に伸びていて

葉や茎に毛があらく生えています。

確かにど根性ムラサキは

手でふれるとざらざらした感じです。

葉脈の溝も刻みが深く

西洋ムラサキのように葉脈が横に向かって伸びていないし

毛もついています。

西洋ムラサキは薄い葉色の葉間が狭くて

分岐が多いのが特徴ですから

やっぱりこれは日本ムラサキです


と、いうことで掘りあげて移植することに・・・

 


根が赤い、赤い~


 

根がなんと見事な紫色です

早くも立派な紫根です


さっそく、ロックガーデンへ移植しました

 

 

 

野山に自生するムラサキは

桔梗やオミナエシの咲く所に生えていたということを聞きました。

ロックガーデンの桔梗も

だいぶ前からこの場所でよく咲いているので

ムラサキも頑張ってくれるといいな・・・

 

 

 

種から栽培していた鉢植えのムラサキも

ようやく定植しました

秋にはどんな紫の色に出会えるかな~


 

知り合いの方から臼もいただいたことだし

昔のように紫根を搗いて紫根染ができたら嬉しいな

期待が高まります~

 

 

 

 


癒しの庭の

 夏を告げる花たち

一段と賑やかになってきました

 

 

 

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