先週ボーナスが出たので楽天スーパーセールを利用して桑田佳祐さんの「がらくた」ツアーと松任谷由実さんの「SPECTACLE SHANGRILA Ⅲ」のDVDを買ってしまいました。
桑田さんとサザンに至っては音楽ソフトに対しては6年前にDVDからブルーレイに移行していますが、車がナビドラレコ対応となり、CDよりライブDVDを聴きながら運転するのが楽しみになりました。
しかし、ユーミンさんの「SPECTACLE SHANGRILA Ⅲ」だけは車で再生するにはもったいない迫力がある。
このライブDVDを購入するきっかけが彼女のデビュー50周年を記念したベストアルバム「ユーミン万歳」で、You Tubeで過去のライブの映像が公式チャンネルで見ることが出来るというので一番インパクトが強かったのがこのライブでした。
桑田さんの呼び捨てツアーのときのシルバーのスーツ(私がアリーナ1列目で見た時は白ジャケットに黒パンツのフォーマルスタイル)やILOVEYOU〜now&forever〜ツアーの鯉のぼりスーツも真っ青なド派手衣装で当時53歳(平成19年のライブです。)なのにマジシャンみたいな衣装でホットパンツにニーハイブーツで歌っているし…。
それ以上なのがこのライブがコンサートとサーカスの融合というもので12秒でステージがプールになり、ユーミンの周りでアースティックスイミング(当時はシンクロ)のパフォーマンスをやるというのが凄い。
「時のないホテル」では男性ダンサーのアクロバットが半端なく、スイングプレートに乗っていたユーミンが消えた後に高い位置からダンサーがダイブしたときは悲鳴が上がっていました。
本編ラストは「真夏の夜の夢」で盛り上がっておしまいですが、メンバー紹介の後でユーミンが水面に花を手向けるとシンクロの世界選手権金メダリストのウィルジニー・デデューさんが登場するラストが強烈でした。この他にシドニーとアテネオリンピックの銀メダリストの武田美保さんも出演していました。
ユーミンのライブはステージに象が登場したり、エレベーターやたくさんのテレビモニターから人が登場したり奇抜な演出でも知られていますが、SPECTACLE SHANGRILAは平成11年と海外公演も行われた平成15年とラスト公演は平成19年に行われましたが、お金がとんでもなく(50億円かかったとも)かかるのと諸事情で3回でおしまいになったという。
桑田佳祐さんの「やさしい夜遊び」で私が「桑田さんといえば『コスプレ』でしょう」と投稿したのが採用されたときに真っ赤になって照れて「よく見てるねえ」「あれはコスプレじゃなくて武装です!」と発言。
言い替えれば西川貴教君のあの衣装も松田聖子ちゃん(とあえて言う)のフリフリドレスもビートたけし御大のカブリモノもコスプレじゃなくて武装と言うことで(笑)。
桑田さん、ユーミンさん50歳過ぎてもホットパンツにニーハイブーツで歌っているんだけど。
ユーミンさんのあのお衣装はユーミンさんなりの武装というわけで…。
ユーミンさんのサポートメンバー経験者で「エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌った高橋洋子さんが一番有名ですが、個人的には大江千里さんや浜崎あゆみさんのサポートメンバーとして活躍した濱田美和子さん(父親は元阪神の松木謙治郎氏)や彼女の後任でサザンや桑田さんのソロライブでお馴染みの清水美恵師匠のイメージが強いです。
濱田さんが浜崎あゆみさんののサポートをしていたこともあり、彼女がやりたかったのはユーミンのライブのようなことだったのかも。
来年のデビュー50周年ツアーの後期日程も発表され、私はユーミン万歳の特典でチケットの優先権を持っています。
本当は前期日程で発表された来年8月の日本ガイシホール公演をエントリーする予定でした。アルバム購入当時県外どころかライブに行ける目処が立っていなかったのと来年のサザンデビュー45周年ライブが新国立競技場で開催することを考えてエントリーしませんでした。
ユーミンのライブ=敷居が高いというイメージが強くて、カルビーの時代にたくさんのボーナスをもらえても彼女のライブは行く勇気はありませんでした。
エントリーは来年の2月です。
問題は当選した後です。