今日、どんな色を見ましたか?
ときどき、色
色のユニバーサルデザイン
焼津南ロータリークラブ様の例会で色のユニバーサルデザインについて卓話(講演)の機会をいただきました。
ユニバーサルデザインというと年齢国籍障害の有無などに関わらず誰もが快適に使用できるデザインとして知られています。デザインというのは色も含みます。ユニバーサルカラーと言ったりします。
色盲、色弱と呼ばれる色覚障害のある方にとって、見分けにくい色の組合せがあります。
シミュレーションソフトを使っていろいろなケースをご覧いただきました。
PC用のソフトに加えてスマホ用のアプリまであるんですよ。これがとっても便利です。
「色のシミュレータ」
スマホのカメラ機能を使ってこんなふうに見ることができます。
左上が通常の色覚での見え方、その他の3枠が色弱者の見え方のシミュレーションです。
あくまでシミュレーションであってすべての色弱者がこのように見えているという意味ではないのでそこのところは誤解されませんよう。
最近では、テレビの津波警報の画面がユニバーサルカラーの観点からも改善されたり、トリアージタグの改善についてのこんな記事もありました。
県の環境部の方にご相談したところ、静岡県が発行しているわかりやすい冊子「カラーユニバーサルデザインのための指針」を講座のためにご提供くださいました。ありがとうございました。カラーコピーなどで資料をお配りするよりずっと正確にお伝えできます。
ロータリークラブというボランティア精神豊かな企業経営者の皆様に、色のユニバーサルについて知っていただく機会は本当にに貴重でありがたいことです。
この場をご紹介くださいましたF様、当日まで優しくサポートしてくださったK様、緊張して会場入りした私を朗らかにほぐしてくださった会長のK様、本当にありがとうございました。地味なテーマでしたのに熱心に耳を傾けてくださりうれしかったです。紳士の集まり、素敵です。
謹賀新年
穏やかな元旦でした。毎年お願いしている日本料理「新」のおせちで贅沢気分の年明けです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
晴れの予報でしたが、水平線は雲が多くてぼやんとした初日の出でした。軽トラの旗は某町内会のものでした。なんか、新年早々、ほのぼのする光景です。
焼津神社。初詣の列が延々と入口の道路付近まで続いています。お参りできるまで30分?もっと?
風強く、あっさりあきらめ新年早々の挫折。
改めて参りますから、今年も見捨てずにお願いしますね、神様。
自分基準のクローゼット
ライフオーガナイザーMOMO様のコーディネートレッスンでした。MOMOさんはクローゼットオーガナイザーでもあり、先月私も受講してきたばかりです。そんな方に向かってレッスンとは
でもオーガナイザーとは別のカラーコーディネーターとしての視点でお役に立てれば。MOMOさんのクローゼットの中身を何十着も持参いただいてオン・オフ両方のコーディネートをご提案しました。
オーガナイザー目線で更に洋服の数を減らしたいというのが今回のレッスンの目的です。はい、こんな目的、初めてでございます。勉強になりました。
私自身もMOMOさんの講座を受けてから少し服を整理しました。4枚を「処分する袋」に詰めてあります。色は大事だけど、服は色だけじゃないですからね。それぞれに理由があっての処分です。見せたくない身体の部分が強調されるとか。年齢にあまりにそぐわないかわいらしさとか。サイズが変わったとか。顔が暗く見えるとか。好きで買った服なのでふんぎりがつかずにいたけど、いつの間にか登場回数が激減している…。
ぐずぐずとタンスのこやしにしておくだけが“物を大事に扱う”ことではないことをMOMOさんから教えていただいています。
姿勢がいいので着映えします
MOMOさんの洋服も、コーディネートのパターンを考えると登場回数の少ないアイテムが見えてきます。ですが、やはりMOMOさんの処分の決断は私から見ると大胆で、レッスン中にも何度も「もったいないし」「全然生かせないわけじゃないし」などと言っていました。
でも、どんな服を着てどんな雰囲気の自分になるのが心地よいかが人それぞれであるように、クローゼットの中をどんなふうに構成するのが心地よいかも人それぞれです。自分基準をしっかり持っているMOMOさんを尊敬します。
やたらと数だけ持っているのに着ているのはごく一部、よりも手持ちの服をちゃんと把握できていて全部を生かしている女性のほうが知的である!
