フワちゃんとやす子さんの遺恨を見てこんなことを思い出した。
今の芸能人に欠けているのはサザンの桑田佳祐さんが元メンバー逮捕時にコメントした「人間関係大事にしろ」「叱ってくれる人を置きなさい」という言葉でした。
桑田さん自身も過去に某アーティストと遺恨があったし、サザンの所属事務所アミューズの創業者である大里洋吉氏は天下のナベプロでキャンディーズのマネージャーをしていた人で、彼女たちの「普通の女の子に戻りたい」宣言の仕掛け人でもあったので、芸能界の人間関係がいかに難しいかを教えたのではと思う。現社長でマネージャーの中西正樹氏はサポートメンバーの斎藤誠さんが「コミュニケーション能力に長けている」と褒めており、桑田さんも全力で彼のことを信頼しています。
私自身も子供の頃からスクールカーストやマウントの取り合いの酷い環境にいたし、自分の親も周囲の人との人間関係に苦しんだ。
今だから話せるけど、高校時代のクラスメートに中学時代から先生も手に負えないヤンキーがいて、そいつのいじめのターゲットにあいました。私は我慢していたけど、心配してくれる人が親にいじめのことを話しました。その時に父親が話の解る弁護士に相談すると言ったお陰でいじめはなくなりました。父親が弁護士に相談していなかったら高校も辞めていたかもしれません。
私の年代は校内暴力のあおりもあり、ヤンキーとかが多かった。その裏で生きづらさを抱えていた人もヤンキー以上に多かった。
私自身も学校というシステムが合わない子供で、めいがASDであることが解り、仕事ストレスで体調を崩し、耳鼻科の先生に忠告されて行ったメンタルクリニックで勇気を出して検査を受けたら自分自身もASDでした。
今は多様化社会で不登校でも通信制やサポート校で高校進学出来るけど、私の時は高校に行けなかったら絶望とも言われていた。
今だから話せるけど、中3の夏休みに岐阜から母の実家のある新潟に帰省していたときに留守番していた祖父の元に担任から電話がかかってきた。
今の岐阜新聞のテストが月末にあるので勉強をサボっていないかの監視でした。
担任は厳しい人で、いじめを絶対許さない反面、当時の教育現場が男尊女卑で受験に関係ない科目の教師の立場が悪かったこともあり、生徒に対して支配的な面もありました。
私の悪口を言った元クラスメートまで公開処刑していました。
ふたりの専門学校進学者以外は全員高校進学でひとりの落ちこぼれも出ませんでした。
何故なら担任が怖かったからです。
私は高校そして社会人と人間関係を築くのに苦労しました。
母の死後、その苦悩を父に打ち明けたところ、父は黙って私を受け入れ、教師という人間が心の狭い人が多いというのと、ダメでもほかの道を見つければ良いと言っていました。
私は結婚後に旦那の妹ふたりが高校に行けなかったのを見て「厳しい環境で我慢して高校に行けた自分は恵まれているんだ。」と思いました。上の妹は機能不全家庭が原因でモラハラ気質が強く、ヤンキーとなり、高校入試失敗で暴走族に入り、親が苦労して辞めさせてもその性格は抜けませんでした。
私はヤンキーにいじめを受けたこともあり「ああなりたくない」と強く思いました。
向こうの家族との確執や田舎で自由もお金もない生活で体調を崩したことで3年で離婚しました。
その2年後にサザンの元メンバーだった大森隆志さんが逮捕され、それに関して桑田佳祐さんが言った言葉が「人間関係を大事にしろ」でした。
当時私は急性胃腸炎が治らない状態でその発言をラジオで聴いていました。
その年に桑田さんの「無人島でライブがやりたい」発言で静岡県浜松市の浜名湖ガーデンパークで夢人島フェスというアミューズのフェスが行われましたが、発表がフェスの2か月前で、突貫工事で準備されたのでガーデンパークから浜松市のホテルに戻れたのが日付が変わる前で、酷いと2日行った人で、東名で帰宅してそのまま会社に行った人もいました。
事件がなかったらフェスは早い発表だったのかもしれません。
事件の影響で2年後にサザンは無期限活動休止と過去のテレビ番組の映像が使えなくなり、大森さんの存在はなかったことになってしまいました。
桑田さんが文春の連載でコンプライアンスが厳しくなったと述べたようにフワちゃんの件で桑田さんの言葉の答えがその騒動に出てしまいました。
私自身も職場の管理が厳しくなったし、良かれと思ってやったことがNGだったというのもありました。
フワちゃんの件で離婚したときに元ヤンキーでモラハラ気質の旦那の上の妹に対して「あんな人間になりたくない」と思うこと自体人を傷つけてしまう行為なのではと思った。
母の故郷でもある新潟県上越市の中川市長もフワちゃん同様に思ったことをズバズバ言う人で、私立高校と工場労働者と高卒者に対する差別ハラスメント発言で針のムシロ状態です。
中川市長に対しても「あんな人間になりたくない」と思ってしまいました。
中高生の頃は反抗期が酷く、生きづらさを抱えていたため人に対して「あんな人間になりたくない」という気持ちの強い子供でした。
しかし、自分が介護の仕事をやってから言われたのは利用者様からの否定の言葉がほとんどでした。
それはどこかしら相手に対していい感情を持っていないのが態度に出てしまったのかもしれません。
今回6連休を取ったのも悪く言えば仕事ストレスで体調を崩したことで現実逃避するためだと言えばそれまでです。
弟は自分の娘がASDと診断されたとき主治医の先生から「芸能人とアスリートは特性の強い人が多い。」「この子は長い目で見てください。」と言われました。事実芸能界とアスリートは特性の強い人が多く、アメリカの水泳選手のマイケル・フェルプスのように特性をプラスにしてメダリストになった。芸能界はそれプラス機能不全家庭に育った人も多く、歌手の三浦祐太朗君の母の山口百恵さんのように生活のために芸能界の仕事を選び、人気絶頂期にアイドルを引退した。
最後に自分達にも言えるけど些細な遺恨が今の世の中多すぎる…。