スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

佐々木常夫氏が言いたかったこと。

2024年05月12日 22時08分54秒 | ももちゃんの読んでくれてありがとう
元東レ社長の佐々木常夫氏の訃報を9日に知りました。


彼の名前を知ったのは東日本大震災薬品1か月後の岡田有希子さんの命日に読んだ中日新聞夕刊のインタビューでした。


彼はどういう人かというと、秋田県出身で、幼くして父親を亡くしたため母親が苦労して働いていたという。東京大学卒業後に東レに入社し、そこで後に横浜市長となる林文子さんがいたことが大きな影響を受けたという。結婚して長男が生まれたもの、自閉症であることが解り、奥様がそれを苦にしてうつ病になり入退院をくり返す生活でした。


機能不全になりがちな家庭を5時半起床で娘さんと協力して食事を作り、会社のほうに事情を全て説明して仕事は全て定時で終わらせて帰宅後は子供の世話。土日は奥様の面会と家事炊事という生活です。


途中大阪への転勤で単身赴任になったときも土日は自宅のある関東方面に戻る生活をしていたという。


特筆したいことは長男が中学生になってからいじめにあい、当時は校内暴力のあおりで管理教育になり、中学生の自殺が多発した時代に自宅にクラスメートを呼んで生徒に「弱い子を思いやれる人間になって欲しい」と諭したらいじめがなくなった話です。


私は6年前に岐阜市主催で行われた講演会に行き、結婚していたときに義弟が自閉症で存在のない子供とされ、問題行動もひどく、父親がだらしない機能不全家庭で義母は嫁いびりを受け、義妹はヤンキーでモラハラ気質で耐えれなくなって離婚したとカミングアウトしました。


佐々木氏はそのことについて「隠し事をしてもいつかはバレる。」と言われました。


当時義妹のお腹にいためいも3歳の誕生日前に自閉症スペクトラム障害と言われ、私も仕事ストレスで体調を崩してうつの症状が出るようになり、メンタルクリニックで自閉症スペクトラム障害であることが解りました。


弟は佐々木氏同様に自分の娘の障害を受け入れましたが、中には子供の障害を受け入れず、モラハラ気質の父親もいます。


弟曰く、それが原因で離婚する夫婦も少なくないと言っていました。


自閉症児を持つ母親のブログの多くは我が子とご主人と学校と世の中の無理解への怒りを書いている人が多く、胸糞悪くなります。


佐々木氏の講演を聞いた障害を持つ母親からこのような不満を多く聞いたとインタビューで発言していました。


特にコロナ以後、生きづらさがクローズアップされるようになりました。


どうしたらこのような問題はなくなるんだろう…。


大ファンのサザンの桑田佳祐さんは家のことは奥様の原由子さん任せだと発言していたし、元メンバー逮捕時に「人間関係を大事にしろ!」と激昂していました。

それ以後人間関係は気をつけるよう心懸けています。

弟はめいである自分の娘が自閉症スペクトラム障害であることが解ったときに主治医の先生から「長い目で見てください。」と言われました。


私の父もめいのことを大事にしているし、かわいがっています。


それ故に佐々木氏の訃報はショックを受けました。


彼のHPのコラムも見ましたが、中には耳の痛い話もありました。


最後に佐々木常夫氏のご冥福をお祈りします。

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