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話し方セミナーと婚活

商工会議所女性会の婚活パーティでした。今回はフリーアナウンサーの原田裕見子さんを講師にお招きして「感じのいい話し方・聴き方で印象アップ」と題したセミナーを開催しました。会場はロマンチックなしつらいが素敵なゲストハウスリッチモンドさん。

「話す」「聴く」「会話する」というテーマは座ってふむふむと聞いているだけでは決して身に付きません。恥ずかしくても自分で話して聴いて会話してみないことには印象アップにつながらないのです。

ということで合間に実践タイムをはさみながら進行しました。この冬一番の冷え込みが部屋の中まで伝わったのかかなり緊張していた参加者のみなさんですが、原田さんの「場をあたためる力」でどんどんほぐれていきます。原田さんのお話は一般論のマナー的なことではなくて、「そうそう」「あるある」「いるよ!そういう人」とあいづちを打ちたくなるようなエピソードを交えて教えてくださるのですーっと頭にはいってくるのです。
                                      
                 ↑原田裕見子さん「自己紹介考えてきた方?」

立食でのフリータイムは運営側には悩ましい時間です。なぜなら、その日によって盛り上がり方が違うし、何度やっても「読めない」時間なのです。ここでも原田さんはすべてをアドリブでほがらかに雰囲気を作ってくれました。生放送で鍛えられたアナウンサーはすごい!(事前に依頼していないことでしたのに本当に申し訳ありません)

最後のお見送りまで我々スタッフと共に立ってくださって、原田さんの人間的な暖かさに魅了された一日でした。つくづく、話し方・聴き方の根本はテクニックではないことを実感しました。

きっとそれが伝わったのでしょう、今までこういう場で話ができなかったけど今日は話しかけることができた、更にカードまで渡せたという男性がいらっしゃいました。思わず「おめでとうございます」なんて言っちゃいました。だってそれくらい大きな前進ですよね。まさしく原田さんのおっしゃった「声を出すことは人と関わること」ですね。

ところで私、プロのアナウンサーを前にして司会をするという、もうなんというかめったにできない経験をさせていただきました。昨日は夜中まで時計片手に練習し、今朝は瀬戸川をウォーキングしながら発声練習、出かけるその時まで原稿にしがみついてぶつぶつやっていた小心者です。本番中はテンパっていてところどころ記憶が途切れている
それでも、このめったにない機会に感謝したいと思います。
                                      

最初に、カルチャー婚活はどうなんでしょう?と議題に上がったのはかれこれ一年前、原田さんに講座のお願いをしたのが今年4月、仕事先まで押しかけて最初の打ち合わせをしたのが6月…。受付からお見送りまで、すべて女性会会員の手作り感満載の婚活パーティですが、何か婚活のお役に立ちたいという気持ちで運営しています。今日の出会いから素敵な未来が生まれますように

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自信をもって扱える道具

Kちゃんの夫は植木職人。愛用の鋏を買い換えようとしたらちょうどいいのがなくて、新潟にお店があることがわかって注文したそうです。ところが、ひとつ上、ひとつ下のサイズは在庫があるものの欲しいサイズが品切れ、職人さんのところを探したら仕上げ作業前のものがひとつだけありよかった、と思ったら仕上げ作業中に不良部分が見つかり、結局年内に入手するのは無理のようです。

そんな話を聞いたら、最近見たばかりの素敵なこの動画が浮かびました。

         

Kちゃんと話しているうちにもうひとつ思い出したのが、斎藤孝さんの著書『質問力』です。

その中に、―『谷川俊太郎の33の質問』のすばらしさ―という章があります。

 (略)中でも私が感心したのは2番の「自信をもって扱える道具をひとつあげて下さい」というものである。
 これは大変すぐれた質問だ。その人のほとんどのことがわかってしまうくらいである。会社の面接試験で使って欲しいと思うほどだ。そもそも自信を持って扱える道具があるかないかということは非常に大きい。それまでの人生で、その人が何にエネルギーをかけてきたのかがわかってしまうからだ。   
                             『質問力』 筑摩書房

この後、斎藤さんご自身はテニスのラケット、3色ボールペン、そして日本語も道具とみなせばそれも答だと続けています。

日本語と答える斎藤さんもかっこいい。日本人の何人が「日本語」と答えられるでしょうか。

最初に読んだのはもうずいぶん前ですがこの部分を覚えているのは、「私にはない…」と思ったからです。

今は何だろう。
カラードレープ(カラー診断時の道具)
竹の菜箸(麺類をゆでるとき用の道具)

