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それは学校を休んだ日

熱が下がってくると急に退屈で時間が長く感じられる。図書室から借りている本があった。布団から出るとこっそりとランドセルのところに行って手にしたのが「ムーミン」。お母さんに見つかりませんように。夢中でよんでいるうち手足が冷たくなってきた。見つかったら叱られる、でもでもムーミン谷からどうしても抜け出ることができない。

という小学生の自分がいきなりよみがえってきました。
静岡市美術館で開催中の「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活展」会場で、ムーミン読書コーナーで靴を脱いだ瞬間です。

挿絵も最小限で、カラーでもなく、その分想像力が働いたのでしょうか、アニメで知っているムーミンよりもはるかに面白く感じたのです。
   
         
絵画や歴史、ムーミンの原画、マリメッコのテキスタイル、イッタラの食器など知らないことからお馴染みのことまでフィンランドのさまざまな側面を見せてくれます。

その中で私は最後の部屋、現在のフィンランドのコーナーが一番楽しめました。スタイリッシュでいてユニバーサルな公共交通機関や、ピクトグラム、素敵です。ピクトグラムは意味がわからないのもあって(ほんとはわからないと困るものだけど)日本との表現の違いも面白い。

そして70年以上にわたって愛用されているスツールを回収して使われてきた物語をICチップにして取り付け、再販売して新しい持ち主の物語を加えていくという、Artek社による「2nd Cycle(セカンドサイクル)」という素晴らしいプロジェクト

自国の環境と共に生活と文化を築いてきた歴史に敬意を払いたくなるひとときでした。

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赤と黒

「赤と黒」と聞いてスタンダールを思い浮かべますか?それとも韓国ドラマ?それとも?
私は韓流にまったくというほど疎い女でして、そういうドラマがあるのも実は今知りました。

名古屋出張の帰り、タカシマヤをさらーっと見てまわりました。やはり、黒。そして赤。
赤はマゼンタ系も少数ありましたが全体的にはオーソドックスな深紅かややオレンジよりの赤が目立ち、オレンジも結構出ています。
                  
黒と合わせるとどうしてもこういう↑コントラストの強い配色になりますね。

私自身は赤も黒も着ますが、赤と黒をこんなに力強く組み合わせるような着方は色のパワーに負けちゃう気がして、できません。お肌も大きな曲がり角を何度も通過しているので、健康感を損なわずに黒を着るのがだんだん難しくなっているのを感じます。

今日はエレガントな美しい女性にお会いしました。綺麗な方と相対していると気分が上がります

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普段着の私がキラリと輝くカラーレッスン「ブルー」

木の香りのする家で「普段着の私がキラリと輝くカラーレッスン」第1回目を開催しました。

広い窓からキラキラと陽がさしこむ中で、テーマは「ブルー」
薄い水色から青空のようなはっきりした青、夏に人気のターコイズブルー、制服カラーともいえる紺、ブルージーンズ。青系の色は私たちの身近にたくさんあります。

この夏染めたばかりの藍染のストールを持参してくださったのはAさん。
「どうやって使ったらいいかわからなくて・・・暖簾にしちゃおうかな」

ちょっと待って。絶対使えますって。

ということで色鉛筆を使ってファッション塗り絵レッスンからスタートです。
           
この日は「反対色コーディネート」と「国旗コーディネート」
塗り絵とファッション雑誌の例を見ながら自分好みのコーディネートを作ります。イメージがつかめてきたところで、ご参加の皆様のその日の服装に応用すると…をご提案しました。

自分のことだと慣れない配色にはしり込みしがちなんですが、人のコーディネートを見ると「いいんじゃない」と納得できたりね。私は普段着感覚をベースにしているのでカラーコーディネートといっても奇抜なことはおすすめしません。
           
ベージュの上品なグラデーションコーディネートのNさん。仕事ではお客様を引き立てるために自分は抑えて抑えて、を心がけていらっしゃるそうです。アクアブルーを足して出しゃばらないけどさわやかなコーディネートも素敵ですよね。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は10月18日(木)10:00~ テーマカラーは「ブラウン」です。

素敵な会場をご提供いただきました駿河工房株式会社様するがむすびの会のT様ありがとうございました。

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20周年おめでとうございます

昨日は、日ごろから大変お世話になっている株式会社サンロフト様の20周年記念パーティにお招きいただきました。パーティに先立ってのIT経営フォーラムのセミナー・展示会も大変な盛況ぶりでした。

サンロフトさんが掲げる「テクノロジーを親しみやすく」が、社員さんたちが一丸となってお客様をおもてなししている姿からも伝わってきます。スーツ姿しか知らない社員さんの意外な姿とか、そうそう、お見送りいただいたときのYさん、とっても素敵な表情だなって印象に残っています。

