先日、所さんのポニーキャニオン時代のアルバムが再発したと書いたが、エピックソニー時代に出した「故郷」という曲の話が「孤独死」の話だと書いたら、gooブログでコメントをくれるJIROさんが「実は出稼ぎの人の歌だ」と書き込んでくれました。
自宅に戻り、パソコンを開いてこの曲について調べたらすごくテーマの重い曲でした。
私が言っていた「孤独死」とは隣の部屋の人が「元気だ」と言って死んでしまったんだけど、その人から炊飯器をもらったというのだ。(要するに人が死ぬのを待っている)
ちなみにこの曲は昭和63年の話で、当事はバブルの真っ只中であった。そんな時代に千昌夫のパクリとは言えどもテーマの重い曲を書くとは…。
出だしの「知ってるかぁ、うまい話に乗っちゃダメだといっても乗らなきゃ食えねえーっ失敗したなあ」が今の世の中そのものである。
昨日の日記になりますが、トヨタショックの影響で岡崎市はアパートの解約が増加し、格差の問題がリアルに出ています。弟はローンを払いながらも運よく岡崎で4LDKのマンションに生活していますが、電気工事の仕事が忙しく、家にはなかなか戻れないです。6年前に起きた女子大生殺人事件の当時17歳の男も家と学校で孤立し、コンプレックスが鬱積した結果刃を女子大生に向けてしまった。
テレビでこれを見たとき「所さんすごく暗い歌歌っているなあ」と思いましたが、現実はこうでもしないと都会では生きて行くことができないです。
9年前に起きたお受験殺人も東京は地方出身者には冷たいという現実と言葉を悪く言えばお金がないとああいった社会では浮いてしまうということを知っていれば悲劇は起きなかったのでは…。
ちなみに「故郷」は20周年カミバサミーズ2に収録されています。
最後に一言・今日から桑田さんのAAA「ひとり紅白歌合戦」がスタートしましたが、衣装は冠二郎みたいなスーツか?