言葉は文化です大いにもて遊びましょう。

親の再就職プレッシャーで家にいるのがストレスになってしまい、職安の帰りについつい寄り道をしてしまう回数が増えた。

森進一さんの「おふくろさん」騒動の中、こんな本を見つけたそれが桑田さん監修の本「ただの歌詩じゃねぇか、そんなもん」です。デビューアルバムの「熱い胸騒ぎ」からシングル「東京シャッフル」までの歌詞を掲載し、彼のインタビューとステージ写真を載せたパート１と、８４年リリースのアルバム「人気者で行こう」から桑田さんのソロアルバムと「サザンオールスターズ」を含めた歌詞をのせた８４年から９０年版のパート２です。パート２も同様です。

タイトルの「言葉は文化です大いにもて遊びましょう」は山城新伍さんがテレビでよく言っていた言葉です。しかし、この騒動は山城さんにも理解できない難しいものになった。

騒動の背景に「おふくろさん」の作曲者曽根幸明氏が病気で倒れてしまい、誰も助けてくれない中で川内氏だけが手を差し伸べて二人で森さんに歌う曲を作ったら本人が断ったというのです。

私の愛読書に「天才伝説横山やすし」という本があります。その中で萩本欽一さんは人気絶頂期の中でこんなセリフを残します。それは「一度人気が落ちないと本当にいい仕事は出来ませんよ」と言うものです。曽根氏も似たようなことを言っていました。

それは芸能界だけじゃなく、われわれにも言えます。挫折経験が人間を強くするというのは大平光代さんも言っていたし、九九もいえなかった子供が３０歳を過ぎてから先生になったという話もあります。

朝やっていた番組でケータイの成りすましメールでいじめがあるというショッキングな話を聞きました。メールと言うのは本来何かあったときに連絡やり取りみたいに使うものですが、それを悪用してしまうというのが許せない。

余談ですが、ケータイＮＧの学校もあるし、仲良しのブロガーさんの中にはケータイを持たない人もいます。

中学３年生のときにこんなことがありました。当時の担任の先生は３年生の担任はやりたくなかったといっていました。その先生は厳しい人で、勉強は２１時間以上、忘れ物を３回以上したら反省文なんていうペナルティー、授業中はお互いしゃべっていないか監視で、私生活まで管理されました。みんな先生が怖いから必死だったけど、私はストレスでうつになってしまいました。卒業式に先生は今までのことを謝りましたが、生徒との溝は埋めることは出来ませんでした。

人間の　嫌（や）なとこ覚えた　十五歳

と言う句は私の経験です。

私はそれを引きずって大人になったんです。気がついたら自分は犠牲者だと逃げまくるサイテーな人間になっていた。

実はこの話を書いたのも親からの説教で自分はどうすればいいのかと言う答え探しで書いたんです。事実、離婚してから親に甘えっぱなしで…。

今から１１年前に生活態度をめぐって親とぶつかり、東京在住のいとこのところに居候したことがありました。いとこは某大手スーパー勤務でそれも死ぬほど忙しいときだったので５日で帰ることにしたんです。そのときにいわれた言葉と言うのが「東京はお金がすべてだよ」でした。

最初はその言葉に反発していましたが、３年後に起きたお受験殺人事件を見ていとこの言葉は正しかったと痛感しました。加害者の母親は地方出身者で東京のシステムになじめなかった人だといいます。

最後に２・３日ブログ辞めようかと思いましたが、がんばりたいと思います。