野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
山のまん画ばなし「北ア大雪渓・白馬尻のキヌガサソウ」
▼「北ア大雪渓・白馬尻のキヌガサソウ」
【概略】
白馬大雪渓は、剱沢雪渓、針ノ木雪渓とともに日本三大雪渓のひ
とつ。全長3・5キロ。標高差600mと日本一のスケールを誇りま
す。大雪渓直下の白馬尻から白馬岳山頂までは、上り約4時間30分、
下り約2時間30分の距離です。
大雪渓は白馬岳登山のメインルートになっています。大雪渓の最
下部は溶けだした部分が雪渓に食い込み、その下を融雪水が恐ろし
い勢いで流れています。
子供たちがまだ小学生だったある夏、白馬尻の小屋に泊まり白馬
岳から朝日岳、蓮華温泉への縦走を試みたことがありました。あれ
からン十年。山の写真の中からその時のものが出てきました。誰か
に撮影を頼んだのでしょうか。
家族揃って白馬尻山荘をバックに収まっています。そばのキヌガ
サソウの白い花がよく目立っていました。
・長野県白馬村
▼【本文へ】:https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe05.html
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ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
妖怪・鬼・天狗はみな神サマ。村人は山に神をまつった。書店の店頭に
ないときは、店員の方にご注文下さい。品薄のため多少時間がかかるか
も知れません。ご了承下さい。
・ヤマケイホームページ( 『日本百霊山』):
https://www.yamakei.co.jp/products/2816120561.html
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84円切手40枚で毎月、山旅通信【ひとり画展】を郵送しています。詳しく
は下記筆者のページへどうぞ。https://toki.moo.jp/haga-kai/haga-kai.html
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【とよだ 時】山の伝説伝承探査・民俗画・まん画
https://toki.moo.jp/
★おわり
………………………………………………………………
【概略】
白馬大雪渓は、剱沢雪渓、針ノ木雪渓とともに日本三大雪渓のひ
とつ。全長3・5キロ。標高差600mと日本一のスケールを誇りま
す。大雪渓直下の白馬尻から白馬岳山頂までは、上り約4時間30分、
下り約2時間30分の距離です。
大雪渓は白馬岳登山のメインルートになっています。大雪渓の最
下部は溶けだした部分が雪渓に食い込み、その下を融雪水が恐ろし
い勢いで流れています。
子供たちがまだ小学生だったある夏、白馬尻の小屋に泊まり白馬
岳から朝日岳、蓮華温泉への縦走を試みたことがありました。あれ
からン十年。山の写真の中からその時のものが出てきました。誰か
に撮影を頼んだのでしょうか。
家族揃って白馬尻山荘をバックに収まっています。そばのキヌガ
サソウの白い花がよく目立っていました。
・長野県白馬村
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山のまん画ばなし「大菩薩小金沢・ハマイバマル」
▼「大菩薩小金沢・ハマイバマル」
【概略文】
ハマイバ丸は、山梨県大月市が1992年(平成4)に公布した「秀
麗富嶽十二景」のひとつ。山名のハマは「破魔」で正月に神社でも
らう「破魔矢」のハマ。イバは「射場」で破魔矢を射たところとい
う。
これは、「オテントウ様の誕生日」という行事。昔、正月の17日
に、村人がこの山に登り、山の神に矢を射かけた場所だという。
ハマイバ丸からずっと南の、鎮西ヶ丸(滝子山、1590m)にも、
かつて里人が「オテントウ様の誕生日」と称して山上に登り、太陽
を拝み矢を射る行事があったという。地元大月市の人は「ハメーバ」
というそうです。
ハメーバとは三角点のあるピークの南面、カヤトになっている緩
やかな斜面をいうそうです。西ろく甲州市側の田野の猟師もハメー
バというそうです。
それはいまでいうハマイバ丸の南側は、繁殖期にシカが「ハメ遊
ぶ」ところで、秋、夜になるとシカが、「メタハミ出してタケる」
からだそうです。
・山梨県甲州市と大月市との境。
