癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

牧野富太郎さんも当市に来ていました・・・

2013年01月23日 | ガーデニング

 

 

 

当市に古く奈良時代から伝わったと言い伝えられている

古代技法による紫根染と茜染です。

 


植物分類学の世界的権威者である牧野富太郎は

紫根染と茜染を

当市の染物屋に頼んで染めてもらい

娘さんに羽織を仕立ててあげたことを

「植物知識」に記しています。


草木染の命名者である山崎斌(あきら)さんも

紫草を求めて当地に足を運んだことがあります。


草木染の里として名を馳せていた頃に思いをよせて・・・

 


草木染工房には

高ちゃんの手によって染め上げられた

優しい色合いの茜染のコースターが並びました。


牧野富太郎は

茜染めの色は赤味がかったオレンジ色であるから、

あまり引き立たないがなんとなく上品であると

「植物知識」に記しています。

 


紫根染と茜染の装いを楽しむかのように

アンチューサとオニゲシの花が咲いています。

青紫とオレンジの花色が

初夏の癒しの庭で

ひときわ目をひいていました。

 

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