今日、どんな色を見ましたか?
ときどき、色
よろめく、甘美な思ひで。アマルフィの誘惑
私の住む静岡県焼津市は漁港のイメージが強い町ですが、実はトマトの栽培も盛んです。アメーラトマトの産地でもあります。JAでも美味しいトマトがたくさん並びます。別にそういうブランドトマトでなくてもね。で、私はトマトが大大大好きなのでその点幸せです。
先週買ったのがこのプチトマト。
左側が「ピッコラルージュ」
右側が少し紫がかっている色なのがわかるでしょうか「トスカーナバイオレット」
それぞれキャッチコピーがあって
あじわい濃厚な大人の味 からみつく、甘み。ピッコラルージュ
「ドキドキ」の新色♪ 葡萄みたいな、くちどけ。トスカーナバイオレット
“ドキドキの新色”ってコスメのキャッチみたいですよね。
調べてみると『マウロの地中海トマト』というブランドでした。こんなに種類があるんですか。
うわー、これ全部食べてみたいよ~
特に――「よろめく、甘美な思ひ出。」アマルフィの誘惑――というのを食べてみたーい!
思ひ出。ですからね、相当な甘酸っぱさに違いない。
そうそう、ピッコラルージュは甘く、トスカーナバイオレットはなぜか葡萄を連想する香りの、おいしいトマトでした。香りというか皮のはじけるプチッとした歯ごたえが葡萄っぽいのかも。
まだ銀じゃなかった
今日は結婚記念日、しかーも銀婚式です。
と、書くつもりだったんですが。
さっきもう一度数えてみたら・・・来年でしたぁ
あまりそういうこと意識しないので今月になってから「私たち銀婚式じゃない?」と気づいてプチ盛り上がってました。
勘違いしたままペラペラ周りにもしゃべったりしてました
夕方、ワインも買っちゃいましたよ。
あーあ。
桜襲
一週間前のことです。海辺にある焼津の町の中でもひときわ海辺にある「鮪の御宿石上」さんで会食がありました。
先に一時間ほど会議があり、いざ食事となったときにはかなり空腹状態だった私、がつがつとお皿を空にしていきました。
はっと気づいて撮ったのが、牡蠣の淡雪蒸し↑ とソラマメと帆立の木の芽味噌↑です。
石上さんは焼津らしい海産物を主に季節感を楽しめるお献立が魅力的です。そしてもうひとつのお楽しみが女将直筆のランチョンマットです。季節にちなんだ美しい言葉が一枚一枚書かれているのです。
私など知らない、読めない言葉であることも多々ありますが、ちゃんと女将が解説してくれますからご安心を。この日の私の席は「桜襲(さくらがさね)」でした。これは読めました
平安時代にお姫様が着ていた「かさねの色目」という重そうな着物の重ね着ありますよね。あれは単にレイヤードなファッションではなくて、何色と何色をどちらを上にして重ねるかでタイトルがついているのです。
桜の襲の色目というのは(諸説あるらしいですが)表側に白、その内側に赤花とされています。赤花というのは紅花染めのことです。絹を植物で染めた色というのは一枚で見ても空気をはらんでいるような奥行きを感じます。白い絹ごしに見える鮮やかな紅花染めの赤は、一枚でピンク色の生地とは全く別の桜色なんですね。
デザートも桜襲のような配色でした。
今年のソメイヨシノは入学式に間に合うのか?な感じですが、海辺のお宿で一足早く桜気分を味わってきました。
春の香りと春の色
NPO法人e-Lunchさんで 「春のカラー&ハーブとアロマ」講座が開催されました。私は第一部の「塗り絵で楽しむ春のカラーコーディネートレッスン」を担当しました。
これは百貨店のディスプレイです。ザ・春!ですね~。今年はこんなパステルカラーと甘いフェミニン系が流行のきざしです。
塗り絵も、スイートフェミニン系と春のデイリーカジュアルのふたつのテーマにチャレンジです。
色鉛筆は500色。
「好きな色を1本選んでくださーい」 「グリーン系でいこうかな・・・」「これって何色?」
「普段着ない色を塗っちゃお」「似合いそう~」「ねーこれ変じゃない?」「ないない」
手と口と体が同時に動かせるのが女子の強み!
同系色をベースに対照的な色でコントラストをつけるコーディネート、シャーベットカラーを生かしたトレンドのコーディネートなどをレッスンしました。塗り絵なんて久しぶり、という方が多いですがみなさん童心にかえって色を選んで、塗って、楽しんでいただけたでしょうか。
マイ・コーディネートを手に春の笑顔です
第二部 「春のココロを上向きにする幸せフィトテラピー(植物療法)講座」はフィトセラピスト増田昌恵さんです。
実習で作った私のココロにピンとくる香りがはいった袋です。花粉症の私はどうしてもスーッと系がピンときちゃう。ユーカリ&ローズウッド&オレンジのブレンドです。
講座が終わってから会ったYさんが仕事疲れでヘロヘロしていたのでプレゼントしました。
Yさんも花粉症。仕事と花粉を乗り越えてがんばれー
今日の講座は復興支援のチャリティとして開催されました。
主催のe-Lunchさん、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
卒業
春の雨の中、専門学校の卒業式でした。
卒業式といえば、昨年ある高校の校長先生のメッセージが話題になりました。
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ
「海を見に行く自由」という心に残る表現も印象深いのですが、最初に読んだときから私は次の一文が忘れられません。
鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。
愛する存在に変わる、というのが子供と大人の大きな違いなのだとはっとしました。確かに愛に限らず“される”ことを当たり前にして“する”ことをしない人と接していると、幼稚さにうんざりします。「愛する存在に変われ」は校長先生の学生への深い愛情を感じる贈る言葉です。
絆―本来は素晴らしい言葉なのに、この一年で使われすぎてどこか変形し色あせてしまった言葉だと可哀そうに思うことがあります。
震災直後に卒業を迎えた学生へのこの校長先生のメッセージは一年を経て一層、旅立つ人に、送り出す人に、強く響いてくる。そう思うのは私が自分の中にいまだに幼稚な“我”をかかえているからなのかもしれません。
さすが女子会プラン
葵タワー25Fのレストラン「ヴォーシエル」で友人たちと女子会でした。
エレベーターホールから見た景色です。んー、静岡の夜景だからねーこんなもんでしょうか。でも見慣れた街の見慣れていないアングルからのながめは楽しいものです。
あまり写真撮ってなくて…。美味しかったですよステーキの生姜ソースはでした。
コース料理は気が付くと結構お腹にたまっています。
ひょっとして左のが「葵ロール」?デザートプレートでお腹にも最後の一押し、満腹です。
と思ったら、デザートはお変わり自由さすが女子会プランのコースだわ一番軽そうなアールグレーのパンナコッタをいただきました。もうほんとにお腹ぱんぱん。ワンピースで行ってよかった。
飲み物も(種類は少ないけど)ワインもノンアルコールのカクテルも選べるし、この女子会コースはなかなかでーす。