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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



一昨日、昨日とお店にご来店いただいたお客様、お電話いただいたお客様、お聞き苦しい声で大変ご迷惑をおかけしましたが、本日なんとか85%ほど声が戻ってまいりました。あともう少しで完治します。やれやれです。

本日“映画と腕時計”のシリーズもとうとう10回目となりました。その節目となる話題作『トランスポーター』のしかも1作目と2作目をお届けしたいと思います。

製作・脚本は「グランブルー」「レオン」「ニキータ」「TAXI」などでお馴染みのリュック・ベッソン。監督は2作共ルイ・レテリエ。
リュック・ベッソンの映画に共通する派手なカーアクションと派手な銃撃シーン満載です。が、主人公にはちっとも弾が当たりませんよ~。(笑)その主演にはジェイソン・ステイサム。

1作目は2002年公開で、南フランスに住む主人公のフランクはプロの運び屋。愛車は99年型BMW735。「契約厳守」「名前は聞かない」「依頼品は開けない」の3つのルールを頑なに守り、高額な報酬と引き換えにワケ有りの品物を正確に目的地まで運ぶ。
ある日、依頼された品物を不審に思い、自らのルールを破ってバッグを開けてみると、中には中国人の美女が! 人身売買に関係する大きな組織と前面対決となるストーリー。

2作目は今年2006年公開。愛車がBMWからアウディA8 6.0クワトロに変わっています。運び屋家業から足を洗ったフランクは、6歳の男の子を送り迎えする運転手に。ある日、フランクの前に謎の女の殺し屋が!そして男の子が誘拐される!

2作共、地元フランスのパトカーとのカーチェイスあり、「ジャッキー・チェンか!?」と思わせるような格闘シーンありで、観た後はスカッとします。細かいプロットへのツッコミはご遠慮ください。

で、主役のフランクが着けている腕時計ですが、1作目ではオープニング1分50秒でスクリーンいっぱいいっぱいに登場します。はい!こちら!ドン!

パネライ ルミノールクロノ ラトラパンテ。

誰もいない駐車場の車の中で静かに時を待つフランク。すると「ピ・ピ・ピ・・・」と腕時計からアラーム音が...

ちょっと待って!上のパネライ、アラーム機能付いてたっけ!?


はい!次!次! 急いでー!

2作目は更に早く開始1分38秒でドカンと登場。はいこちら↓

上の写真と見比べていただいたらすぐ判ると思いますが、車と一緒で時計も変わってますぜ、旦那。
パネライ ルミノールクロノ デイライト。何故変わったのか?前の時計は“カメ吉”あたりに下取りに出したのか? そして車は“ユーポス”か!?あぁ、前のBMWは爆弾仕掛けられて吹っ飛びましたな。

細かいツッコミはするな!と言っておいてツッコまずにはいられない。「そんな訳ないやろ~」と大木こだま師匠のようにツッコミ所満載。(笑)テンション低めの時にオススメです。


リュック・ベッソンの映画は「レオン」よりも「グランブルー」が好きな腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
「グランブルー」はオメガのシーマスターでお馴染みのジャックマイヨールと、彼のライバルでもあり親友のエンゾのお話ですよ~。



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