今日、どんな色を見ましたか?
ときどき、色
緑いろいろ
大好物をいただきました。おしゃれなボトルもきれい。
ごくごく飲んだりはしませんよ。オリーブオイルです。
緑系の色の名は「オリーブグリーン」のように植物からとられたものも多いですが、「萌葱色」というのもそのひとつ。特定の植物の葉の色という訳ではなく新緑の頃の草木の色を差すようです。「萌黄」「萌葱」「萌木」と、表記もいろいろありますが黄緑系の色とされています。
新緑、新茶のシーズンには新聞でも頻繁に目にする伝統色名で、茶所静岡の我々にとっては身近な名前といえるかな。
「緑青」は胴の錆から人工的に作ることができますが、天然のものは「マラカイトグリーン」と同様に鉱物が原料だそうです。
「マラカイトグリーン」といえばクレオパトラあの濃ゆーいアインラインはマラカイトグリーンで目を守るというおまじないです。
「ミストグリーン」は霧にけむるようなグレイッシュな緑です。
そうえいば最近静岡駅前の地下広場でミストが始まりました。愛知万博で使用されて話題になった、ヒートアイランド対策です。気温を2,3度下げる効果があるとか。「あ、涼しい!」と実感できる冷んやり感はありませんが、見た目の涼しげ効果がいい感じです。
「利休鼠」(りきゅうねず・りきゅうねずみ)は千利休が飼っていた鼠の色、ではなくてお茶つながりです。千利休といえば茶、だから利休とつければ緑系の色のイメージということです。
「利休鼠」といったら緑が混ざった灰色系、「利休茶」といったら緑が混ざった茶色系。
ちょっと安易な感じもするセンスですが、覚えやすく親しみやすいという点で優れたネーミングかもしれませんね。
たとえばコアラの好きなユーカリ
色鉛筆を持っていますか?
何色セットですか?
これは500色の色えんぴつです。
通販で先月スタートした毎月25本ずつ届くという企画で、今月はグリーン系でした。
1セット1800円の定価を「友達割り」でKちゃん、Hさんを誘い、1セット1000円
Kちゃんは色鉛筆で絵手紙描いちゃったりするし、Hさんはプロのイラストレーターだし、で、私はっていうと、きれいなので並べておきたいだけ
微妙な色の1本1本に凝った名前がついています。
「古代の翡翠の曲玉」 (…これって勾玉じゃないの?)
「おばあちゃんの草餅」
「夢見る5月」
夏休みはお絵かきでもしてみましょうか。
エコロジーといえば
定期点検の夫の車の代車としてインサイトを借りてきました。
助手席の私が撮ったのですが、あーボケボケです
もう一枚。
あーれー、またもボケボケ。運転中に撮るのは難しいです
2年前のデータですが、「エコロジーからイメージする漢字」というアンケート結果があります。
(静岡新聞2007年7月19日・住友生命保険調べ)
5位:省・・・省エネしてこそ守れる地球
4位:環・・・地球からの恩恵を循環させないといけない
3位:優・・・人の優しさがあってこそ実現できる
2位:再・・・再利用・再生・再出発から連想
そして
1位:緑・・・環境破壊で真っ先に失われる色
緑を挙げたのは全体の17.4%で、男女別、年代順でも最多だった。
回答者数は2位の「再」の約2倍と断トツだった。
(抜粋しています)
エコロジーが現代の重要なテーマであるとするなら、緑色はとても現代的な色といえるかもしれませんね。
インサイトが止まりました。
時速表示の背景の色が青と緑の間を行ったり来たりします。
エコ運転中は緑色、アクセルをずーっと踏んでるときは青です。
徐々に変化する色も綺麗です
いろいろな緑
アンケートにご協力いただいたみなさま遅くなってしまいましたが結果発表です。
Q.2は圧倒的に9番に集中しました。
Q.1のあなたにとっての「これは緑」の10人の皆様の回答です。
えっと、まずは「人によって違う」ということです。
当たり前でもあり予想通りでもあるのですが、改めてシンプルな色の名前でさえ人によって捉え方が違うことが私は面白く思えます。
「薄くて上品な紫」なんて表現でイメージする色が食い違うのは当然ですね。
私がこの中で興味を持っていたのはまず上段1と5です。
1は色彩の分類でいうと「黄緑」の範疇ですし、6は「青緑」の範疇です。
結果は1を含めない人は0人、5を含めない人は6人(魚骨さんの疑問符を含めると7人)でした。
今回参加の皆さん全員が黄緑は緑の仲間として捉えているのに対して、青緑を含める人は少数派という傾向が見えます。
これは質問の仕方にもよるので、例えば1の色を単独で示して
「この色は“黄緑”“緑”“青緑”のどれに近いと思いますか?」と質問したらまた回答は違ってくると思います。
人によって違うのは言葉の解釈の違いともいえるので、
「黄緑も青緑も緑の範囲内」と捉える人もいれば、
「黄緑と緑と青緑はそれぞれ別の色」と捉える人もいるわけです。
中央の段は明度の違い、つまり白がたくさん混ざっている6や黒がたくさん混ざっている10はどうなんだろうということ。(このような色を清色といいます)
これはあまり顕著な傾向は出ていません。
下段は灰色が混ざっている緑です。明るい灰色か黒っぽい灰色か、灰色の分量などで緑も変化します。(このような色を濁色といいます)注目していたのは11と15です。どちらも灰色の分量が多いので「緑色っぽさ」が減少し灰色に近い色に見えると思います。
11を緑の中に含めない人は7人、15を含めない人は5人でした。私の予想よりは15を緑に含める人が多い印象です。
>モニターを通しているので意外と見え方がそれぞれなのかも
魚骨さんのコメントにあるとおり、本当はこのアンケート、WEB上でするのはちょっと無茶です
