リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

火事だ!どうする?

2006年09月27日 | Weblog
毎年おこなわれている夜間防災訓練だった。

職員も多数参加、消防車も出動し消防隊や、地域の消防団も参加しての大掛かりなもの。

12月の総合防災訓練とともに年中行事となっているそうだ。

どの病棟が対象になるか、直前まで公表されないが自分のいる病棟が当たるのではないかと言われていた。

院長の院内放送とともに始まった防災訓練。

予想通り出火元に指定され模擬患者さん(職員)を配置し、担架で救護所まで担ぎ出しトリアージするなど、患者さんもびっくりの大掛かりな訓練だった。



シナリオがあっても体が動かない、声が出ない。
実際の災害時に上手くリーダーシップを取れる人がいるのか。

など課題は多いことが分かった。

しっかりとした分かりやすいマニュアルをつくっておくことが必要。

自分で逃げることのできない患者さんが多いので、担架を使い非常階段で運び出すためにはとにかく人手を集めることが必要である。

となると、確かに通路にものがあってはダメだ。




いつもお世話になっている近所の散髪屋の兄ちゃんが消防団で参加していてかっこよかった。

職員(特に病院幹部)が消防隊や消防団を接待するアフターもあるも、書き仕事がたまっており腹ごしらえをしてそそくさと退席。

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1 コメント

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夜間!? (そらそら)
2006-09-28 21:16:39
病院は夜間防災訓練なんですね。すごいですね。私はこの前、会社で「普通救命講習」を受けました。人工呼吸と心臓マッサージとAEDの使い方をマネキンで練習しました。

難しかったです

私も病院の防災訓練を体験してみたいです。

いつどこで何が起きるかわからないので、いろんな場所でシミレーションしてみたいです。
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