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自信をもって扱える道具

Kちゃんの夫は植木職人。愛用の鋏を買い換えようとしたらちょうどいいのがなくて、新潟にお店があることがわかって注文したそうです。ところが、ひとつ上、ひとつ下のサイズは在庫があるものの欲しいサイズが品切れ、職人さんのところを探したら仕上げ作業前のものがひとつだけありよかった、と思ったら仕上げ作業中に不良部分が見つかり、結局年内に入手するのは無理のようです。

そんな話を聞いたら、最近見たばかりの素敵なこの動画が浮かびました。

         

Kちゃんと話しているうちにもうひとつ思い出したのが、斎藤孝さんの著書『質問力』です。

その中に、―『谷川俊太郎の33の質問』のすばらしさ―という章があります。

 (略)中でも私が感心したのは2番の「自信をもって扱える道具をひとつあげて下さい」というものである。
 これは大変すぐれた質問だ。その人のほとんどのことがわかってしまうくらいである。会社の面接試験で使って欲しいと思うほどだ。そもそも自信を持って扱える道具があるかないかということは非常に大きい。それまでの人生で、その人が何にエネルギーをかけてきたのかがわかってしまうからだ。   
                             『質問力』 筑摩書房

この後、斎藤さんご自身はテニスのラケット、3色ボールペン、そして日本語も道具とみなせばそれも答だと続けています。

日本語と答える斎藤さんもかっこいい。日本人の何人が「日本語」と答えられるでしょうか。

最初に読んだのはもうずいぶん前ですがこの部分を覚えているのは、「私にはない…」と思ったからです。

今は何だろう。
カラードレープ(カラー診断時の道具)
竹の菜箸(麺類をゆでるとき用の道具)

あとは、手かな。

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コメント
 
 
 
Unknown (楽勝)
2011-12-09 23:20:18
りつさん、こんばんは

私のお財布ここのです
緑のお財布が欲しくて探してたら出てきたお店使い始めて数年経ちますがいい感じです

腕、欲しいですね

2020BACKSOFTBALL
 
 
 
楽勝さんへ (りつ)
2011-12-10 14:09:00
えーっそうなんですか!
仕事柄、楽勝さんが使っているお財布って縁起良さそうです

今度さわらせてくださーい
 
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