腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日の夕方、『密着・税関調査官・・・コピー商品密輸の手口と大阪“偽ブランド”実態』というのを情報番組でやってました。

関空税関の検査室に腕時計の真贋をしてもらうため、某ブランド会社の社員が呼ばれてました。
ステンレス製の水筒(?)に隠された腕時計の鑑定...って、水筒から出してくるって時点で偽物ですやん!店主でもわかる。

更に大阪市内の繁華街で売られているコピー品
こちら↓

サイフ3000円、時計5000円と言ってました。

現状では購入する人に対しての罰則はないそうです。 が、


絶対買ってはダメ!

シャレでとか、話のネタにとか、人にあげるからとか、安易な理由でも絶対買わないで!
これらコピー品を購入したお金が裏組織の資金源になったり、某国の核ミサイル開発の資金源になるのです。
犯罪に加担することになるのですよ!絶対にダメ!

そして↓


この人、この放送収録語、商標法違反の罪で逮捕されました。当然です。


当店にも当初に比べて少なくなりましたが、まだ時々「コピー品の修理は出来ますか?」とお問い合わせがあります。

コピー品に入っている機械は非常に粗悪なものが多く、一度修理してもまたすぐに調子が悪くなるのが殆んどです。
コピー品なので修理の保証も当然できません。
「この前修理したとこやのに、また動かへんやないか!こら~!」と凄まれたこともあったので、弊社では現在コピー品の修理は受け付けておりません。

所詮コピー品ですから、壊れたら終わりと思ってください。

前にもブログに書いたかと思いますが、コピー品を身に着けてるって、格好悪いですよ。コピーの時計するくらいなら、腕時計なしの方がよっぽどいいし、偽のルイ・ヴィトン持つくらいなら、手ぶらの方が絶対良い。
「本物は高いから買えないし...」と言う方、500円玉貯金しましょ。結構貯まりますよ。

とにかくしつこいようですが、コピー品の購入はやめましょう。
でも、海外旅行(特に東南アジア)へ行ったら、ついついお土産に買ってしまう...ダメダメ!お土産はマカダミアンナッツにしましょう。定番です。ハズレません。


そんな当店トゥールビヨンの表の看板の蛍光灯が昨日からチカチカ点滅して、切れかかっています。
この看板↓
 とほほ、貧乏くさい(><)

はっ! 裏組織か某国の嫌がらせか!?

昼から防災センターの方にお手伝いいただいて蛍光灯の交換する予定。
宜しくお願いします。


そう言えば学生の頃、台湾からコピーのロレックス買って帰って、おじいちゃんにプレゼントしたことがある腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
おじいちゃん、ごめん。 二度と買わない!二度と買わない!(以下1万回繰り返す)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )