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ウクライナ侵略戦争によって、これから起きること

2022年04月13日 | インポート


 【食糧危機が始まった!】



 例年なら、4月に入ってもホームセンターで種馬鈴薯がたくさん売れ残っているのだが、今年は3月中旬から、どこに行っても買うことができなくなった。

 当地では5月始めまで氷点下の気温があるので、凍結で芽が真っ黒になって死んでしまうため、3月末~4月始めに黒マルチに植えて、寒冷紗で防寒するのが普通だ。

 だから、4月始めに種芋が買えなかった経験はない。



 ところが、今年は様相が違う。HCを何軒回っても、どこにも種芋が売っていない。

 辛うじて2月に買った種芋、20株分を植え付けたが、それでは最高の収穫ができたとしても、十日分の食料にも満たない。

 やむをえず、高価な里芋の種芋を少しだけ買った。それも中国産、土垂だけだ。これは芽出しや水やりの手間が多いので、あまり好かれない。



 なぜ種芋がないのか? みんなが先を争って買っているからだ。

 この数年の馬鈴薯の高値が原因かもしれないが、テレビで流れる「食糧危機」の噂を聞いて、みんな芋栽培に力を入れているのかもしれない。この分では、甘藷苗の購入も先を争うような品不足に陥るかもしれない。



 「食糧危機」というのは、戦争を経験した人なら記憶に刻まれているかもしれないが、団塊世代の外れの私でも、ほとんど聞いたことがない。毎日、甘藷しか食べるものがなかったことを記憶しているのは、たぶん80歳以上の世代だろう。

 だが、戦後、80年近く経て、再び本物の食糧危機が訪れようとしている。

 それは、まさにロシアによるウクライナ侵略戦争が、決定的な契機となっている。



 2019年頃から、中国で深刻な水害が多発するようになり、中国の穀倉地帯に赤信号が灯った。

 

食糧危機への鈍い関心 2020年05月01日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1108.html



 深刻な食料危機に向かう地球人類 2020年07月12日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1183.html



 巨大水害と飢饉、疫病、いよいよか……2020年07月25日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1196.html



 食料危機に瀕して、何をどのように作ればよいのか? 2020年08月06日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1209.html



 生活がむちゃくちゃ苦しくなった 2021年10月02日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1635.html



 迫り来る本当の食糧・エネルギー危機 今すぐ大量備蓄を!2022年03月07日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1787.html



 迫り来たる食糧危機の跫音 2022年03月15日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1795.html



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 まだまだたくさんあるのだが、この数年、食糧危機への警鐘が増えている事情は?



 ① 2020年、世界的に大規模な蝗害があった。

 ② 2019~2021年まで、中国の穀倉地帯で、深刻な水害が続いた。

 ③ ウクライナ戦争で、世界三位の小麦大国ウクライナの生産が絶望的になっている。

 ④ この数年、火山活動の活発化により、成層圏巨大噴火が続いていて、1990年のピナツボ噴火後のような冷害不作が避けられないこと。

 ⑤ コロナ禍により世界的に、大規模な作付けに人為的な障害が続いている。



 などが挙げられる。



 中国の重要な穀物地帯の吉林省が、ロックダウンのために「作物の春の植えつけができていない」模様。中国に食料危機が迫り、それは全世界に影響する 2022年4月12日

 https://earthreview.net/chinese-farmers-face-trouble-amid-corona-lockdown/



 世界的に、穀物輸出大国が、足並みを揃えて、輸出制限をかけはじめている。

 

ロシアとウクライナの小麦輸出は世界全体の3割 パン・麺類の値上げ確実 3/14

 https://news.yahoo.co.jp/articles/94f8cdd7f9aea0a012ef0f21a4718c75d79a0896



 ロシアへの経済制裁で世界的な食糧危機がやってくる!

 https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/e46fbfa1a1fffbc33e192bcfdb53f247



 ウクライナ侵攻で世界的な食糧供給危機、肥料会社ヤラが警告 2022年3月2日

 https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-yara-food-idJPKBN2KZ0CC



 そして、いよいよ、ウクライナの小麦に依存してきた中東各国の食糧事情に警報が鳴り響いている。

 

 プーチンの侵攻で「食糧危機」が現実のものに…そのウラで「大儲け」する国の名前

食糧安全保障の重要性が明らかに 2022.04.13

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/94278

 以下一部引用



 中東では深刻な小麦不足が発生



 米農務省は2022年4月8日、2021から2022年にかけての小麦在庫(全世界)は約2億7840万トンと、2019年から2020年との比較で約1840万トン減少する見通しを明らかにした。3月時点の見通しは2億8150万トンだったので、1カ月で在庫の見通しが310万トン減った計算になる。



