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空港のユニバーサルデザイン

県の「ユニバーサルデザイン事例発表会」に行ってきました。
ユニバーサルデザインと色の使い方には深い関連があり、せっかく色彩を学んだ人ならこういう視点でも関心を持ってほしいし私も持っていたいと思います。

富士山静岡空港での導入事例もあるとのことで期待していたのですが、期待しすぎてしまったのか今日の発表会は少々物足りませんでした。ピクトグラム(絵文字)やスロープ、通過型エレベーター(乗る、降りるの扉が向かい合わせで正面向きのまま降りられるタイプ)などは今や新築の公共施設では当たり前になっています。

障害者用駐車場をターミナルビルに一番近いエリアにして屋根をつけてあります。これは親切だと思いますが屋根つきは健常者でもありがたいので、全部が無理でももっと広範囲にできなかったのでしょうか。

ま、実際に空港を利用していない者がそんなこといっても失礼ですね。利用された方の感想をお聞きしたいです。

週末、立ち上がるときにテーブルの縁に左ひざをしたたかに打ち付けました。ほんと、どうすれば自分でこんなに強く打撲できるんだってほど。腫れてひざが曲がらなくなり、動作はのろい、段差は一段でもつらい、歩くスピードは半分以下。洋式トイレとスロープがありがたいこと。あせって横断歩道を渡る私に旗振りのおじさんが「いいよ、いいよ」とゆっくりねというジェスチャー、涙でそうでした。夫はスタスタ前を歩いていってしまうし

幸い2日ほどの不自由体験でしたが、ときには怪我してみるのもいいものです。普段見過ごしていることが少し見えます。

お堀を抜ける風が心地よかったです。

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誰?


「梅雨入りしたっていうのによく晴れるわねぇ」
「暑いわよ」
「そっちは日陰じゃない」
「ねえねえ知ってる?今くらいが紫外線強いらしいよ、夏より」
「知ってるわよー、紫外線A波はお肌が老化するのよ!」
「だけどさ、私たち長袖着てるから平気ね」
「髪も長いからお顔も焼けないわ」
「手を見ると年がわかるっていうからポケットに入れちゃお」
「そろそろお尻痛くなってきた」
「じゃ、タリーズでコーヒー飲もうか」


と、ガールズトークが聞こえてくるような(えっ、聞こえない?)この二人、アメリカのアーティスト、マーク・ジェンキンスさんの作品だそうで、今静岡の街に出没中です。

私が見かけたのは伝馬町のタリーズ前。
通行人のリアクションがまた楽しいです。通りの同じ側を歩く人は至近距離に来れば作品とわかるので笑顔で終わるのですが、通りの反対側の人はな表情です。

どうしても好奇心に勝てず、顔をのぞきこんでみました。

・・・・・・う、うわぁぁぁぁ~
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エコロジーといえば

定期点検の夫の車の代車としてインサイトを借りてきました。
助手席の私が撮ったのですが、あーボケボケです
もう一枚。


あーれー、またもボケボケ。運転中に撮るのは難しいです


2年前のデータですが、「エコロジーからイメージする漢字」というアンケート結果があります。
(静岡新聞2007年7月19日・住友生命保険調べ)

       5位:・・・省エネしてこそ守れる地球
       4位:・・・地球からの恩恵を循環させないといけない
       3位:・・・人の優しさがあってこそ実現できる
       2位:・・・再利用・再生・再出発から連想

そして

       1位:・・・環境破壊で真っ先に失われる色

       緑を挙げたのは全体の17.4%で、男女別、年代順でも最多だった。
       回答者数は2位の「再」の約2倍と断トツだった。    
                                              (抜粋しています)

エコロジーが現代の重要なテーマであるとするなら、緑色はとても現代的な色といえるかもしれませんね。


インサイトが止まりました。

時速表示の背景の色が青と緑の間を行ったり来たりします。
エコ運転中は緑色、アクセルをずーっと踏んでるときは青です。
徐々に変化する色も綺麗です

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いろいろな緑

アンケートにご協力いただいたみなさま遅くなってしまいましたが結果発表です。
Q.2は圧倒的に9番に集中しました。

Q.1のあなたにとっての「これは緑」の10人の皆様の回答です。

    

    

    

    

    

えっと、まずは「人によって違う」ということです。
当たり前でもあり予想通りでもあるのですが、改めてシンプルな色の名前でさえ人によって捉え方が違うことが私は面白く思えます。
「薄くて上品な紫」なんて表現でイメージする色が食い違うのは当然ですね。


私がこの中で興味を持っていたのはまず上段1と5です。
1は色彩の分類でいうと「黄緑」の範疇ですし、6は「青緑」の範疇です。
結果は1を含めない人は0人、5を含めない人は6人(魚骨さんの疑問符を含めると7人)でした。

今回参加の皆さん全員が黄緑は緑の仲間として捉えているのに対して、青緑を含める人は少数派という傾向が見えます。

これは質問の仕方にもよるので、例えば1の色を単独で示して
「この色は“黄緑”“緑”“青緑”のどれに近いと思いますか?」と質問したらまた回答は違ってくると思います。

人によって違うのは言葉の解釈の違いともいえるので、
「黄緑も青緑も緑の範囲内」と捉える人もいれば、
「黄緑と緑と青緑はそれぞれ別の色」と捉える人もいるわけです。


中央の段は明度の違い、つまり白がたくさん混ざっている6や黒がたくさん混ざっている10はどうなんだろうということ。(このような色を清色といいます)
これはあまり顕著な傾向は出ていません。


下段は灰色が混ざっている緑です。明るい灰色か黒っぽい灰色か、灰色の分量などで緑も変化します。(このような色を濁色といいます)注目していたのは11と15です。どちらも灰色の分量が多いので「緑色っぽさ」が減少し灰色に近い色に見えると思います。

11を緑の中に含めない人は7人、15を含めない人は5人でした。私の予想よりは15を緑に含める人が多い印象です。

>モニターを通しているので意外と見え方がそれぞれなのかも
魚骨さんのコメントにあるとおり、本当はこのアンケート、WEB上でするのはちょっと無茶です
特に下段のようなグレイッシュな色の見え方は相当差があることでしょう。


突然ひらめいた思い付きで作ってしまったので自分としては選択色の設定に後から不満だらけです。今度はもう少し考えて作りますね~。

ご協力いただいたあさっちさん、おおゆきさん、アズールブルーさん、吉宗さん、のりのすけさん、ま→くんさん、魚骨さん、Jeffさん、なかさん、nozaさん、ありがとうございました

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