仲良く

楳図かずおさん宅の景観裁判に適法という判決が出ました。

この地域に法的規制がないこと、守るべき景観利益があるとはいえない、あるとしてもこの外壁で損なわれるとはいえない、という判断だったようです。

昨年受講した色彩研究所の先生が裁判の証人として色彩学的見地からの意見を求められたとお聞きしたこともあり、結果には注目していました。

根拠となる法規制がない地域で、必ずしもすべての住民が「不快」と感じるわけではないこの外壁、まあこの判決は予想できました。

ただ、住宅地に建てる個人住宅の外壁を、いくらトレードマークとはいえどうしても赤白ボーダーにしなくてはならなかったのか、そこにちょっと幼稚な自我を感じます。世の中、法律でＯＫならいいじゃん、ではないでしょう。梅図さんの人物はとても好きなので尚更残念だなぁ。

静岡新聞の記事によると判決後の楳図氏。
　
　「（今後の近所付き合いは）多少間を置くのも仲良くする方法で、気を配りながら
　生活していきたい。時間が解決してくれる」と笑顔で話していた。

とぼけたような飄々としたコメント、笑いました。
確かに、多少の車間距離が仲良くするひけつだということある、ある。

帯買い

学校の卒業制作展を前に、学生が自分の作品を発表するプレゼンの日でした。
コンセプトを何らかの形に表現することも大変ですが、それを人に伝えることも簡単ではありません。

同じものでも、伝え方で「なかなかいいじゃない！」「ふーん」「よくわかんない」くらいの差がついてしまいますからね。

ディスプレイも同じくで。当日の見せ方は大切です。

どういう仕事につくにしても、学生のうちにこういった練習をできるのはいい経験です。私が２０歳の頃なんて、プレゼンという言葉すら知らなかったと思います

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本を２冊買いました。

『リスタデール卿の謎』アガサ・クリスティー　田村隆一訳　ハヤカワ文庫

クリスティー文庫は全部で１００冊くらい発行されているのかなぁ？今のところ３０冊くらい読んでいます。いずれ全部読破するつもりです。本屋さんに行くとハヤカワ文庫のクリスティコーナーに行きまして、どれにしようかな～と選ぶのも楽しみです。

そしたら、今日は新しい帯がついていました。

星座別　あなたの性格に合うアガサ・クリスティー
　
ですって

蟹座にぴったり、というこれを買ってみましたよ。




『できそこないの男たち』福岡伸一著　光文社新書

今売れているらしいのですが、科学者の書いた本で、まず普段の私だったら手に取らない系統です難しそうだし。

これも帯買い。よく帯に読者のコメントが載っていますよね。なんとこの本の帯にある“寄せられた共感の声”に知っている方のコメントが！しかも、その元になった文章と、編集の方からの依頼の過程まで偶然にも拝見していたのです。

それで、買っちゃいました。
こういうきっかけがなかったら読まない本を、試しに読んでみるのもいいかなと。

帯買い２冊でした。

元旦の港

快晴。
風も穏やかで、港を散歩して気持ちの良い冷たさの空気をお腹一杯いただきました。

私、今年は年女です！
見かけたら拝んでください？
良いことありますよ