 小麦の在庫が減っているのは、ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシアとウクライナの小麦輸出が滞っており、各国が在庫を取り崩したことが要因である。

 ロシアとウクライナは小麦の有力な生産地として知られており、とりわけ輸出に関してはロシアが1位、ウクライナ5位と両国だけで世界の3割を占める。



 ウクライナは戦争によって国土が荒廃しており、今年の作付けは絶望的な状況と言われる。一方でロシアは戦争の当事者であり、西側各国が経済制裁を科しているため、ロシアからの輸出が途絶える可能性が否定できない。ロシア産あるいはウクライナ産の小麦を多く輸入しているのは中東やアフリカ各国だが、経済的に苦しい国も多く、他地域からの買い付けもままならない。



 日産自動車のカルロス・ゴーン被告の逃亡先として知られるレバノンは、このところ経済的な苦境が続いていることに加え、首都ベイルートで大規模な爆発事故があり、国内最大の穀物貯蔵庫が破壊されるという不運が重なっている。在庫を確保する手段がない中で、今回の事態を迎えており、すでに店頭から食品類がなくなりつつあると言われる。



 小麦の不足が予想された場合、各国は必要な分を先に確保しようとするので、小麦の価格は跳ね上がる。もともと小麦の価格は新興国の成長による需要拡大やコロナ後の景気回復期待、原油価格の高騰などを受けて上昇傾向にあったが、ウクライナ問題がそれに拍車をかけた。2021年との比較で小麦価格は1.5倍に高騰しているが、戦争が長期化した場合、さらに価格が上昇することも十分に考えられる。



 小麦が値上がりした場合、食品メーカーなどの一部は、代替品としてとうもころしなどに切り換えるので、とうもろこしや大豆の価格も上がっていく。とうもろこしは牛や鶏の飼料として使われており、穀物の価格高騰は、最終的には牛肉や鶏肉にも波及する。



 このように、小麦の価格上昇はあらゆる食糧の価格を高騰させる可能性があり、資金力のある先進各国は、何としても必要量を確保しようと試みるため、争奪戦のような状況となる。このままの状態が続けば、経済力が乏しい国や地域から、必要量を確保できなくなってくるだろう。



 中東やアフリカ諸国では飢餓が発生するリスクもあり、先進各国はこうした事態に備え、途上国に対する支援について議論する必要がある。

 だが、食糧問題というのは安全保障と密接な関係があり、単純に解決できる話ではない。日本人は食糧安全保障に無関心と言われており、国内産の農作物を増やせば、安全保障が確立できると単純に考えている人が多い。だが現実は異なる。

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 一部引用以上



 食料問題に関しては、極めて深刻な事態、小麦やトウモロコシなど、主要穀物の輸入困難が、そこまで来ていることが指摘されている。

 非常に大きな原因は、ウクライナ戦争と、中国による世界規模での穀物買い占め(爆買い)が大きな影響を及ぼしている。

 我々の食卓のエンゲル係数が一昨年から異様に上がっている事情も、多くは中国による食料買い占めが影響している。



 なぜ中国が世界の穀物を買い占めているのかというと、当初は、大水害により不作が続いているとの観測もあったが、実は、台湾侵攻後の西側諸国による制裁に備えた軍事的理由によるものだとの指摘が多い。

 習近平とプーチンは、示し合わせてウクライナと台湾の軍事侵攻を計画していた可能性がある。

 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000234148.html



 したがって、ウクライナ戦争は、中東・北アフリカ諸国に大規模な食料危機をもたらすが、日本の場合は、中国共産党による台湾軍事侵攻が直接、食料危機をもたらす可能性に警戒する必要がある。

 食料自給率が4割に満たない日本は、外国からの穀物輸入に生命線を依存しているが、尖閣諸島を台湾の一部とする中国共産党が、日本との戦争によって、食料運搬の海運を封鎖してしまう可能性があるのだ。

 同時に、日本が買ってきた食料生産国の余剰穀物を、中国が勝手に買い占めてしまって、日本には回らなくなる。

 中国は基軸通貨発行国なので、必要な資金をいくらでも輪転機で印刷できるのだ。



 そんなわけで、今秋の収穫期以降、劇的な食料危機が、戦後初めて日本を直撃する可能性が強くなった。

 それを日本の生活者も薄々察知して、生活防衛のために、芋栽培に走り、私がホームセンターで種芋を買えなくなっているというわけだ。

 だが、日本には、まだ菓子類なども含めて工業的食品の在庫も多いので、本格的な食糧危機が訪れるのは、来年春以降ではないかと思う。



 さて、ウクライナ情勢は、今後どうなるのだろう?

