けふもめげずに与太ばなし「阿部清明が憤死した山・セーメーバン」



▼けふもめげずに与太ばなし「阿部清明が憤死した山・セーメーバン」

【概略】400字
 JR大月駅の北方にセーメーバン山があります。その昔、安倍清明が諸
国漫遊の途中、ここに立ち寄りました。ところがこの村は水の便が悪く田
や畑できないという。清明は明日の朝までに、山向こうの菅沢の水をこち
らに引いてやろうと約束。

 真夜中、仕事は順調。しばらくするとどこからか「清明ドノ、そろそろ鶏
が鳴く、もう夜明けじゃ」との人声がしました。「やや、もう夜が明けるか」、
清明は力を込めました。しかしその時、一番鶏の声が流れてきました。「ワ
ッ。間に合わなかったか」。慌てた清明は仕事をやめてしまいました。

 そして村人たちにどういい訳けをしようかと考えました。しかし、これは
岩殿山にすむ鬼のいたずらでした。「わしともあろうものが、たかが鬼にだ
まされたなんてッ」。清明はくやしくて「キリキリ」しながら、近くの峰の峰で
憤死していたという。
・山梨県大月市。

……【さらに本文と出典】は私のページ(toki.sakura.ne.jp)で↓
https://toki.sakura.ne.jp/merumaga/gate-meru/gate04.html

-【広告】-
…………………………………
▼「山の画文通信・画ってんの会」へお誘い:
毎月、山旅通信【ひとり画ってん】(イラストと解説文)を郵送します。詳しく
は下記筆者のページ(toki.moo)へどうぞ。
https://moo-toki.ssl-lolipop.jp/haga-kai/
…………………
▼【書店で発売中】-山の民俗神とその伝承伝説集-
★『日本百霊山』(山と渓谷社)968円
書店にないときは店員の方に注文してください。
・アマゾン、楽天ブックスだと確実に入手できます。
…………………
【とよだ 時】山の伝説伝承遊歩・画文著作・漫画家・駄画師

★おわり
………………………………………………………………………………
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« けふもめげず... 時代遅れの山... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。