自分基準のクローゼット作りに取り組みたい方、パーソナルカラーの知識もお役に立ちますよ~
なんだか別の服みたーい
と、言ってくださったMさま。パーソナルカラー診断の後、お手持ちの服でコーディネートをご提案したときです。
カラー診断で似合う色があることはわかった、じゃあ今自分が着ている服はどのグループなの?というのが気になりますよね。手持ちの服をどう着まわせばもっと似合うのか、をご提案するときが私一番真剣かもしれません。気に入っている服や、登場回数の多い服は、どなたにとっても何かその理由があるはず。それを生かせるととってもうれしいです、たぶんお客様以上に私が
Mさまにご提案したコーディネートのひとつがこちらでした。
どれもお気に入りなのにこの組み合わせはしなかったそうです。チェリーピンクがMさまのお肌を明るく、表情も一層華やいで健康的に見せてくれます。
それにしてもMさまのチャーミングなこと
少女みたいに歓声をあげて喜んでくださったり、年上の方に失礼かもしれないけど初々しいというか、柔軟な感性が素敵でもっと長くごいっしょしていたかった。
私の濁った肺の中にきれいな空気を吸ってきた気分です。
着物と流行色
「スーパーカー」「夜間飛行」「スリーランホーマー」
着物のタイトルですって、これが。斬新です。
佐野美術館で開催中の「高島屋コレクション きもの・装いの美 百選会・上品會の歴史」に行ってきました。着物好きなKちゃんといっしょです。Kちゃんは着物で。受付で着物で来場している人にだけプレゼントがあります。こういうの、いいですよね。テーマに合わせたドレスコード、東京の庭園美術館がやっていますが美術館に行く楽しさを演出してくれて素敵。
「百選会」「上品會(じょうぼんかい)」とは高島屋の新作発表会の名称です。毎年テーマ(趣意)と選定色を高島屋が設定して全国の染色業者から募った作品数千点から百点を選んだのが「百選会」で、冒頭の3つも選ばれた着物のタイトルです。テーマデザインの原案にあたる「標準図案」まで作成しています。
つまりコンセプトとテーマカラー、デザイン原案を提示した全国規模のファッションコンペというわけです。更に入選作や色に名前をつける顧問に人気作家や詩人を置いています。展示されている着物は、詳しくない私が見ても斬新で、額に入れたら絵のようなものもありました。これらにファッションセレブたちが飛びついて、流行のうねりを作ったのでしょう。
これが明治からシステム化されていたことに驚きます。すごいぞ、高島屋。
私がとっても興味をひかれたのは、顧問に与謝野晶子がいて、流行色の選定とネーミングを20年あまりも担当していたことです。
初めて手掛けた19年の春の色、淡い緑に命名したのが「平和色」。スペイン風邪が流行し、米騒動が起きた18年を振り返り、穏やかな日常への願いを込めたらしい。
読売新聞 2013年7月 より
1936年の選定メモによると、ある色のネーミングを「いなづま色」「玉簾(たますだれ)」「月の出色」「メロン」の中から迷ったようですが、どんな色だと想像しますか?
今でいうからし色、マスタード、のような渋めの黄色です。決まったのは「月の出色」。
低い空の月は濃く見えますものね。さすが歌人、晶子!
着物の世界を満喫した後は併設のカフェでひとやすみ。
というのは、嘘です。これは美術館の玄関前にあるお手洗いなんですよ。屋外トイレでこの内装館内のお手洗いも別の意味で驚きでしたが、それはまたの機会に。
着物つながりで。
前に書いた私の七五三の着物がKちゃんの手によって生まれ変わりました!
母の希望で新書サイズ。しおりの紐まで心を配ってくれてほんとに素敵な仕上がりに感激です。百選会にも上品會にも負けない母の宝物になること間違いなし!