 私は、このまま第三次世界大戦に発展する可能性が強いと考えている。



  ロシア軍“穀倉壊滅作戦”でウクライナ産業も破壊か…“悪魔の総司令官”就任で生物化学兵器使用の疑いも 2022/04/12

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/303790



 ロシア軍によるウクライナ侵攻の節目とみられている5月9日の「対独戦勝記念日」まで1カ月を切った。今後、東部地域を中心に攻勢をかけてくるのは必至で、プーチン大統領は過去、戦地で残虐な攻撃を繰り返した“ラスボス”級の激ヤバ軍人を総司令官に任命。虐殺や略奪のみならず、ウクライナの産業・経済の破壊行為にまで及ぶ可能性がある。



 総司令官に就いたのは、南部軍管区司令官のアレクサンドル・ドボルニコフ氏(60)だ。英紙デーリー・メールによると、8日に東部クラマトルスク駅で52人が犠牲になったミサイル砲撃を命じたのは、彼の可能性があるという。

 旧ソ連時代から軍隊に所属し続々と軍功を挙げ、数々の勲章を受領。西側メディアに「残虐」「野蛮」などと評される悪魔のような人物だ。



 ロシアがシリア内戦に軍事介入した2015年9月から16年6月、作戦を指揮。当時、現場で取材していたジャーナリストの常岡浩介氏はこう言う。

「ロシア軍は軍事施設よりも、病院や学校、パン工場など、市民が日常的に使う施設を集中的に爆撃していました。空爆によってガレキの下に埋まった人を救出するために集まった人たちまで標的にしていた。現在、ロシア軍はウクライナの劇場やショッピングセンターなど民間の施設を散発的に爆撃していますが、シリア内戦当時は、より執拗に市民を狙っていました」



 アサド政権は、猛毒サリンなど生物化学兵器まで使用。今も、ロシア側が送ったとの疑いは根強い。常岡氏は「今後、ロシア軍がウクライナ市民を標的にし、生物化学兵器を使用する可能性がある」と懸念する。

 英国防省は11日、ロシア軍がウクライナ東部で非人道的として批判が強い「白リン弾」を既に使用し、激戦地のマリウポリでも導入する可能性が高まっているとの分析を発表した。



 ダム破壊で小麦畑が「湖」状態に

 さらに恐ろしいのは、破壊行為がウクライナの人や建物だけでなく、産業や経済そのものに向かいかねないことだ。

 ウクライナは、小麦の輸出量が世界5位の穀物輸出大国。既に北部でロシア軍の「穀倉壊滅」作戦が実行されている。首都キーウ周辺で取材し続けるジャーナリストの田中龍作氏はこう言う。



 「キーウから北に50キロほど移動すると、どうも見慣れない『湖』が広がっていました。どういうことなのか地元記者に聞くと、ロシア軍が付近のダムの堤防を破壊し、人為的に“洪水”を起こしたそうです。

 開戦前は地平線まで小麦畑が広がっていたのですが、水の底に沈められてしまったわけです。また、火を放たれ真っ黒に焼け焦げた畑も目につきました。ロシアは、ウクライナの主要な輸出品である小麦をあえて狙ったのでしょう。国家もろとも破壊してしまおうという意図が見えました」



 戦国時代の秀吉による「水攻め」をほうふつさせる過酷な作戦だ。ウクライナにとって「穀物」は貿易の要。主要な輸出品の1位で、全体の約2割を占める。

 武力攻撃でインフラが大きな損害を受け、経済もガタガタだ。世界銀行は10日、今年のウクライナの実質GDP(国内総生産)が前年比45.1%減と、大幅下落する見通しを示した。

 多くの国民が国外避難したことも影響したという。今後の景気後退の度合いについて、世銀は「戦争がいつまで続くかや、(攻撃の)激しさ次第」としている。

 プーチン大統領は、ウクライナという国全体を破壊し尽くす気なのか。

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 引用以上



 キーウ周辺からロシア軍が撤退したという報道をみて、私は、プーチンが、いよいよ毒ガス大殺戮をキーウで行うつもりだと直感した。

 もし、ゼレンスキー始めウクライナ政権中枢を皆殺しにするようなことがあれば、バイデンは必ず、国内からの突き上げによって、参戦し、核戦争に発展することになると考える。



 プーチンはオルガルヒに暗殺されると予想しているが、その後を継いでロシアを率いて第三次世界大戦を担う人物が、このドボルニコフである可能性が強まっている。

 出口王仁三郎が予言した、ロシア軍による北海道・三陸の侵攻も、この男が引き継いで残虐な殺戮を重ねるのかもしれない。

 我々は、今から、そんな事態を見据えて、対策を考えなければならない。