あとは、手かな。

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またしても撃沈

あーあ。一夜漬けさえせず、かえって緊張もせず受けてきました。
四文字熟語の問題が一問も書けず

鶏鳴狗「  」
 1.彼は何かにつけて策を弄したがる、鶏鳴狗「  」 の徒だ。
 2.千載一遇の好機とばかりに鶏鳴狗「  」に乗じる。

「  」の漢字を楷書で書き、1.2.のうち適切な用例を選ぶという問題です。これが5題で一問になっていたのですが、ひとつもわからず・・・。番号を選ぶのはだめもとで全部書きましたけどね。

2度目のチャレンジでしたがまたしても撃沈でした。
でもね、また11月に受けますよ。
だってやる気にしてくれるうれしいことがあったからヒミツだけどね。

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傘をなんとかしようか

原田裕見子さんの話し方講座の日でした。

日が差したりいきなり豪雨になったりむちゃくちゃなお天気の今日。出掛けるときはまた日が出ていたので傘はどうしようか迷ったのですが、一応、持って出ました。いつもの500円傘です。

さあ、レッスン!
前回課題の1分スピーチの発表の後、今回は天気予報の原稿を読むという課題です。

毎日聞いている天気予報ですが、「伝える情報」として捉えると深いんですよ、これが。
使う用語もある程度決まっているから難易度低そうに勘違いしていましたが、全体に無駄な情報はないだけにかえって難しい。

そして天気予報だから「正確に滑舌よく」を重視かと思いきや、一番心がけるのはここでも『伝える』意識なのでした。

発声練習をさぼっていた効果はバツグンで、ほんと、声が前に出ていないのが自分でもいやになるくらいわかります。

とても気持ちよく声が通る方もいて、写真のFさんもそのおひとりです。通るし、声の質が明るく感じるのは性格が出ているのかなぁ。ほんとにうらやましいです。

Fさんは傘屋さんでした素敵なブログです↓
傘屋「パーティーレイン」

ずーっと前には凝った傘を買ったりしていたんですが、あまりになくすので100円傘みたいのしか買わなくなっちゃたんですよ。今のは奮発して500円こういう安い傘は不思議となくさない

「パーティーレイン」さんを見ていたら綺麗な傘がほしくなりました。パゴダ傘っていうようなのですが、中心部分がつまんだようにとんがっているデザインの、いいなぁ

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水戸女の人の血

スマートフォンアプリへの関心がすっかり冷めていたこのごろ、久々にダウンロードしたのがこれです。
「滑舌チェッカー」

お題、と出された語句をマイクに向かって読むと点数表示してくれます。そして100点じゃないときはどう聞こえたのか、が表示されます。

話し方レッスン中の実力を見せてやるーーー

「月々に月見る月の多けれど、月見る月のこの月の月」 
普段の滑舌練習に比べれば楽勝だね

・・・結果 39点  「月々に月見る月のお給料」
えっ?「多けれど」が「お給料」に聞こえているって?

次!
    

方言特集みたいのもあります。イントネーションが採点対象かどうかは不明です。


そしてついに実力発揮!ふふふ


タイトルの「水戸女の人の血」はなんと8点だったあることわざです。
さて、何でしょう?





それは・・・↓


 

 

 

 





発声練習がんばらなくちゃ~

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お腹がすく

「まんさいかん」で買った筍。キャベツとベーコンといっしょにペペロンチーノにしました。今だけの筍の香り~

話し方教室ステップアップコース初日でした。
前半はみっちり声を出すレッスンです。
いつものことながら、講師の原田さんの声の質の違いにうっとり。

後半は新聞記事を丁寧に読み込んでみんなの前で読むアナウンサーみたいな練習と、スピーチの練習。
あ~、でも前に出て緊張したとたんに喉だけで声を出しちゃう私です。ステップアップはまだ先だ

終わるといつもすごくお腹がすく。お腹をつかって声を出すってこういうこと?

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話し方教室最終回

原田さんのレッスンももう最終回でした。

これで終わってしまうと身に付かないまま頭先行の理解にとどまってしまいそうなので
ステップアップコースに申し込みました。
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口角あげあげ

原田裕見子さんの話し方教室2回目でした。

まずは発声練習からスタート。
「あ え い う え お あ お」
「か け き く け こ か こ」

サボった日もありましたがぼちぼちと1ヶ月続けてきた発声練習。果たして自分の発声がちゃんと腹式になっているのかがよくわからない。質問してみると、手を腹に当てて発声したときにへこむならできている目安になるそうです。よし、やり方は違ってなかったあとは継続ですね~、これが・・・

少なくとも口のというか顔の筋肉がほぐれやすくなってきた感触があります。原田さんも「筋トレ」という表現をされています。ほんと、顔の筋トレ。それに腹筋も使うのできっちりやると運動したような軽い疲労感&爽快感があるのです。

