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米中武力戦争へ

2020年07月26日 | 未分類
 アメリカは、7月はじめ、南シナ海を防空識別圏とすると宣言した中国に対し、岩礁を勝手に埋め立てて巨大な軍事基地を建設した南シナ海ミスチーフ環礁などに、第七艦隊の空母、ロナルド・レーガン(母港・横須賀)とニミッツ(母港・キトサップだが運用上は佐世保)を派遣した。
 https://www.cnn.co.jp/usa/35156406.html

 二隻の空母は、7月17日に、目的地に到着して大規模な軍事演習が行われ、そのまま周辺海域に配備された。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1e138faf369d50653b0cf28f52b34e1171815010

 その後、アメリカは、7月23日に、ヒューストン中国総領事館の閉鎖を命令した。
 https://www.cnn.co.jp/usa/35157207.html
 また、中国は成都のアメリカ総領事館の閉鎖を命令した。
 https://www.afpbb.com/articles/-/3295590

 このことで、米中の対話は事実上不可能になり、強硬措置の連鎖となった。
 これを受けて、南シナ海に派遣された第七艦隊が、一方的に領有宣言をして防空識別圏を設定した中国軍事基地を軍事破壊する可能性が極めて強くなった。
 第七艦隊は、ミスチーフ環礁を爆撃して中国軍事基地を完全に破壊する可能性があると指摘されている。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/50c33e0c9f0301d4dca6aad19762203ad46acd2f

 もし、これが実際に行われたなら、中国は、これらの母港である日本を軍事攻撃する可能性が出てくる。
 2006年12月に成立した改正自衛隊法(第3条の2)により、本来任務とされた海外派兵=軍事攻撃の初めてのケースとして、米軍によるミスチーフ環礁爆撃の後方支援に動員されれば、ほぼ確実に、軍事的敵対国として扱われることになる。

 また、今後、海上自衛隊が同地に派遣されて、燃料補給など第七艦隊の後方支援を行う可能性がある。
 現在、南シナ海は、一触即発状態で、緊張関係が続いている。今後、アメリカが中国軍を挑発して、開戦の火蓋を切らせる可能性は小さくない。

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 習近平が登場してきて、その人相を見たとき、私は「これは安定国家のトップの器でない」と感じた。
 この人の人相から感じるものは、スターリンと同じ臭いである。知性は極めて乏しく、子供の頃からの「思いこみ」と報復感情だけで突っ走るタイプだ。
 彼は、自分を極大まで見せびらかしたいのだ。つまり、歴史に記録される独裁者になりたい。他人と協調することはなく、意見を聞くこともない。

 案の定、習近平は権力基盤をどんどん強化して、自分の地位を独裁的に確立し、「幼い頃から薫陶を受けた夢物語」を実現しはじめた。
 私は、習近平の頭の中は、史記に水滸伝・三国志の英雄譚だけでできているように思われた。

 彼の夢は、自分が漢祖劉邦や始皇帝になることだ。人々の幸福に寄与する世界平和を目指すような知性は、元々ほとんど存在しない人物だ。
 自分の評判だけが気になるタイプであり、その意味では安倍晋三に似ている。

 その証拠に、習近平がトップに立ってからやったことは、独裁体制の確立、粛正とともに、万里の長城や馳道に匹敵する、「北水南調、一帯一路」であり、どうみても自分が始皇帝に成り上がりたい、自分の名前を歴史に残したい意識がプンプンである。

 何が問題かといえば、他人への思いやりが皆無であること。自分が英雄として尊敬されること以外の問題に、まるで無関心であること。
 そして、自分の夢を阻む、あらゆるモノにむき出しの敵意を示し、実力で粉砕しようとする以外の知恵がないことだ。
 協調精神皆無だから、習近平の周囲は敵だらけ、李克強でさえ、ほとんど近づこうとしない。

 どんな理不尽で非合法なことでも正当化してしまう。民衆の苦しみに同情しない。人々の命を奪うことに心の痛みを感じない。たぶん、子供の頃から何一つ不自由なく、ちやほやされて育った人物の特性を備えている。
 習近平は「下放」政策で苦労したと伝えられるが、痛めつけられた人は、もっと他人への恐怖と思いやりが育つものだ。たぶん、下放時代も「共産党大幹部の子」として、蝶よ花よと育ったのだろう。

 この意味でも安倍晋三に似ているが、もちろん、安倍晋三には習近平ほどの強烈な意志はない。ただ、学問や知性にひどく乏しいことが似ている。
 安倍は、自分の知性のなさをごまかしたり正当化したりすることに腐心したが、習近平は、自分を軽んじる者を弾圧し、排除してきた。

 習近平は、この数年、世界中で独善的なもめ事を繰り返すようになった。
 どれも、これも人間性を疑う強権的手法ばかりで、このため世界中から嫌われ孤立するようになった。
 世界中で、強引な中国の覇権、帝国主義をあからさまに見せている。

  日本に対しても、尖閣諸島の理不尽な領有権を主張し、それを実力でごり押しする姿勢だけを見せている。
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74257

