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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

『オトナ語の謎。』 糸井重里

2007年09月20日 | ビジネス書・マスコミ関連


オトナ語の謎。.jpg


 “オレ的にはアグリーできかねるんだよね” と表紙にも書いてあります。

こんな言葉使っている人、職場にいますか(笑)?少なくとも私の知っている塾講師にはさすがにおりませんが、オトナ語は 「ほぼ日刊イトイ新聞」 の人気コーナーだそうですから、やはり、“いるいるこういう人” という感覚があるんでしょう。


本書は、その人気コーナーをまとめたものです。何かの書評に、抱腹絶倒、絶対おもしろいと書いてあったので、読んでみました。そうですね、“塾講師的にはリコメンドできかねるんですが” (ごめんなさい)、 ペラペラめくっている分には楽しく読んだ、そんな感想です。


確かに、大人独特の言葉というのはありますよね。

高校生や大学生の諸君がアルバイトなんかしてみると、いきなり出くわす表現です。それらを取り上げて解説している本です。

「なるはや」 「午後イチ」 「ペンディング」 などは基礎だそうですよ。それぞれに意味や使い方がユーモラスに書かれています。


例えば 『お世話になっております』というオトナ語に関してはこんな説明が。


オトナの世界はこのひと言より始まる。いわば「お世話になっております」は大人の世界における万物の始まりといっていい。使い方の基礎を述べるとすると、とにかく、開口一番、あっという間にそう述べるべきだ。

「お世話になっております」そう、たとえあなたがまるでお世話になってなくても。「お世話になっております」 むしろオレがおまえをお世話しているのだと思っても。「お世話になっております」

あなたと私は絶対に初対面であるけれど。「お世話になっております」 たとえ先方の電話に出たのがベッカムだとしても。「お世話になっております」 たとえメールを送る相手がローマ法王だったとしても。「お世話になっております!」



写すの疲れた(笑)。

いかがです?一つだけこうして読んでいる分にはおもしろいんですが、ずっと続くとちょっとね。興味がわいた方だけ(笑)、どうぞ!



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オトナ語の謎。 (ほぼ日ブックス)
糸井 重里
東京糸井重里事務所

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