野球の斎藤佑樹選手が新人研修でアナウンサーの講師から「口のあけ方が小さい」と指摘を受けていました。そういえば彼は受け答えの優等生だけど、聞き取りやすい声かと言うとそうではないです。

口の両端を口角といいますが、口角が上がっていること、目が笑っていることは相手に「あなたと話せて楽しい!」が伝わるとのこと。たまに見かけます、顔の筋肉を動かすのがもったいないと思っているんじゃないか、という腹話術みたいな人。対面しているとこっちのテンションも下げ下げです。

ペアになっての練習で組んだお隣の男性がすごーく感じのいい方でした。表情が柔らかくて目が笑っているし口角上がっているしえくぼまでできるんですよ。顔の筋肉ほぐれているってこういう感じ!いいなぁ。

講座のタイトルが「感じのいい話し方聴き方教室」なのが大事な意味があること、だんだん実感してきました。“感じがいい”って意外とシンプルなことかもしれない。相手に気持ちも態度も向けることとか、笑顔とか、謙虚さとか。原田さんご自身がそうなんですよね。それがあって初めて訓練したことやテクニック的なことがようやく生きてくる。ビジネス系の話し方本て逆転していません?

シンプルなことが身についてなく、テクニックもないから通っている私なんですが。

緊張する場も含めて楽しいです!
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落ちました

土曜日に受けた日本語検定1級。会場からは清水の港が見渡せます。
が。この日のお天気のようにどぉーんと曇った気持ちで帰りました。はい。落ちました


またしても一夜漬け。
ブログに書いてたけど、それだけで、結局直前まで勉強しなくて。
練習問題をこなすだけで当日の朝までかかり、過去問を開くことすらできませんでした。

60分で18問。そのうち1問はまったくの手付かずで終了です。
難易度もそうだけど、時間的にもじっくり考えて記憶をたどるなんて時間はないのです。
ぱっぱっと答えられる程度の理解が必要ってことですね。時間かけてもわからないけどさ

「敬語」「文法」「語彙」「言葉の意味」「表記」「漢字」の6ジャンルと、それらが複合された総合問題があります。
一ジャンルでも合格ライン以下があると不合格。
合格ラインは80%ですが、70%以上であれば「準1級」となります。

あわよくば準1級取れればと思ったけど、1問まるっと手付かずだったことでそれもナシ。
そもそもトータルでも70%いっていない


手付かずだった問題をご紹介

 漢字で表記される語を、その出自に着目してA・B・C・Dの四類に分けました。例にならって、1~16の語を、A・B・C・Dのいずれかに分類してください。なお、答えは番号で記入してください。

 【瓶】・・・Aの類
 【襦袢】・・・Bの類
 【奈落】・・・Cの類
 【畑】・・・Dの類
 
   1菩薩       2行脚       3笹      4合羽
   5夜叉       6風鈴       7錻刀     8裃
   9娑婆      10凩       11荼毘     12炬燵
  13鱈       14蒲団      15基督     16瓦斯

なにを聞かれているかわからない

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おかえり

ウォーキングコースの川に今年も鴨がやってきました。おかえり。
これからどんどん数も増えて、土手に上がる前から「ピーピー」と「チーチー」の中間みたいなちょっと甲高い鳴き声が聞こえてくるのです。

今日の練習問題

1~5のようなことを言うとき、(   )に入る言葉として最も適切なものを選んで、番号で答えてください(ひとつの言葉は一回しか使えないこととします)

1 我が校が甲子園で優勝したのは、(   )十七年ぶりのことです。
 
2 我が社としては、(   )今回はご期待に添えません。

3 彼は何を言っても聞く耳を持ちませんが、(   )自分でも気が付くときがくるでしょう。

4 お手伝いに伺ったはずなのに、先日は(   )失礼しました。

5 (    )、棚の荷物を下ろしていただけませんか。


    1いずれ    2実に    3恐縮ですが   4遺憾ながら    5かえって  

                              『日本語検定公式練習問題集』1級より

私の答
1―2   2―4   3―1   4―5    5―3

解答
1―2   2―4   3―1   4―5    5―3

                     楽勝です
こんな問題ばっかりならいいけどね。

色彩検定も1ヶ月を切ってきました。私が日本語検定を受けようと思った理由のひとつは試験に臨む学生の気持ちを少しでもわかりたいと思ったからなのですが、肝心な学生はのんきなものです。社会人は「検定料を無駄にしたくない」というのもモチベーションになったりするのですが、親掛かりの学生はその点もおっとりしているんですよ。
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