 自国の領地を奪い取ろうという敵国のトップを、安倍晋三は「国賓」として招くという、信じがたい究極のアホ政策をとろうとしているが、幸い、コロナ禍で中止されたかと思いきや、安倍は、まだ、エヘラエヘラと笑いながら、もみ手で習近平を招こうとしているようだ。お土産に尖閣諸島の領有権を持たせようとしているのか?
 この超糞馬鹿な精神異常者の安倍晋三に対して、自民党内で阻止の動きがないというのは、どれほど自民党が精神的に崩壊しているかを端的に示すものだ。
 
 アフリカでも、一帯一路企画の下で、現実に中国がやってくると、凄まじいほど傲慢で自分勝手なやり方で、アフリカ諸国の民衆の怒りを買い、いまでは中国人だと分かると虐殺される事件が激増している。
 https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20160807-00060848/

 https://www.afpbb.com/articles/-/3285732

 習近平は、なんら領有の正当性のない南沙諸島のスプラトリー岩礁を埋め立てて巨大な軍事基地を作らせただけでなく、台湾に対する軍事攻撃を準備しているといわれる。
 現在、台湾は、中国との全面戦争に対する喫緊の準備に奔走している。
 https://www.youtube.com/watch?v=u6uzwmyPWDE

 また、同時に、インドとの係争地やブータンとの係争地にまで軍事侵攻を行い、インド兵を数十名虐殺した。これで、インド国内でも、中国との一戦は避けられないとの世論だ。
 https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/163.html

 このように、いくら中国が超大国だといっても、汚職にまみれて腐敗しきった軍隊で、日本・南シナ海・台湾・インド・アフリカ、そして、地球上最強のアメリカに対してまで事実上の戦争を仕掛けて、勝てる見込みなどあるはずがないのだが、習近平は、自分の独裁権力を誇示して歴史に名を残したい一心で、強引に戦争に持ち込もうとしている。
 おそらく、自分の党内の立場が、ひどく危うくなっていて、戦争の大混乱を利用して強権で押し切りたいのではないだろうか?

 そして、アメリカは、とうとう局地戦を決断したと受け取れる行動に出始めた。
 アメリカ第七艦隊の巨大空母二隻を南シナ海、ミスチーフ環礁など軍事基地をターゲットに派遣したのだ。
 これは「航行の自由作戦」などという生やさしいものではない。完全な戦争準備だ。
 ほぼ確実に、局地戦争を行うための行動である。
 北京や上海から数千キロも離れた局地戦争なら、全面核戦争に発展する可能性は低い。

 アメリカは、とうとう中国との戦争を決断したのだ。
 もちろん、背景として、現在のトランプの人気では再選が不可能であり、唯一の支持世論高揚の可能性が、中国との戦争行為しか残されていないからだ。
 中国軍を撃破することで、トランプには当選の可能性が出てくる。

 戦争のタイミングは差し迫っている。ミスチーフ環礁の軍事基地に対し、アメリカは戦略爆撃機による爆破攻撃を行うだろう。報復作戦に対しては、徹底的にミサイルで対抗する。
 アメリカは、歴史的に陰謀の国だ。戦争を仕掛けるときは、世論対策用に、最初に必ず「敵が不意打ちで理不尽な攻撃を仕掛けてきた」と演出するのである。
 真珠湾・トンキン湾・911テロなど、アメリカ軍の徴兵モチベーションを生み出すためには、そんな大衆を怒らせる陰謀的な被害が必要なのだ。

 だから、アメリカ第七艦隊は、中国軍の攻撃を誘うような陰謀を張り巡らし、艦隊の一部を破壊させて、これでアメリカ議会が戦争発動を決議するのだ。
 真珠湾で被害を受けた戦艦は、アリゾナなど退役予定の老朽戦艦ばかりだった。実戦に使える空母(エンタープライズなど)は、なぜか直前に脱出している。
 後に、エンタープライズやサラトガは、レイテ沖海戦で日本軍を撃破する主力となった。
 同じことが起きると思っていい。

 ロナルド・レーガンは就航20年、ニミッツは就航45年の老朽艦なので、犠牲になるのはニミッツかもしれない。
 真珠湾では、日本軍の攻撃情報を察知後、超老朽艦の戦艦アリゾナが運び込まれ、いわゆるアメリカ海軍の問題兵士ばかり選抜して乗務させられ、日本軍の餌食になった。
 もしニミッツが中国軍のミサイルで撃沈されるようなことがあれば、報復世論は爆発し、完全に核攻撃の必然性が成立する。上海や重慶なども核ミサイルで攻撃される可能性がある。

 米中対立は、とんでもないスピードで急激に進行していて、この先、軍事衝突まで数ヶ月を要するとは思えない。
 問題は、三峡ダムの決壊があるかどうかだろう。長江大洪水で数百万人が死亡したとしても、中国共産党にとっては、それほど深刻な問題でないかもしれない。
 むしろ、自衛隊参戦があれば、上海~南京周辺にあるトヨタなど日本企業を崩壊させるかもしれない。

 事態は極めて緊迫している。