▼【さらに説明本文】をどうぞ↓
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate06.html
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妖怪・鬼・天狗はみな神サマ。村人は山に神をまつった。
★陽気な山の怪々本。書店の店頭にないときは、店員の
方にご注文下さい。品薄のため多少時間がかかるかも知
れません。
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【とよだ 時】山と里の伝説伝承探査・民俗画・まん画
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山のまん画ばなし「八ヶ岳・編笠山のコケモモ」
▼「八ヶ岳・編笠山のコケモモ」
【概略】
八ヶ岳南端の編笠山は、円錐形の編み笠のような形からきた名前
だという。山頂から北東へ下ったところには青年小屋があります。
編笠山と青年小屋との間の斜面はところどころ粗大なゴロゴロとし
た岩がころがっています。
ある年の夏、赤岳から縦走、青年小屋で小休止。お茶とおやつを
ほおばってから編笠山に登りました。体に斑点のあるホシガラスが
ハイマツのマツカサのなかにある実をついばんでいます。夜露でぬ
れた岩が滑べりやすい。
やっと山頂に登ってみたら、小さな女の子がお母さんとコケモモ
を一生懸命つんでいました。ジャムや果実酒にするのでしょうか。
それともケーキ?
2、3個つまみ、ほおばりながら探すと面白いように見つかるの
です。あった、あった。歓声を上げながらしばらくコケモモ取りを
手伝いました。
・山梨県北杜市と長野県諏訪郡富士見町との境
▼【本文へ】:https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate02.html
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山のまん画ばなし「北ア・剱岳内蔵助平のクロマメノキ」
▼「北ア・剱岳内蔵助平のクロマメノキ」
【概略説明】
剱岳を左に見上げながら剣沢を下って仙人峠あたりは仙人山の直
下。仙人ヒュッテの前に仙人池。ここから見る裏剣は岩壁がせまり、
小窓雪渓の雪の白さとのコントラストがすばらしい。
ある夏、仙人池から目指すは黒部ダム。真砂沢ロッジ手前からハ
シゴ谷乗越へ。ハシゴ谷乗越では本道から少しはずれるとちょっと
した見晴台があります。
その見晴台で小休止。眼下に内蔵助谷の樹林を眺めながらお茶を
飲みます。内蔵助平へは水の流れあとを利用した登山道を歩きます。
両脇の茂みの中に見つけた黒く熟したクロマメノキの実。
つまんで食べると甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。手のひ
らイッパイにつかみ取り、ほおばりながら着いた黒部川。冷たい水
に足を思いっきり冷やしたっけ。
・富山県立山町
▼【本文】:
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山のまん画ばなし「奥秩父・十文字峠のアズマシャクナゲ」
▼「奥秩父・十文字峠のアズマシャクナゲ」
【概略説明】
奥秩父を愛した田部重治は「秩父の山々」の中で
「この峠はそれ自身の美を持っている。蜿蜒(えん
えん)として連なる峠道は、やがて幽邃なる樹木に
蔽(おお)われ、峠の真中頃は針葉樹林ふかく、林
間には苔がぶくぶくしてあたりは掃き清められたよ
うに綺麗である」と書いてあります。
十文字峠はその名のように埼玉・長野間の峠道と、
甲武信岳と三国山を結ぶ縦走路とが十文字に交差し
ている峠。このあたりは、6月上旬ころにアズマシ
ャクナゲが淡い紅色の花を咲かせます。
6月の下旬、甲武信岳のテント場から十文字峠に
向かいます。峠近くなると木の根がタコの足のよう
に登山道に剥き出ています。急な下り坂を峠に降り
ます。
峠には山小屋が建っています。見るとシャクナゲ
の花のそばで山小屋の主人が、小屋の庭の植木の手
入れをしていました。
・長野県川上村と埼玉県秩父市との境
▼【本文】:
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate10.html
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