特に下段のようなグレイッシュな色の見え方は相当差があることでしょう。
突然ひらめいた思い付きで作ってしまったので自分としては選択色の設定に後から不満だらけです。今度はもう少し考えて作りますね~。
ご協力いただいたあさっちさん、おおゆきさん、アズールブルーさん、吉宗さん、のりのすけさん、ま→くんさん、魚骨さん、Jeffさん、なかさん、nozaさん、ありがとうございました
アンケート「あなたの緑を教えてください」
緑とか赤とか青とか、子供の頃から馴染んでいて誰もが知っている色。
のはずですが、あの人が思っている緑の範囲とあなたが思っている緑の範囲は微妙に違います。
面白いですよね。“緑色”を知らない人はいないのに、
「これは緑って言わないでしょ」
「いや、緑でしょぉ」
と違いがあるなんて。
そこで、こんなアンケート作ってみました。
正解なんてないのでぜひぜひ参加してみて~
Q1.あなたにとって「これは緑色」と思う番号をいくつでもいいので教えてください
Q2.あなたにとって王道の「ザ・緑」と思う番号を教えてください
(この中にはない、でも結構です)
緑米
白米に対して赤米、黒米(紫米)、緑米などを有色米といいます。雑穀米ブームで家庭でも外食でもよく登場するようになりました。
この中でも緑米は生産農家が少ないそうで、私が3日に1回くらい使っている雑穀米ブレンドにも緑米の比率はごくわずかです。
写真は古代米の本家?奈良県明日香村のものです。
クロロフィル(葉緑素)で覆われている緑米は、腸の働きを活性化する繊維質に富み、ミネラルがとても豊富です。精米すると白いもち米になります。
「VIVO COLOR」vol.8
へー、もち米になるんだ。緑米だけで炊いたらもちもちするのかな?
赤米はタンニン系色素、黒米(紫米)はアントシアニン系色素がその色の元です。
色素によって栄養素も違い、カラフルな食事はバランスの良い食事というのは理にかなっているのですね。
アナタ・ノ・カワイ・テガミ
アナタ・ノ・カワイ・テガミ・アリマス・ワタシ・ヨロコブ
(貴女からのかわいい手紙が届いてうれしい)
焼津に滞在中の小泉八雲が、東京のセツ夫人に宛てた手紙の出だしです
調べたいことがあり初めて「小泉八雲記念館」に行きました。
八雲が避暑地として焼津を愛したことから地元ゆかりの作家として、また郷土史的な視点からもこの町では大事に扱われているのです。
が、市民の私は「耳なし芳一」を子供の頃読んだくらいで、全くの無知です。
スミマセン・ワタシ・ハズカシイ
冒頭のはほんの一部で、夫人宛の手紙がたくさん展示してありました。大人が書くつたない言葉の手紙というのはラブレターとしては最高ですね。ラフカディオ・ハーンの日本語(書き言葉)の様子がわかるという意味でも面白い資料です。
調べたいのはラブレターではなく、八雲が「あの色」のことをなんと表現していたか、です。「あの色」はまだヒミツです。いずれ。
いくつか候補に考えていた作品には、探していた表現はありませんでした。ですが、思いがけず色彩についての考察をまとめた「青の心理学」という随筆を発見しました。わくわくします
鮮やかな赤、さえた緑、明るいオレンジ、黄、紫などは、十九世紀の現代の服飾では、ごく稀にしか使われまい。それらの色彩は、人にあたえる感じがどぎついから、分光的な純色だという点で、あまり人に好かれずに、わずかに小児や、総体に文化の低い人達や、未開人などの、原始的な美的感情だけに喜ばれてきたのである。現代美人で緋の衣を着たり、はでな緑色の服を着たりするものが、どこの国にあろう?部屋のなかだって、紫だのサフラン色に塗る者はいやしない。そういう色は考えるだけでも神経にさわる。
『青の心理学』 平井呈一訳 恒文社刊
緋色(赤)、派手な緑 今の日本を見たらハーンは八雲にならなかったかも!?
それにしても八雲の色彩感覚は時代性や個人的な趣味嗜好の部分だけでなく色彩学的にもなるほどなぁとうなずける箇所もあり、かなり面白いです。
他にも、『日本の女性の名』では、「時と季節に関する名前」「鳥、魚、獣、その他の名前」「色の名前」「分類・説明の困難な名前」などと分類してみたり、ユニークな随筆が数多くあるのです。
小泉八雲への見方ががらりと変わった今日でした。
初・アイスプラント
アイスプラント、初めて食べました!
砂漠出身の見慣れないこの葉っぱ。塩味がするとかで前から興味津々だったのです。
表面のプチプチした露みたいのは、洗いたてだからじゃなくてこういう葉です。
これが“アイス”なイメージなのでしょうね。
水分いっぱい+ほのかな塩味+ほのかな酸味+シャクシャクとした食感
こんな感じでした。
洗ってそのまま食べられるしドレッシングいらずな味だし、ヘルシーです。
濃い味や油っこいお料理の合間につまむと口中がすっきりしますよ。
たまたま焼肉の日に食べたからかな
まだ新顔の野菜のためお値段も高めです。実は前にとある店で手に取ったものの「これで美味しくなかったらどうしよ」と棚に戻したケチな私です
そんな私が買ったのはJAのお店で3分の1くらいの値段で見つけたから!
ウワサには聞いていたのですが、初めて行ったまんさいかん(JAのマーケット)はすごい。
新鮮で安い地元産の野菜が満載(まんさい)です。
↑イタリアンパセリ ↑これで410円
ブロッコリー、アスパラ、トマト、新たまねぎ、いちご・・・どれも美味しかったです。
形なんか不揃いでもいいのよね。
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