東京市場は弱含む展開か。欧米株の上昇一服を受け、売りに押される相場展開が予想される。新興市場や先物の値動きなども気掛かりだ。新興市場では、昨日の大幅安で押し目買いを入れた投資家の回転が効くかどうかも、目先の需給面ではポイントに。来週は欧米の経済統計の発表が多いことや、国内では日銀金融政策決定会合がある。米景気指標も多くドル買いが続く環境ではない。物色は、景気回復期待を背景に小売や機械株などが有望。良品計画(7453)やしまむら(8227)OLC(4661)などの内需好業績株などに物色が戻りそうだ。一方、主力株では、ソニー(6758)やオリンパス(7733)など材料性のある銘柄中心に電機セクターの上値が比較的軽いとみられる。米テクノロジー株の上昇も支援材料となる。
日経平均の予想レンジは14750円-14950円。
5日線(14856円)や転換線(14396円)の上昇を背景に、強い上昇モメンタムを維持できるかの正念場だ。ただ、5/2安値から「四空(マド)」目を形成し高値警戒感もあり、5/2安値からは基本数値の「9」日目が経過し反転しやすい。前日の下ヒゲ安値(14879円)を下回ると、転換線(14553円)に向けて下値を探る展開が予想される。 上値の予測値は、目先的な波動から得られる15094円処(5/15達成)、2007年8月安値15273円など。短期的に基調の変化が生じやすいのは、5/21、6/3となる。
16日のNY株式市場は反落。ダウ平均は前日比42.47ドル安の15233.22ドルで終了した。ウォルマートの2-4月期決算で売上高が市場予想に届かなかったことが嫌気された。また、4月住宅着工件数や5月フィラデルフィア連銀指数の結果が市場予想を下回ったことも重荷となった。一方、ハイテクセクターに関してはシスコシステムズの2-4月期決算の内容が好感され、セールスフォースやオラクルなどクラウド関連企業の一角に買いが入った。
NASDAQは前日比6.37ポイント安、S&P500は8.31ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ115円安の14955円、ドル建ては85円安の14985円で終えた。
日経平均の予想レンジは14750円-14950円。
5日線(14856円)や転換線(14396円)の上昇を背景に、強い上昇モメンタムを維持できるかの正念場だ。ただ、5/2安値から「四空(マド)」目を形成し高値警戒感もあり、5/2安値からは基本数値の「9」日目が経過し反転しやすい。前日の下ヒゲ安値(14879円)を下回ると、転換線(14553円)に向けて下値を探る展開が予想される。 上値の予測値は、目先的な波動から得られる15094円処(5/15達成)、2007年8月安値15273円など。短期的に基調の変化が生じやすいのは、5/21、6/3となる。
16日のNY株式市場は反落。ダウ平均は前日比42.47ドル安の15233.22ドルで終了した。ウォルマートの2-4月期決算で売上高が市場予想に届かなかったことが嫌気された。また、4月住宅着工件数や5月フィラデルフィア連銀指数の結果が市場予想を下回ったことも重荷となった。一方、ハイテクセクターに関してはシスコシステムズの2-4月期決算の内容が好感され、セールスフォースやオラクルなどクラウド関連企業の一角に買いが入った。
NASDAQは前日比6.37ポイント安、S&P500は8.31ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ115円安の14955円、ドル建ては85円安の14985円で終えた。