サンロフト松田社長を囲みI社のみなさまと。            L社のKさんと。     
 

I社様とのご縁もL社様とのご縁も松田社長が結んでくださったのです。松田社長のおかげでどんなに視野を広げていただき、貴重な体験を積むことができたことか。いつも甘えっぱなしですが感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

サンロフトのみなさま、改めて20周年おめでとうございます。

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「カラフル見つけた」始めました

Facebookページ「カラフル見つけた」を作りました。身の回りの物の色を230色のカラーカードから一番近い色を見つけて紹介する気楽なページです。よろしければ息抜きに遊びにきてください。

Facebookページはブログと同じように誰でも見ることができます。FacebookをしていなくてもOkです。

「カラフル見つけた」

Facebookをしている方はページに「いいね」をいただけるとうれしいです。タイトル「カラフル見つけた」の右横にある「いいね!」です。ただいま30いいね!を目指しています。30以上になるとページへのアクセスの分析データなどを見ることができるそうなのです。ぜひ清き1票を

       
          
          

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朗読と本屋さん

1,2か月前に出先で偶然、ラジオから流れてくる朗読を耳にしました。

ホームランで球が戻ってこないならもう1周すればもう1点、何点でも入るじゃないの、と言うほどの野球オンチの母と、それじゃマラソンだか野球だかわからないよと答える少年野球の息子との会話が面白くて、いつの間にか引き込まれていきました。

試合の日、少年の祖母が訪ねてきて意外なことにルールにも詳しい様子。さらに相手チームのピッチャーを見つめて・・・。おばあちゃんの思いがけない過去が語られます。

ちょっととぼけたユーモアのある文章です。作者は誰なんだろう。最初から聴いていないのでわかりません。おばあちゃんの過去に驚いたあたりまでで、結局最後まで聴けませんでした。

後から気になってたまりません。こういうときネットは便利。

調べてみると北村薫著短編集『1950年のバックトス』中の表題作とわかりました。北村薫!なーるほど、納得納得。わかりやすい文章の中にくすっとさせる味があって好きな作家です。

それ以来、本屋さんに行くと探してみたのですが、ない。ない。ここもない。

こういうときもネットは便利。なのですが、なぜかこの本は本屋さんで手に取ってから買いたかった。

やっと今日、セノバの丸善で発見したのです。まぁ、それほど熱心に探し回ってたというわけでもないんですけどね。でもなんでしょう、この満足感は。やっぱり本屋さんは楽しい。

さて、やっと手にした『1950年のバックトス』を読んで感じたこと。それは「朗読の力はすごい!」

確かにほのぼのするいいストーリーなんですが、朗読で伝わってきた会話の生き生きした魅力は文字を目で追うだけでは味わえないものでした。また、北村さんの文章が音声にのせたときにも自然で美しい日本語だということにも気づきました。

普段ラジオを全然聴かない私ですが、たまには聴いてみようかな。

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大江戸牡丹

日中の暑さもほどほどに落ち着いて、今日は9月になったなと思わせてくれる日でした。そんな9月のスタートに何ですが、花火の話です。

                   
焼津港の花火、今年は家から近い旧港までぶらぶらと歩いて見に行きました。新港ほど迫力はないけど混雑がほどほどなのでゆったり楽しめるのがいいです。

さて、今年はもうひとつお楽しみの花火が用意してありました。
国産の線香花火です。「三河伝承 大江戸牡丹」パッケージからして大人の由緒正しき線香花火の香りがしてくるじゃありませんか。8月最後の週末に開けてみました。
    
パッケージの説明によると線香花火には「起承転結」があって、「牡丹・松葉・柳・散り菊」と呼ぶそうです。これは全部松葉かな。

見上げる花火もいいけれど、二人でじっと見つめる小さな花火もいいね。



それにしても、もう花火は季節はずれね、と思ったあなた。
秋のおしゃれ心を満たす講座にいらっしゃいませんか

『普段着の私がキラリと輝くカラーレッスン』くわしくはこちらをご覧くださいませ

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愛のカメラケース

Mさんが肩から下げているバッグが目に留まりました。ポシェットにしては大きいし普通のバッグには見えないし?

中身はこれでした。重いカメラがはいっているように見えない爽やかでおしゃれなケースではありませんか。
             

多彩な趣味を持つMさん、カメラ女子でもあったんですね。

Mさんは社内結婚カップルです。この写真を撮らせてもらってMさんと歩いていたら夫M氏と遭遇。
妻M「りつさんにこれ、褒めてもらっちゃったーっ」
夫M「・・・」

周りにたくさん社員さんがいたからでしょうか、夫M氏はかなりシャイなタイプのようです。

このカメラケースは夫M氏からのプレゼント。しも。
生地の感じや上品な色使いがなんとなく和な雰囲気でしょ。妻Mさんは和服が大好きなんです。

いまだにMご夫妻が話をしているところすら見たことがない私ですが、
「ごちそうさまでした

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