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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

“塾・講師募集” もちろん生徒も大募集!

2007年09月13日 | Weblog





新学期の準備のため、今日は本の紹介はお休みです。

すみません。



で… 講師募集 です。



ペンギン.jpg



我々と一緒に生徒に全力で指導をしていただける熱い先生!


ご応募お待ちしております。



対象は小学生から大学受験生まで。


東京の代々木教室、または横浜市都筑区にある中川教室

興味のある方、くわしくは当教室HPからお問い合わせ下さい。



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あじさい.jpg



もちろん、通常授業に参加してくれる生徒も

大募集です!


私VIVAや、このブログに登場していただいた多くの仲間の先生方の授業を受けてみたい方、

お電話や、メールでお問い合わせ下さい。

個人特訓教室   info@tokkun.net

03-3370-4440 (代々木教室)

045-910-1435 (中川教室) 



無料体験授業からどうぞ!



詳しいシステムは↓のHPに出ております。


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『世界は日本・アジアをどう伝えているか-報道検証』 千野境子

2007年09月13日 | ビジネス書・マスコミ関連

 

世界は日本をそう伝えているか.jpg


安倍首相辞任のニュースには驚きました。どうしてこんなタイミングなのか、あまりにも唐突です。好き嫌いや政策はさておき、こういう辞め方はどうも賛成できないのですが、有権者はどう感じるのでしょうか。

内閣改造を終えて、所信表明演説で改革の決意を明らかにしたばかり。政治家の言葉や国会という場所をどう考えているのでしょう。一国の首相としてのプレッシャーというのは、常人の想像をはるかに超えているのでしょうが、あまりにも無責任。


本当にわかりにくい。アメリカに見放されたか、麻生さんや自民党のベテランか誰かに操られていただけのか、官僚たちとの戦いに敗れたのか、スキャンダルでもあるのか、あるいは気まぐれ…。わかりません。

小泉氏が最後に靖国神社に参拝して任期を終えたのとは対照的で、中途半端な幕切れ。“美しくない” と感じてしまいます。


他の政策はともかく、公立学校の改革には大いに期待していただけに、そちらの方がどうなってしまうのかも大きな心配です。でもこの人物が日本の教育改革のリーダーだったのかと思うとちょっと…。


きっと海外のメディアも驚きを伝えていると思うのですが、どうでしょう。

そんなことを考えている間に思い出した一冊が本書です。海外メディアに対し、いわゆる報道検証をしている本です。


毎月一度産経新聞に掲載されているものを1999年から2003年7月までのものを一冊にまとめて出版されたものです。ニュースとしては古いのが残念ですが、非常に興味深い内容で、世界における日本・アジアの報道のされ方がよくわかります。

ワシントンポストニューヨークタイムズフィナンシャルタイムズウォールストリートジャーナルといったクオリティーペーパーと呼ばれるものだけでなく、人民日報東亜日報などアジア系の新聞、さらにさらにそれ以外のヨーロッパ、アジア、南米、アフリカなどまでカバーしています。 

話題も多岐に及んでいますので、さまざまなことがわかるのですが、筆者の意見では特にニューヨークタイムズの日本関連の記事は、事実関係から誤報が多く、この新聞をありがたがって読んでいる人はいい加減に目を覚ませと主張します。 

1999年(ユネスコ事務局長選;国旗国歌・防衛意識 ほか)

2000年(首相の東南アジア歴訪;NYタイムズの対日報道から ほか)

2001年(森首相のアフリカ歴訪;実習船沈没事故 ほか)

2002年(小泉首相の東南アジア歴訪;アフガン復興会議 ほか)

2003年(首相のロシア訪問;日本の「新外交戦略」 ほか)


ところ変われば…と申しますが、本当に世界の人はいろんなことを考えるものです。英字新聞を辞書なしで読める方なら、本書に頼らずともネットで記事をチェックできますが、それにしても、これほど広範囲に情報を集めることはかなりの手間がかかるはずです。

お薦めの一冊です。筆者は昨日・今日のニュースもしっかりウオッチしているでしょうが。続編が待ち遠しいです。




P.S. 記事を書いてから話を戻すようで、恐縮ですが、それにしても、それにしても、首相の突然の退陣で、例えば舛添氏はどうするんでしょう。やる気まんまんの期待の大臣だったのに完全にはしごをはずされてしまいました。

教育再生会議だけじゃなく、防衛問題や拉致などなど、決着の付いていないものが他にもいろいろあるのに。

日米首脳会議後の会見を見て、靖国の曖昧戦略とかいうごまかしを見て、あっ、危ないと感じていましたが、まさかこんな形になるとは…。細川護煕氏の退陣の時とイメージがダブります。


日本でも政治家の言葉が軽すぎると痛感した一日でした。



●ぐちっぽくなった記事を最後までお読みいただきありがとうございました。記事がいくらかでも参考になりましたら、応援のクリックをしていただけるとありがたいです。



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世界は日本・アジアをどう伝えているか―報道検証
千野 境子
連合出版

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