海と空とハーブと薔薇
暖かな週末でした。ウォーキングコースを海にして青色を満喫しました。自然界の青ほど広々と安らいだ気持ちにしてくれる色はないと思います。広々感お伝えしたくて写真も大きく
今日は焼津新港からずっと海岸線をウォーキング。釣り人が多い、多い。気づくと小川港まで来ていました。そうそう、ここには「SAKUKOとSAKUZOU」というガーデニングショップがあるのです。
おぉ、ハーブがあるある。今、我が家にはハーブというとローズマリーしかないし、ちょっと新顔増やすことにしました。レモンバーム、オレガノ、フレンチタイム、スープセロリを寄せ植えにしよう。こちらのお店、植込みもしてくれます。さすがに持ち帰りは重過ぎるので一旦戻ってから引き取りに行きました。夫が好きなラベンダーは(確かレースラベンダーという種類でした)繊細なので寄せ植え向きではないということで、シングルに。繊細な植物、だいたい失敗しているのですが、どうなんでしょ。元気に育っておくれ。
キッチンハーブの寄せ植えはこれから楽しみだわ~。さっそく夕飯のサラダにセロリを使いました。いい香り
薔薇「ストロベリーアイス」が咲きました。今年は世話をさぼったのと暑すぎたのとで夏には花が少なかった。秋が深まってからぽつりぽつりと咲いてくれるのが一層かわいらしく感じます。
ちょっと歩くだけでこんなに青い海に行けるのは幸せなこと、と改めて思った週末です。
自分の身体とむきあうことにする
フィトセラピストまさえさんのプライベートレッスンを受けました。
嗜好品としてではなくて自分の体調を整えるために役に立ってくれるハーブティーを知っておきたい。栄養の摂り方も知りたかったのです。
というのも一年半くらい前から体調の波のアップダウンに振り回されて困っていたからです。大病をしたとかそういうことではなく年齢的なことから来る大きな曲がり角なんですね。今年は転居もあって疲労が重なり、100グラムだって大切な痩せっぽっちの私なのに更に体重落ちまして
このままじゃ困る。といって病院にいくような症状という訳でもないし。ただ自分の心身ともう少し上手におつきあいできたら幸せなんですよ。
カウンセリングを受けながら自分の身体のことをいろいろ整理できました。胃腸は子供の頃から弱かったのですが、それが身体のリラックス感にもつながることだとか。「がってん、がってん」なことがいっぱいです。まさえ先生、ありがとうございます
冷蔵庫を開けたらかぶが入っていましたお勉強したばかりの、私の元気に役立ってくれる野菜のひとつ今からかぶのスープを作ります!
パーソナルカラーを仕事に活かす
パーソナルカラー診断、受けるだけではなくて勉強をしたことある方も結構いらっしゃいます。でも、時間が経つとなんとなくそのままになってしまって、活かし方がわからないまま・・・という話も聞きます。
Kさんも仕事にもっと活かすにはどうしたらいいの?ともやもやしていたお一人です。今月から個人レッスンを承ることになりました。仕事の現場を想定してすごく現実的に活用の仕方を組み立てていきます。
パーソナルカラー診断そのものでなくても、取扱い商品の色・イメージの分類や、お客様の特徴を把握する際など、身に着けた知識はちゃんと役立ちます。
「そういえば私色彩検定持ってる」とか「あ、パーソナルカラーもやったなぁ」など、基礎知識は持っているのにその自己投資が仕事に活かせていない気がする方、もったいないです!ご相談承ります。
colorfulritsu@gmail.com までメールでお問い合わせくださいませ。
Kさんの仕事にも応用できる方向が見えてきました。
応援してくれているようなゴージャスな夕焼けでした!
パステルドリーミングアート
NPO法人e-Lunchさんで、今日は楽しいレッスンを受けてきました。
パステルチョークを削って粉にして、指やコットンでふんわり描くのがパステルアートです。
パステルドリーミングアート協会インストラクターの横田千秋先生がひとつひとつの手順を丁寧に優しく教えてくれました。
パステルな雰囲気の横田先生ありがとうございました。
私のさくひん
それぞれの個性があふれます。
雪うさぎも面白かったんですが、私は単純な円を繰り返すパターンが集中できました。指に色をとって描くっていう、その原始的な感覚がいいです。ホワイトボードくらいの画用紙に手のひらいっぱい使って描いたら爽快な気分だろうな~。
横田先生のパステルアート、今度の土曜日イベントでも体験できるそうです。
詳しくはこちらをどうぞ
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