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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



2、3日前から風邪気味です。喉は痛いし、微熱があるような...
『下ネタ週間』なのに、その元気がありません。楽しみにしていた方、申し訳ない。

で、うちの店に電池交換や修理依頼で持ってこられた腕時計ですが、金属ブレスの12時側と6時側の長さのバランスがすごく気になります。
ほとんどの腕時計は、新品を販売店で購入したらサイズ調整をしますよね。太い手首の人にも合うようにコマが多めに付いているので、普通の腕回りの人は大概数コマ外します。この時、ちょっと気の利いた販売員さんはバンドのバックル(中留め、クラスプ)を水平に持ち、12時側と6時側のバランスを目測して12時側から2個、6時側から1個ってな感じでコマを外します。が、下の写真のように明らかに6時側が長いのをよく見かけます。

適当にコマ外してない!?

人の手首というはパッツンパッツンに太っている人は例外として、まん丸ではありません。時計の本体とバックルが平行か、逆に6時側を短くするのが妥当だと思うのですが、いかがのものか?
6時側が長いと、時計が手首の向こう側に行ってしまって、時間が見にくいでしょ。6時側が短ければ時計は手前に傾きますからね。
皆様の時計のブレスのバランスはいかがでしょうか?

これが正しい!↓


うちの店に持ってこられた時計はサイズ調整時はもちろんのこと、他の修理の時でも極力ブレスのバランスをお客様に気付かれないうちに無料で直してます。サイズ調整の時はもちろんお代金はいただきますよ。

熱のせいなのか、誰も気にしないつまらない細かいことをウジウジと書いてしまった...だがお客様には腕時計を快適に使ってもらいたい...


カ~ッ!今、かっこええこと言った!と一人自画自賛な腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
皆様も風邪にはお気を付けて。はよ治そ。





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